【自費出版】出版社の上手な選び方とは?おすすめの出版社14選

出版社の上手な選び方 おすすめ5選

「自費出版」とは著者側で費用を負担し、誰でも本を出版できる方法です。

いわば本の出版について全くの素人でも出版できるということです。

自費出版の際にまず重要になってくることは、出版の知識がなくてもトラブルに巻き込まれないための上手な出版社選びを知っておくことです。

 

今回は

  • 自費出版をサポートしてくれるおすすめの出版社
  • 出版社を選ぶコツ

をご紹介します。

 

これから自費出版を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください!

 

【監修者】
 梶田 洋平
 ラーニングス株式会社 代表取締役
大学卒業後は証券会社に入社し、5年弱勤めて退社した後、出版事業を手掛ける会社を起ち上げる。
大学時代からこれまで自身が著者で出版した本は16冊、読んできたビジネス書・実用書は3,000冊以上。はじめて本を出版する企業や個人事業主の方を対象に、出版でビジネスを加速させるお手伝いに力を入れる。

 

 

出版 資料

 

自費出版とは

「自費出版」とは、出版社が出版に関する費用を全額負担して出版する「商業出版」とは違い、著者自身で出版費用を負担して本を出版する方法のことを指します。

商業出版から本を出版する場合、本を商品として扱うため、厳しい審査を通過し選ばれたものだけがその切符を手に入れることができます。

しかし費用は自己負担のため、その本が売れる見込みがあってもなくても「本を出版したい」という熱い気持ちさえあれば、誰でも出版できるのがポイントです。

 

関連記事

  本業での稼ぎが心もとないという場合、副業したいと考える人も多いのではないでしょうか。 「自費出版」は、印税という形で収入が得られる魅力的な副業です。 しかし、会社勤めを本業にする人の中には、就業規則に[…]

副業禁止の企業でも自費出版は問題ない?

 

おすすめの自費出版社14選

自費出版を考えている方に向けてここからオススメの出版社を14社、それぞれの強みもあわせてご紹介します。

  1. ラーニングス株式会社 
  2. 文芸社
  3. パレードブックス
  4. お手軽出版ドットコム
  5. 幻冬舎ルネッサンス新社
  6. 青山ライフ出版
  7. 家の光出版総合サービス
  8. 株式会社栄光プリント
  9. 東京図書出版
  10. 日宝綜合製本株式会社
  11. 株式会社精興社
  12. 株式会社正文館書店
  13. 寿印刷株式会社
  14. 関東図書株式会社

 

ラーニングス株式会社

当サイトを運営している「ラーニングス株式会社」でもあなたの自費出版をサポートします!

ラーニングスは企業や個人事業主様のビジネスを加速させるための自費出版である「企業出版」を専門としている出版社です。

ラーニングスでは自費出版で最もトラブルになりやすい“費用”でのトラブルを防ぐために、パック料金でご案内。
自費出版でありがちな、本の制作途中に発生する追加料金を頂かない体制を心がけています。

実際にラーニングスから本を出版し、その後著者様のビジネスにも好影響があったりと嬉しい声もたくさん届いております。

自費出版してみたいと考えていてもなかなか踏み出せな方や、いまいち想像ができない方は、実際に自費出版をした方のインタビュー記事がございますので、こちらをチェックしてみてください。

参考記事:インタビュー記事一覧

ラーニングスの売上アップを実現に特化した企業出版サービスについて、無料資料をご用意しています。

企業出版に少しでも興味を持たれた方は、ぜひご覧ください! ➡無料で資料ダウンロード

 

関連記事

  個人で本の出版にチャレンジしたいとき、かかる費用の心配はつきものです。 「書店に並べるにはいくらくらいかかる?」 「できるだけ費用を抑えた本の出版はできる?」 などなど、知りたいことは尽きないはずで[…]

本の出版費用の平均は?

