人気英語講師が本を出版して大満足!出版で得たものとその裏側とは?

今回は、英語教育者として活躍されている谷口翔太さんにお話を伺いました!

元々、本を出版する事に興味があったという谷口氏。

実際に書き始めてみると、言葉を文章にするという事に苦戦されたそうですが、書きたい事柄は次々とアイディアが浮かんできたのだとか・・。

業界の中ではまだ若手にあたると謙遜される谷口氏ですが、本を出版する事で箔が付き、信頼度も上がったと実感されているそうです。

人気英語講師のリアルな話は必見です!

 

谷口翔太(たにぐちしょうた)
1984年 徳島県生まれ。
企業・大学から引っ張りだこの超人気英語コーチ。
地元の高校を中退後、アメリカに単身留学。自身の留学経験から“英文法”の重要性を認識し、アメリカの高校を卒業後大学で、英語学を学ぶ。学習塾、予備校、ビジネススクールなどを経て、2018年に東京都中央区日本橋に英語スクール「おとなの英語予備校」を開講。現在は自身のスクールでのレッスン、社会人・大学生を中心に英語を指導している。
全国通訳案内士国家資格取得。
IIBC AWARD OF EXCELLENCE受賞。

 

聞き手:本日はどうぞよろしくお願いいたします。

まず、谷口さんのお仕事の内容をお聞かせ頂けますでしょうか。

谷口さん:日本橋で英語スクールを経営しています。基本的に、このスクールでは1:1の授業がメインなのですが、それ以外に企業や大学で講義もしています。

 

 

聞き手:生徒さんの年齢層や属性はどういう方が一番多いですか?

谷口さん:年齢層で言うと30代〜50代の方が一番多いです。皆さん、バリバリお仕事されている方が多いですね。

 

 

聞き手:日本橋という場所柄、そういう方が多そうですね。

谷口さん:そうですね。住所は日本橋なのですが、最寄り駅は神田駅なんです。大手町駅にも近いので、ビジネスパーソンの方が多くいらっしゃいます。

 

 

聞き手:なるほど。
英会話スクールと一言で言っても色々な種類があると思いますが、谷口さんが運営されているスクール独自の強みや、他のスクールと違う所はどんなところですか?

谷口さん:巷には英会話スクールってたくさんあると思うのですが、僕自身がターゲットにしているのは、やりたい事がそもそも“英会話”ではないという方や、論文や英文メールなど読む機会が多い方に、英語の読み方を指導しています。

あと、英会話を目的にしている方でも、英会話スクールでうまくいかなかった方や、基礎からやりたいという方に寄り添えるようなスクールを目指しています。
「英語が全然分からないんです」という方にはぜひ来て欲しいですね。

 

 

聞き手:確かに英語からだいぶ離れていた人が急に外国人と英会話する、というのはハードルが高いですよね。

谷口さん:そうですね。最初のハードルを下げるという意味で「おとなの英語予備校」と謳っていて、次のステップに行く最初の踏み台にしてもらいたい、という思いを持っています。

 

聞き手:なるほど、素敵なサービスですね。

今回出版に取り組まれたわけですが、谷口さんはすでにネットでも情報発信をされていますよね。出版という手段を選択された理由は何だったのでしょうか。

谷口さん:形として残るものですし、本が名刺代わりにもなるので元々興味がありました。初めて担当のNさんからメールを頂いたのが、去年の緊急事態宣言の最中だったんですが、講師の仕事も立て続けにキャンセルが続いていて、コロナの影響を受けていた時期でもありました。

時間に余裕ができたのと、「いつか出せたらいいな」という気持ちから、自分で書き始めていた時にお話を頂いたので、正直驚きました(笑)。

 

 

聞き手:すごいタイミングですね!名刺代わりという話もありましたが、経歴にも書けるメリットがありますよね。
出版することが決まってから、原稿作成はスムーズに進みましたか?

谷口さん:うーん、大変でした(笑)。一応講師なので、人に話して伝えるという事は慣れているのですが、いざそれを文字に起こすとなると、「この言い回しで伝わるかな」とか色々考えてしまって難しかったです。

 

聞き手:なるほど。では原稿作成はそれなりに骨が折れる作業だったんですね。
谷口さんの個人的な感想でも周りの反応でもいいのですが、出版してみて実際どうでしたか?

