ブランディングと一言で言っても、確定された方法はありません。

様々な企業が様々な手法でその方向性を決め、より良いイメージを世間一般に持ってもらうために戦略を練っています。

今回は、多様化するブランディングの手法について解説します。

 

ブランディングの種類

ブランディングの種類は、企業や商品によって異なっておりどれが正解というわけではありません。

時代背景も考慮し、より多くの人に影響を与えるためにはどのようなイメージ戦略が必要かを考えなければなりません。

ブランディングの種類を明確にすることで、より相手にマッチしたアプローチができます。

 

マーケティングブランディング

ブランディングのいくつかある手法の中に「マーケティングブランディング」というものがあります。これは、どのようにしてユーザーに広く認知されるかを考える手法です。

メジャーな例では、マクドナルドなどは特に回転率を重視して営業しています。

「いかに早く便利に」を追求することで、その手軽さや価格帯が一つのブランドなっているといっても過言ではありません。

また、スターバックスは客の心情に重点を置いています。

何時間いてもリラックスできる空間づくりをし、休憩がてらコーヒーを楽しむ人からノマドワーカーまで幅広い層の支持を得ています。

このように、その会社が何に重点を置き世間に提示していくかを考えるのが「マーケティングブランディング」です。

これも一つのユーザーのイメージによって左右される要素であり、うまくマッチしていけばその分野で右に出るものは居ないほどの強力な特徴となります。

 

企業ブランディング

企業ブランディングは、一言で言うとエンドユーザーや関係する会社とどのような関係性を構築していくかを考えていくブランディングです。

「〇〇という製品はやはり□□製じゃないとダメ」というように、絶大な信頼を得ることで企業イメージや商品のイメージをアップさせることに繋がります。

主なアプローチ方法として、企業のHPやテレビや新聞などのメディアに多く出てより多くの人々の記憶に残らせることが挙げられます。

他社の真似をするだけでなく、独自にアピールできるポイントを押していくことで印象的な経験を消費者に与えることができるでしょう。

例えば、Googleは主に検索サイトというイメージが有りますが、徹底して外部にテクノロジー会社であるということをアピールすることでその他のツールの開発時でも信頼を得ています。

今やシェアを拡大し続けているAndroidやYouTubeもGoogleの製品です。その存在は、今ではよりエンドユーザや関係する企業にとって身近な存在に成長しました。

自社ブランドとしての強みを持つことで、自由な決定権を持ち世の中に浸透させていくことができます。

 

製品ブランディング

製品ブランディングはマーケティングと近いイメージかもしれません。

どんな商品をどんなユーザーに売っていくかを考えていく手法です。

それぞれの製品やサービスに対して他社にはない付加価値を付け独自の路線や販路を拡大していき、広く浸透させていくことで長期間利用されるものへと変化させていきます。

例えば、製品の素材や製造国などもこれに含まれます。

同じような製品ではなく、それにしかないこと、できないことを加えていきます。接客業でのサプライズやパフォーマンスをしながら料理するなど、プラスαすることで他社との差をつけます。

 

営業ブランディング

営業は単純にものを売り込むだけの行動ではありません。

どのようにしてその製品やサービスが必要と感じてもらえるかを考えるのも大切です。

例えば、ピアノなどの高額な商品を買ってもらうために、何も知らない人の家に営業に行ってもすぐに購入してもらえること可能性は低いでしょう。

一方、ピアノ教室に通い、ある程度イメージがわいている人であればおのずとピアノが必要となってきます。このような手法により成功しているのが、ヤマハ等の音楽教室を開いている楽器店です。

その人の生活の一部とすることで必要不可欠なものに成長させるアプローチをしていくのが営業ブランディングです。

 

的確なブランド構築をするために

ブランドとは何かと問われると、一概に明確な答えは出ません。

ブランドは個々のイメージで存在し形作られているもので、こちらが一方的に定義することが出来ないものだからです。

 