 

文芸社

まず、初めにおすすめしたい出版社は「文芸社」です。

文芸社は数ある自費出版社の中でも、最も有名な会社の一つです。

通常自費出版は、流通に力を入れているところは少なく、大抵流通や宣伝は著者自身で行うケースが多いです。

しかし文芸社では、書店に流通し出版してくれるのが魅力です。

また担当者が付いてくれるので、常に相談をしアドバイスを貰いながら出版作業を進められることも心強いです。

自費出版でベストセラーになる本は数多くはないですが、文芸社からは「リアル鬼ごっこ」や「B型自分の説明書」などヒット作が出ています。読んだ方も多いのではないでしょうか。

パレードブックス

パレードブックス」はもともとは本の出版ではなくデザイン業を主にしていた会社です。

そのため、本の編集やデザイン制作までを自社内で完結することができます。

本の編集やデザインまでを自社内で完結できるために、費用も比較的に安く抑えられるところが人気の秘密!

本の製本については、シンプルに主に3つのプランが用意されていて、また様々な有料オプションも用意されていますよ。

また本の売上は定価の50%を還元してくれる点も、パレードブックスが選ばれる理由です。

お手軽出版ドットコム

お手軽出版ドットコム」も上記のパレードブックスと同様に、編集やデザインも自社内行うため、費用を安く抑えられることができます。

また、お手軽出版ドットコムでは出版する本に合わせて、最も相応しい印刷会社、印刷設備を選び案内してくれます。

本を出版する際に流通のことまでも考えている方、お手軽出版ドットコムには、本の流通・販売に関するプランがいくつか設けられているので、要チェックです。

幻冬舎ルネッサンス新社

幻冬舎ルネッサンス新社」は、よく書店でも目にする総合出版会社「幻冬舎」のグループ会社です。

幻冬舎ルネッサンス新社のおすすめポイントはやはり、総合出版会社が持つ強みを活かした、販売力と編集力。

総合出版社ならではのベテラン編集達による編集は、素人にはとても心強いサポートになります。

自費出版が初めて方でも、プロの担当者が二人三脚でしっかり出版までの道のりを歩んでくれるので安心です。

また全国に4,200店舗も販売経路があるため、あなたの出版する本が近くの書店で並んでいる光景を見るのも、現実になるかもしれません。

青山ライフ出版

青山ライフ出版」は他の出版社と比較すると価格設定が安いということで評判です。

また著者と「正直、真摯に向き合ってくれる」と対応面でも好印象な口コミが集まっています。

社史や企業PR、小冊子からDVDといった、出版のバリエーションが豊かな点も高ポイントです。

また少ない部数からでも出版が可能なため、「本を制作したいけど流通までは考えていない」「身近な方に配って読んで貰いたい」というような目的の方には、特におすすめです。

家の光出版総合サービス

家の光出版総合サービス」は、図書づくり40年以上のキャリアを持った自費出版サービスです。

小説、伝記、エッセイ、写真集、旅行記、歌集、句集、画集、絵本などさまざまなジャンルの本を作ってきた実績があり、ベテランの編集者が出版をサポートしてくれます。

株式会社栄光プリント

石川県金沢市の「栄光プリント」は、自費出版を手がけて50年の印刷会社です。

そんな栄光プリントが自費出版の専門店としてオープンしたのが『栄光書房』です。

栄光書房は対面での打ち合わせを経て出版プロジェクトを進行する形式を得意としています。

アドバイザーが著者に寄り添いながら、本作りをサポートしてくれます。

 

東京図書出版

東京図書出版」は株式会社ブレインが運営する自費出版のサポート事業です。

医学専門書から小説や美術作品集など、ジャンル問わず自費出版をサポートしてくれます。

読みやすく見た目も美しい組版の品質の満足度が高い本を作ることに自信を持っていますので、出版する本の装丁やデザインにこだわりたい方にはおすすめできます。

日宝綜合製本株式会社

岡山県にある製本会社「日宝綜合製本株式会社」でも、自費出版のサービスを展開しています。

小説、エッセイ、詩歌、絵本、写真集などの作品や学術・研究論文まで、あらゆるジャンルの自費出版の制作に対応しています。

製本会社ならではの技術で、製本や装丁の要望にも可能な限り応えてくれるそうです。

また、最新の印刷機と製本機を設備していることで1部の注文から可能で、部数の縛りがないため、低価格での自費出版が可能です。

 

