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本が出版されるまでの流れをすべて公開

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本が出版されるまでには、企画の立案から執筆、編集、ページレイアウト、印刷まで、多くの人がさまざまな作業を行わなければなりません。

今回は本が出版されるまでの流れについて、それぞれの作業別に、目安となる期間と合わせて説明していきます。

 

①本の内容についてや構成案の提示など「下準備」の期間

本を書き始めるにあたり、どのようなストーリーにするのか、その組み立て方や展開方法についてなど、まずは本の企画案と構成案を作る下準備を行います。

この下準備にかかる期間の目安は、2週間〜1ヶ月程度です。

企画案と構成案が出版社から採用されることで、執筆や取材に取り掛かることができます。企画案、構成案それぞれの一般的な作り方は下記の通りです。

 

本の企画案の作り方

はじめに、本の企画案を作成していきます。これは本のコンセプトを作成するためのとても重要な工程です。

企画案はA4サイズ一枚程度のボリュームで作成します。

どんなジャンルの本を書きたいのか、書店のどの棚に置かれるのかなど、イメージしている内容をわかりやすく具体的に記していきます。また、この企画案を作成しているタイミングで読者ターゲットを決めておくことも大切です。ターゲットとする性別や年代、職業など、細かく記載してください。

本の企画案は、これから本を制作していく過程の中で最も重要なポイントとなります。出版社側がイメージしやすいように、わかりやすく具体的に記載しましょう。

この企画案の作成にかかる期間の目安は、2週間程度です。

 

構成案の作り方

本の企画案で制作する本のコンセプトと具体的な読者ターゲットを決めたら、本の骨組みとなる校正案を作ります。

構成案の作り方の順序としては、大きな骨組みを作ってから細かい骨組みを作っていきます。

まずは各章のタイトルと内容を決めます。書籍内容によって変わりますが、ほとんどの場合5〜8章で構成されます。それぞれの内容を大まかに決めましょう。

大きな骨組みができたら、さらに細かい部分の骨組みを作っていきます。具体的には、それぞれの章に入る見出しの作成作業です。各章の見出しを10個ずつ作りましょう。

また、このタイミングで文章のテイストも決めておきます。若い年代の人をターゲットにする場合は読みやすい文章に、専門的な内容の本を作る場合にはかしこまった固めの文章にするなど、ターゲットに合わせた文章のテイストにします。

企画案の作成にかかる期間の目安も、2週間程度です。

 

②取材~執筆・編集作業までの「原稿作成」期間

企画案が採用されたら本格的に取材や執筆、編集など、原稿の作成をしていきます。

執筆を自分で行う場合にはすぐに執筆作業に入りますが、ライターを起用する場合には編集者とライターよる取材作業もあります。

執筆が完了したら誤字脱字の確認や訂正などの編集作業を行います。

それぞれの詳細は、下記の通りです。

 

取材・執筆について

提案した企画案と構成案が完成したら、それらをもとに実際に文章を執筆していきます。執筆をライターに依頼する場合には、構成に沿ってインタビュー取材を行います。

取材内容により変わりますが、取材時間は一本につき1時間半〜2時間程度です。5〜6回程度取材を重ねていきますが、取材の間が空かないように、なるべくスケジュールを詰めて立てます。

取材が完了したら、執筆作業に入ります。

なお、ライターを起用せず自身で執筆する場合には取材作業は行わず、すぐに執筆作業に入ります。原稿の執筆と共に編集者による編集作業も進めます。取材から執筆、編集開始までにかかる期間は、3ヶ月程度です。

 

素材選定や編集作業

ライターによる執筆と共に編集作業も並行して行います。

編集作業とは、出来上がった文章の誤字脱字や表現を修正しつつ、書籍企画の現場指揮も行う作業のことです。現場の指揮には、執筆や編集内容に応じて補足取材を依頼することなども含まれます。

この編集作業のタイミングで、掲載する図表や写真のなどの素材の選定、点数を決めておきます。

ライターと編集者が入校日までに何度も原稿のチェックを共に行い、文章を完成させていきます。編集作業にかかる目安は3週間程度です。

 

 

③ページレイアウトや校正など「制作」期間

原稿が完成したら、正式にタイトルとコピー案を決めたり、デザイン案を選んでいく「制作」期間に入ります。

この作業では、原稿の内容に合ったタイトルやデザインを選ぶことが重要になります。制作期間にかかる期間の目安は2ヶ月程度です。

それぞれの詳細は、下記の通りです。

 

タイトル・コピー案を決定

下準備の構成案作成のタイミングで、仮タイトルではなく正式なタイトルとコピー案を決定します。

完成した原稿の内容と照らし合わせ、その本に合った案を出し、決定していきます。タイトルや帯のキャッチコピーは、実際に書店に並んだときに、どの層に向けた本なのかがわかるようなものを付けましょう。

また、これと並行して校正作業も行います。校正作業では、ページレイアウトされた原稿や図表の確認を行い、必要に応じて修正していきます。

以上2つの作業にかかる期間の目安は、2〜3週間程度です。

 

書籍にあったデザイン案を決定

タイトルやキャッチコピーが決まったら、最後に内容に合ったデザインを決めていきます。

文字量が変わるだけでデザインが大きく変わってくるため、文章や文字量が全て確定したこのタイミングでデザインを決めます。

デザインの理想案がある場合には、写真などを資料として用意しておくことでイメージが伝わりやすいでしょう。

複数のデザイン案から、デザインと中身が合っているかの照らし合わせなどを行い、最終的なデザインが決定します。

 

④印刷会社へ入稿~見本完成・販売までの「発行」期間

文章、タイトル、キャッチコピー、デザインが全て完成したら、最終チェックを行います。修正箇所などが無いことを確認した後、本が完成したことを意味する「校了」をし、印刷会社へ入稿します。

入稿が完了してから印刷・製本が行われ、校了から約1週間程度で見本が完成します。お客様への納品や出版取次を経由して書店での販売までには、見本の完成から10日ほどかかります。

入稿から見本の完成、販売までの発行期間にかかる目安は2週間〜1ヶ月程度です。

 

まとめ

一冊の本が完成するまでには多くの過程があり、それぞれの過程で多くの人が関わり、多くの時間がかかります。

今回ご紹介した本が完成するまでの作業過程の他にも、新聞広告やセミナーイベントなど、発売するにあたりさまざまなプロモーションを行う場合もあります。

なお、執筆と編集作業やタイトル・コピー案の決定と校正作業は同時進行するケースがほとんどです。その分タイトなスケジュールで進行を行わなければなりません。

今回ご紹介した期間はあくまでも目安です。進行状況などにより大きく変わることもあることを把握しておきましょう。

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