一番大切なのは訴求先

例えば、一般的なエンドユーザーに広めるためには徹底的なプロモーションやネットへの拡散等が必要です。

それに対し、BtoBで広めていきたい場合は機関誌などに自社の売りを分かりやすく明記し、目に留まるようにしてもらう努力をします。

このように、誰に向けて展開していくかで手法や規模も変化してきます。こうすれば成功するというような確実なマニュアルはありませんので、場面ごとにアプローチを変えていく必要があります。

より効果的なブランディングをするためには、相手のイメージしているブランドという枠にきれいに収まる必要があります。このイメージが一番湧きやすい世代や対象者に的確にアプローチすることでその効果も深まっていくでしょう。

 

分析こそブランディングの肝

PEST分析という言葉が有ります。

「Politics(政治)」「Economy(経済)」「Society(社会)」「Technology(技術)」の頭文字からなるもので、時代背景を含めて今現在必要とされているものを見分ける手法です。

ここに重点を置いて細かく観察していくことで、商品が出た後の戦略にも影響します。

時代錯誤なアプローチは万人に受け入れられません。

例えばコロナ禍であれば、その時代だからこそ受け入れられるイメージや必要とされる商品が存在します。

そこを上手に見極めて拡散するツールを選んでいくことが、広く世間で認知されることへの近道です。

 

現代の拡散ツール

ブランディングの手法も多様化が進んでいます。

例えば今までだと新聞やテレビ中心のプロモーション等が主流となってきましたが、1990年代後半から2000年代初頭にかけて急激にインターネットの発達が進み、どこにいてどんな状態でも「情報」というものが手に入る時代になりました。

TwitterやInstagramで広く訴求していくことで、広告を目にするユーザーも増えてより効率的な拡散が可能です。

著名人などとのコラボレーションもブランディングの手法の一つと言えます。

 

ところが、闇雲に何でもかんでも顔を出せば売れるというのではなく、商品ごとに的確な拡散方法があります。その選択を間違えると商品や企業についてのイメージがうまく出来なかったり、下手なプロモーションだなという悪いイメージを与えかねません。

「誰」に「どのように」イメージしてもらいたいかをよく考えて、拡散する方向を決めていく必要があります。

 

イメージ戦略の落とし穴

商品を売っていく方向性も訴求先も決まって、いざ世に出してみるとあまり反応が芳しくないことも多々あります。

リサーチや計画は完璧なのになぜか広まらない場合、欠点となる部分が何かを知ることが大切です。

主な理由として挙げられるのが、企業側とエンドユーザーや顧客との認識のズレです。

どれだけ良い戦略で良いイメージを植え付けようにも、手に取る側がそれを理解しなければ効果が出ません。

自社の商品を認知させたいことだけに固執して、他社とは違う特徴の内容が分かりにくくなっていては消費者に魅力を感じてもらえないでしょう。

 

消費者が好むのは、「明確な差」です。

二つを手に取って比べたときに選びやすいのは、分かりやすい表記や使いやすさなど今までになかった改善点などが認められる方です。

違いが微々たるもので分かりにくければ、従来品で十分なので消費者もあえて冒険はしないでしょう。その点をクリアするためには、明確で大きな差と、誰が見ても分かりやすい特徴が必要です。

企業は商品の専門家なので細かいことまで説明しなくても違いが見えています。しかし、初見で手に取るエンドユーザーにとってはピンと来ていないことも少なくありません。

個々の認識の差をいかに埋めていくかで、効率的なブランディングができるか否かを決定づけていきます。

 

まとめ

ブランディングの種類は年々その数を増やしています。

つまり情報媒体の数だけやり方が存在するということです。

それぞれの商品や企業にとって一番合致したものを選び、分かりやすく特徴を伝えていくことこそが成功するブランディングのための第一歩と言えます。

投稿者プロフィール

マーケティング出版プラス編集部
マーケティング出版プラス編集部
学生や子育て中のママなど、様々なバックグラウンドを持つメンバーが所属。

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