自費出版の費用を格安に抑える方法

自費出版の費用を格安に抑える方法

自費出版の費用を格安に抑える方法

本の出版方法にはいくつかの種類があります。書店に並んでいるほとんどの本は出版社から発売される「商業出版」です。

また、出版の費用を自分で全て負担する「自費出版」という方法もあります。

そこで今回は、自費出版に一般的にかかる費用と出版費用を安く抑える方法をご紹介します。

 

自費出版の一般的な費用相場

「自費出版」とはその名の通り、自分で出版費用を負担して本を出版する方法です。

過去に本を出版したことのある人や売れ行きが良かった人、全国的に知名度のある芸能人などではない場合、出版社から本を出版するのは難しい傾向にあります。特に近年では活字離れが深刻化しており、さらにハードルが高くなっています。

そのような場合には、自費出版という方法で本を出版する方法を活用します。

自費出版にかかる費用は、数10万円〜1,000万円以上です。本の装丁やサイズ、発行部数により費用が大きく変わってきますが、本を全て自費で出版するには多くの費用がかかります。

 

自費出版を安くするための方法

先ほど本を出版するには数10万円〜1,000万円以上かかると述べました。

本のボリュームやデザインにより費用を安く抑えることができますが、せっかく出版するなら妥協は可能な限りしたくないものです。

そこで自分の理想を叶えつつ、自費出版の費用をできるだけ安くするための方法を、以下に6つご紹介します。

 

①「プリントオンデマンド」ができる出版社を選ぶ

まずは本の印刷方法を、「プリントオンデマンド」にしてみましょう。

「オンデマンド」とは「要求があり次第」という意味があります。つまり、「プリントオンデマンド」とは、本の注文を受けてから必要なページのみを印刷して製本する方法です。

自費出版で印刷する場合の多くは「オフセット印刷」という、初めに版を組み大量にページを印刷する方法で行います。そのため必要以上の量の本を製本することとなり、その分費用が高くなってしまいます。

しかし、プリントオンデマンドでは必要な数量のみを印刷するため、無駄な費用を省くことができます。

本の1冊あたりの印刷料は版を組んで一度に大量に印刷することができる、オフセット印刷の方が安く済みます。

一方、著名な作家であれば本が売れることを想定できるため、多くを製本するオフセット印刷を行う方が良いでしょう。

著名でない人の場合は、本の売れ行きが確実に伸びるとは限らないため、大量に印刷して売れ残ってしまうよりも、数量を決めた分のみを印刷した方が結果的に費用を安く抑えることができます。

 

②編集やデザインを自分ですべて終わらせ、「完全データ原稿」を作る

ほとんどの自費出版は、出版社に所属している編集者に編集を、デザイナーにデザインをそれぞれ依頼します。

出版社に所属している編集者やデザイナーは経験も豊富で高い技術力を持っています。そのため文章もしっかりと編集してデザイン性も高い本を作ることができます。

しかし人に依頼するということは、当然人件費が発生します。

ただし、「完全データ原稿」を用意することで人件費を抑えることができ、自費出版の費用を安くすることにつながります。

「完全データ原稿」とは、すでに編集やデザイン作成が完了しており、すぐに印刷することができる状態の原稿のことです。

十分な編集やデザインを自分で行うことができるのであれば人件費は全くかかりません。

また、知人や友人に協力してもらえるのであれば、人件費を安く抑えることができたり全くかからなくなります。可能であれば編集やデザインは自分で行うか、知り合いに依頼してみましょう。

 

③編集とデザイン全てがひとつの会社で完結する出版社を選ぶ

編集やデザインは、プロに任せた方が仕上がりが格段に良くなります。そのため「編集やデザインはプロにお願いしたい」という人も多いでしょう。

例えば、「編集は依頼した出版社で行うがデザインは外部の企業に別途依頼をする」というケースの場合、出版社への費用とは別に、デザインをする外部の企業への委託金が発生します。

委託金は出版社負担ではなく自費出版の費用に請求されることになり、その分費用が高くなってしまいます。

編集やデザインなど、複数の工程を依頼する場合には、全ての工程をひとつの会社で依頼できるかを確認し、内製化できる出版社を選ぶようにしましょう。なお「内製化」とは複数の業務を社内で完結させることです。

 

④製本をソフトカバーなどの安いものを選ぶ

製本を安いものにすることで費用を安く抑えることができます。

製本には主に「並製本」と呼ばれるソフトカバーと、「上製本」と呼ばれるハードカバーの2種類があります。

「並製本(ソフトカバー)」とは、芯紙という硬い紙を使わずに本文紙と同じ硬さの本のことです。つまり、表紙も本文紙も同じ素材の紙を使用します。

並製本(ソフトカバー)にすることで、製造工程や資材を簡略化することができ、製本にかかる費用を安く抑えることができます。

 

一方の「上製本(ハードカバー)」とは、芯紙にボール紙に似た硬い紙を使用し、その上に表紙用紙を貼り付けた本のことです。この場合、表紙と本文紙に大きな差があり、表紙の方が大きくなります。

上製本(ハードカバー)を使用することで、耐久性に優れ重厚な仕上がりになりますが、その分費用は高くなります。

 

商業出版の場合は、小説などの文庫本などは並製本に、専門書や記念本などには上製本になっていることが多いです。

 

⑤表紙カバーのデザインは一から依頼せず、テンプレートから選ぶ

自費出版の場合の表紙カバーのデザインは、出版社が提案してくれるデザインテンプレートから選ぶ方法と、デザイナーと話し合いを重ねてオリジナルのデザインを一から作る方法があります。

もし自費出版の費用を安く抑えたいのであれば、デザインテンプレートからイメージに近いものを選ぶのが良いでしょう。

デザイナーに依頼をして一からデザインを作っていくとなると、その分人件費やデザイン代がかかってきます。

 

⑥書店への流通を行わないなど、流通費用をおさえる

著名ではない人が自費出版で出版する本であっても、出版社の流通、販売プランを活用することで大型書店で販売することもできます。

しかし、これらを活用するには高い費用がかかります。実店舗へ販売することで流通費用が発生するのです。

一方、出版社の販売プランを利用しなかったり、書店への流通を行わないようにすることで流通費用を抑えることができます。

販売する際の費用を安く抑える方法として、オンライン書店で販売する方法があります。オンライン書店では注文が入ってから配本を行うため、実店舗に置いて売れ残ってしまうなどというリスクもなく、費用も安く済みます。

オンライン書店に出品する場合には、プリントオンデマンドを活用しましょう。オンデマンド印刷にすることで印刷費を販売価格に含めることができるため、印刷費用を無料にすることができます。

 

まとめ

自費出版には少なくても数10万円と、多くの費用がかかります。

しかし、プリントオンデマンドにして無駄を無くしたり、編集やデザインを自分で行うことで費用を安く抑えることが可能です。

自費出版を検討している場合には、印刷方法や編集・デザイン方法、販売方法などを見直すと費用を安く抑えることができるので検討することをおすすめします。

投稿者プロフィール

マーケティング出版プラス編集部
マーケティング出版プラス編集部
学生や子育て中のママなど、様々なバックグラウンドを持つメンバーが所属。

出版をもっと身近に感じてもらうために、自分の家族や友達にも読んでもらえるような、分かりやすく丁寧な記事づくりを心掛けています。

これからも有益な記事を日々発信できるよう、尽力していきます!

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