株式会社精興社

1913年の創業し、100年以上の歴史を持つ老舗の印刷会社「株式会社精興社」は自費出版サービス「精興社エクセレントブックス」を提供しています。

精興社エクセレントブックスでは美しい文字、精緻な組版にこだわっています。
精興社が独自に開発した“精興社書体”は、編集のプロからも定評がある美しさです。

自費出版サポートサービスでは、用紙に合わせた刷り上がりや製本などを知識と経験がある営業マンがアドバイスしてくれます。

株式会社正文館書店

愛知県名古屋市の「株式会社正文館書店」でも自分史、短歌、俳句、詩、写真、絵画など、あなたが書き溜めている作品を本として出版するサポートをしてくれます。

正文館書店では希望の書店(愛知県書店商業組合加盟店に限る)の店頭に、1ヶ月5書店まで自費出版で出した本を流通させてもらうこともできます。

自費出版の費用に関しては多くの場合見積もりを取らないとわかりませんが、正文館書店のホームページには出版費用の例として以下のように記載されていました。

たとえば300部、60ページ、小冊子タイプの予算は80万円から。
300部、200ページ、ソフトカバータイプは120万円から(ハードカバーはプラス5万円)。

引用元:株式会社正文館書店

 

寿印刷株式会社

東京都大田区の印刷会社「寿印刷株式会社」の自費出版では、原稿入稿から完成まで担当者がつき全面的にサポートしてもらうことができます。

本の制作や印刷は一貫して社内でおこなわれるため、本の情報が流出する心配がなく、また著者の希望が確実に伝わりやすいのが特徴になっています。

関東図書株式会社

埼玉県さいたま市にある「関東図書株式会社」でも、自費出版を親切・丁寧にサポートしてもらうことが可能です。

専門の編集者が原稿に目を通し、著者と話し合いながら内容を整理・編集して本を作り上げていきます。

自費出版された本にISBNコード(書店で流通させるために必要なコード)をつけることも可能で、全国の書店注文にも対応しており、大手オンラインショップで販売することも可能です。

 

※以下の記事では企業のブランディングのための出版である「企業出版」が可能な出版社を比較しています。

関連記事

  企業出版とは法人が出版社に対して書籍の流通を依頼し、出版費用を法人側が負担するスタイルです。 書籍を通じて商品・サービスのPRやブランドイメージの発信を行えば、ほかの媒体を使うよりもはるかに長期的な集客効果[…]

企業出版 出版社 比較 おすすめ

上手な自費出版社の選び方

ここから上手な出版社の選び方を紹介します。

まずは出版社のHPをしっかりチェックする

誰でも本を出版できる自費出版だからこそ、トラブルが起こりやすくもあります。

自己負担で本を出版するからこそ、絶対トラブルは避けたいもの。

そのためにまず大切なことは、出版会社が信用できる会社かどうか見極めることです。

まずはその出版会社のHPやパンフレットで会社の設立年度や実績、歴史などをしっかりチェックしましょう。

きちんと歴史があり、またベストセラーとなった本が出ている会社ならば信用しても大丈夫だと言えるでしょう。

自分の予算を決めて見積書が具体的かをチェックする

次に自費出版で大切なことは、初めにおおよその予算を決めることです。

自費出版では何かと追加オプションで費用が膨れ上がったりと、最終的な費用に関するトラブルが発生しやすいです。

そのため見積書は必ず契約前に細かく目を通し、小さな疑問や不安は出版社に相談してクリアにすることが重要です。

また見積書に記載されているもの以外にも、制作途中で追加料金がかかるものがあるのか、かかる場合は具体的にいくらで、どのような条件の時にかかるのかも確認してください。

これらを明確に分かりやすく表示してくれる出版社を選びましょう。

※予算の面で自費出版を迷っている方には、紙の本よりリーズナブルな「電子書籍での出版」という手もあります!
詳しくは以下の記事をご覧ください。

関連記事

  現在は、電子書籍での出版にすることで比較的手の届きやすい金額で本を出せるようになりました。 スマホやタブレットが普及し、電子書籍の利用者が多くなったおかげです。 電子書籍は登録して一度オンライン上に掲[…]

