広告の宣伝効果と効果測定の方法

商品やサービスなどを宣伝するために欠かせない広告。種類が多く、どの媒体を用いた広告を打つべきか迷っている方もいるでしょう。

また、広告を活用していても、どの程度の効果が出ているのか分からない場合も多いでしょう。

今回は、一般的に用いられている広告の種類や広告による効果測定の方法について解説します。

 

主な広告の種類まとめ

広告にはどのような種類があるのでしょうか。

広告を打つ前には、それぞれの媒体によって異なる特徴を理解する必要があるでしょう。

ここからは、主な広告の種類や特徴を解説します。

 

インターネット広告

近年、スマートフォンの普及などによって増加しているインターネット広告。

ターゲットを絞ったり、効果を可視化したりすることができて、費用対効果が高いと言えるでしょう。
なお、インターネット広告といっても以下に挙げる通り、種類は多岐にわたります。

リスティング広告

リスティング広告とは、検索キーワードと連動して、検索結果のページに表示される広告です。

キーワードについて検索しているユーザーをターゲットとするため、効率的な集客が見込めるでしょう。

アフィリエイト広告

アフィリエイト広告とは、商品やサービスの成約によって広告費が発生する広告です。広告の掲載先は、ポータルサイトや個人のブログなどです。

レビュー形式での広告が多く、認知度の向上に役立つと言えます。

動画広告

急激に成長している広告分野として、動画広告が挙げられます。

動画配信サイトで一定時間表示されるもので、テレビCMと似ていると言えるでしょう。テレビCMを見ない層へのアプローチもできて、映像と音声を組み合わせた表現ができるという特徴があります。

 

マス広告

マスメディアの広告という意味のマス広告は、主にテレビやラジオ、新聞や雑誌に掲載されています。

幅広い層にアプローチできるだけでなく、特定のターゲットに向けて広告の配信をすることも可能です。

テレビCM

テレビCMは、短期間で非常に多くの視聴者にアピールできる広告です。ブランドロイヤリティの構築にも役立つでしょう。
放映される番組の枠が決まっている「タイムCM」と、番組とは関係なく放映される「スポットCM」に分けられます。

ラジオCM

ラジオが放送されている最中に流れるラジオ広告は、テレビCMに比べて低コストで配信できるという特徴があります。ただし、聴取するユーザー数はテレビCMほど多くありません。

新聞広告

新聞の広告スペースに掲載される新聞広告は、信頼性が高いことが特徴です。1ページ全体を使った全面広告のほか、小型広告や記事下広告などに分かれています。

雑誌広告

雑誌に掲載される雑誌広告には、ターゲットを絞りやすいという特徴があります。ファッションや美容、グルメや趣味といった雑誌のジャンルに応じた広告を掲載できるためです。

 

セールスプロモーション広告

セールスプロモーション広告とは、主に消費者への販促を目的とする広告です。たとえば、ダイレクトメールや折り込みチラシ、フリーペーパーなどが含まれます。

ダイレクトメール

ダイレクトメールとは、個人や法人に商品やサービスなどの案内を送る方法です。過去に商品を購入した顧客などに向けて、ハガキやメールなどの媒体で送付されます。

折り込みチラシ

折り込みチラシとは、新聞に折り込んで届けられるチラシのことです。
配達地域が限定されるため、エリアを絞り込んだマーケティングに強いという特徴があります。また、配布日を決められるというメリットもあるでしょう。

フリーペーパー

フリーペーパーとは、駅やスーパーなどで無料で配布されるものです。
無料であるため、多くの人が手に取りやすいという特徴があります。また、ジャンルや地域を絞ることで、地域に密着した宣伝効果が期待できます。

 

【媒体別】広告の効果測定の方法

では、広告の宣伝効果を知るためには、どうすればいいのでしょうか。ここからは、広告の効果測定の方法を解説します。

効果測定というのは、広告を出したことによって、顧客からどの程度のレスポンスを得られたのかを測定することです。

マーケティングでは、広告の結果を知ることはもちろん、広告デザインの変化によって起こった行動変容などの分析も必要です。

媒体別に測定を行って、今度の宣伝方法などを改善していきましょう。

 

インターネット広告の効果測定

インターネット広告では、CTRやCVRなどの指標によって効果測定を行います。

CTRとは

Click Through Rateの略語であるCTRは、日本語ではクリック率ともいわれており、インターネット広告がクリックされた割合を表しています。

算出式は「(広告のクリック回数÷広告の表示回数)×100」です。

CVRとは

Conversion Rateの略語であるCVRは、日本語ではコンバージョン率ともいわれており、成果が出た時の割合を表しています。

算出式は、「(商品購入などが発生した数÷広告のクリック回数)×100」です。

 

テレビCMの効果測定

テレビCMを流した後に売り上げがアップしても、それがテレビCMによる影響なのかは分かりません。

そこで「GRP」と「GAP」という指標が用いられます。

GRPとは

Gross Rating Pointの略語であるGRPは、日本語では「延べ視聴率」ともいわれています。テレビCMが放送された時の世帯視聴率を毎分調べて、それらを全て足すことで算出できます。

たとえば、毎分視聴率が5%の時間帯にCMを2本と、毎分視聴率が10%の時間帯にCMを3本流したとします。
この場合「(5%×2)+(10%×3)=40GRP」と算出されます。

GAPとは

Gross Attention Pointの略語であるGAPは、広告に対する注目度を計測する方法で、顔認識技術によって顧客がテレビCMをどのくらい注視しているかを計測します。
テレビ画面を注視している割合の合計値を求めることで算出できます。日本語では「のべ注視量」とも言われます。

センサーカメラによって顔認識が行われており、誰がテレビ画面を見ているのか分かることが特徴です。

 

紙媒体の効果測定

紙媒体の広告としては、雑誌広告やチラシ、新聞広告などが挙げられます。

このような紙媒体の広告では、「CPR」や「CPO」といった測定方法が用いられます。折り込みチラシの場合は、「反響率」が利用されることもあるでしょう。

CPRとは

Cost Per Responseの略語であるCPRは、広告によって成果が生まれた時に発生するコストのことです。ここでの成果には、会員登録やサンプル請求などが含まれます。

算出式は「広告費÷申込件数」です。たとえば、200万円の広告費をかけて申し込みが400件あった場合は、「200万円÷400件=5,000円」となります。

CPOとは

Cost Per Orderの略語であるCPOは、広告によって商品を購入してもらうためにかかる広告費用のことです。

算出式は「広告費÷受注件数」です。

たとえば、100万円の広告費をかけて受注が500件あった場合は、「100万円÷500件=2,000円」となります。

反響率とは

反響率というのは、チラシやDMを配布した人のうち、実際に反響があった人の割合を示すものです。ここでの反響には、来店や問い合わせなどが含まれます。

算出式は「(反響があった人数÷チラシやDMの配布数)×100」です。

たとえば、5,000部のチラシを配って100人からの反響があった場合は、「(100÷5,000)×100=2%」と算出できます。

 

まとめ

広告の種類によって宣伝効果やターゲット、費用対効果は異なります。
商品やサービスなどを宣伝する際にはどの方法を採用すべきかをよく吟味する必要があるでしょう。

また、広告を活用した後には、媒体毎に効果測定を行うことが重要です。そうすることで、効果の分析や宣伝方法の改善などが可能になります。

投稿者プロフィール

マーケティング出版プラス編集部
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学生や子育て中のママなど、様々なバックグラウンドを持つメンバーが所属。

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