電子書籍の出版費用|本の出版費用とここまで違う

 

関連記事

自費出版する際は、事前になににどれくらい出費が出るのか計算しておかないと、費用の問題でつまづいてしまうことがよくあります。 しかし、出版費用には様々な要素が関わりますので、最初はどのように見積もりを取って比較するべきか分からないことが[…]

女性 疑問

出版社が得意としている本のジャンルをチェックする

せっかく本を出版するならクオリティーの高い本を出版したいものですよね。

担当者や編集者も当然ながらそれぞれに、専門知識を持っています。

本の内容や構成について専門的な細かい相談や、的確な校正、本に最適なデザインなどのアドバイスを受けたい場合には、その本のジャンルの専門の出版社を選ぶことがカギになります。

気になる出版社を見つけたらまずは、自分が出版したいと思っている本のジャンルを得意としているのかを確認しましょう。

 

企業出版を検討した際の出版社の選び方については、ラーニングスのホームページブログが参考になりますので、ぜひこちらの記事をご覧ください↓

企業出版のラーニングス

マーケティングやブランディングのために出版することを検討した際には ●どの出版社を選ぶべきか? ●何を比較するべきか? …

 

編集や校正をしてもらえるかチェックする

本の完成度を左右するのに大きく関わってくるのが、編集や校正のスキルです。

自分では完璧だと思った原稿でも第三者の目が入ると、誤字脱字が見えてきたりするものです。

またはプロの目でチェックすると表現の違和感や、漢字の選び間違え、文体がバラバラなどのミスも発見されます。

なのでプロが入って編集、校正することは、より完成度の高い作品を完成させるために大切なポイントとなります。

しかし安さだけを売りにしている出版社だと、編集、校正を簡易的に済ませてしまったり、回数制限を設けているところもあります。

編集、校正をどの程度対応してもらえるのか必ず確認しておきましょう。

会社の口コミをチェックする

信頼できる出版会社を選び抜くには、その会社の口コミも必ずチェックしておきましょう。

著者と真摯に向き合い、丁寧に対応している出版社なら実際に出版した方からの嬉しい声や、その出版会社を選びたくなる理由になることが書かれているはずです。

逆に過去に問題があった出版社なら何かしらのトラブル事例や、マイナスな口コミを発見することとなるかもしれません。

最終的にここにしようと依頼する出版会社を決める前に、その出版会社にまつわる様々な声を見ておくことが、出版社を選ぶコツとなります。

 

まとめ

今回は自費出版を考えている方に向けて、おすすめの自費出版社を紹介しました。

気になる出版社は見つかりましたでしょうか。

自費出版ではまず、第一関門となる出版社が選びが重要となってきます

そのためには信頼できる出版会社かどうか見極めることが大切です。

今回紹介した、上手な出版社の選び方を参考に、心から納得できる出版会社を探しましょう。

 

【無料資料】
知識0から本を出版する方法7step 

知識0から本を出版する方法

これから出版に取り組むかどうかを検討している方に向けて、出版までの手順を解説します!

  • 『出版の力』を知ろう
  • どのような目的で出版するかを決めよう
  • 出版方法を決めよう etc.

ダウンロードはこちら

投稿者プロフィール

久保木 彩子
久保木 彩子
新卒で羽田空港で働いた後、卒業旅行で興味を持ったバンコクへ移住しホテル勤務。
2年半のバンコク生活を終えて帰国した後、Webライターとして活動中。

【一言あいさつ】
将来は自分の書いた文章で、たくさんの人をHAPPYにできる人になりたいです!!
好きなことは絵を描くこと、代々木公園をお散歩すること、散歩している犬を触ることです♡
>知識0から本を出版する方法7Step

知識0から本を出版する方法7Step


これから本を出版したい方を対象とした資料を用意しました。

・本の出版に興味がある
・どんな手順で出版するのかを知りたい
・これまでに検討したが挫折した
・会社で検討のための資料が欲しい

上記の方を対象としております。
資料で不明点などありましたらお気軽にお問い合わせください。


CTR IMG