谷口さん:個人的な話でいうと、本は出したいという気持ちがあったので、形になったのがすごく嬉しかったです。

周りの反応という面では、特に新しい生徒さんに本をプレゼントすると、それだけで信頼度が変わるというか、「本も出しているなら間違いないのでは」という感じで見て頂けますね。

 

 

聞き手:1冊書くまでのノウハウの蓄積があるからこそ、出版できるわけですしね。

谷口さん:そうですね、そういう意味では有難かったです。この業界だと僕はまだ年齢的に若い方なので、ベテランの方と比べられてしまいますが、本があることによって説得力が増したと思っています。

 

 

聞き手:逆に反省点をあげるとしたら何かありますか?

谷口さん:担当者の方始め皆さんのサポートのおかげですが、自分が思っていたものと近いものができたので、かなり満足しています。

 

 

聞き手:ありがとうございます。結構そういう方も多いですよ。

谷口さん:1冊の本になる程の文量を自分で書けるのかな、と不安に思っていた部分もあったんですが、担当のNさんと何度か打ち合わせを重ね、構成のアドバイスを頂きました。

例えば、Nさんから「こういった流れの方がいいんじゃないか」と言われたら、「確かにそうだな、そしたら、あのネタ持って来ればいいかな」とか、アイディアがどんどん出てきたりして。もっと書けたかな、とも思います。

 

 

聞き手:すごいですね。でも、情報量があまりに多いと学習初心者にとっては、読むのが負担になる場合もあるので、最初に言われていたターゲット層にあてるならちょうど良い文量と読みやすさだったと思います。

次に英語教育において、谷口さんの今後のビジョンがあればお伺いできますでしょうか。

谷口さん:そうですね。正直、今の日本の学校でやっているような英語教育にはあまり良い印象を持っていないんです。日本人には日本人の英語の勉強の仕方があると思っていて、本の中にも書いたのですが、僕の中では英文法って英語学習をすごく効率的にしてくれたものだったので、もっと英文法の大切さを広めていきたいです。大人は英文法を武器にして、もっと勉強の効率化をしていけば良いと思いますし、それの一端を担っていきたいです。

 

 

聞き手:出版についてはどうでしょうか。2冊目以降は考えていらっしゃいますか?

谷口さん:1冊目は英語指導の自分の考え方についての内容だったので、次回作るとしたら、企業の研修で話しているような、本当の文法の考え方や長文の読み方などの解説本を作ってみたいです。

 

聞き手:それはいいですね!

では最後の質問となりますが、これから出版に取り組もうと考えていらっしゃる方や、出版に対してなかなか一歩が踏み出せない方に向けて、何かメッセージを頂けますか?

谷口さん:先ほどの話と重複しますが、本を出版していることで信頼度が変わるのは大きいと思いますし、文字にすることで自分の考えを客観的に捉え直し、整理することもできたので、文字として形に残せるのはすごくいいことだと思います。

僕も書く前に不安はたくさんありましたが、実際書いてみるとネタとしては思ったより困らなかったです。不安な事は色々相談も出来て、その都度アドバイスも頂けたので、構成やネタの部分ではスムーズに進んでとても良かったと思っています。

もし迷われている方がいたら、ぜひ一歩踏み出してほしいですね。

 

聞き手プロフィール:梶田洋平
出版ベンチャー企業「ラーニングス株式会社」の代表取締役。大学卒業後は証券会社に入社し、2つの支店で法人、リテールの営業活動に尽力。5年弱勤めて退社した後、出版事業を手掛ける会社を起ち上げる。これまで自身が著者で出版した本は16冊、読んできたビジネス書は3000冊以上。『出版を変える、出版で変える』を合言葉に、はじめて本を出版する企業や個人事業主の方を対象とした事業を展開。出版でビジネスを加速させるお手伝いに力を入れる。好きな本の分野は経営者の自叙伝やマーケティング、経営に関する実用書。愛知県名古屋市出身。趣味は読書とスポーツ観戦。

 

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投稿者プロフィール

佐々木 かずみ
佐々木 かずみ
新卒で大手旅行会社に入社し企画部に4年従事。
地方にはまだ知られていない観光資源がある現状を知り、地域活性化に興味を持つ。退職後、長野の乗鞍高原の宿にて宿泊業、東京に戻りインバウンド業界に転職し経験を積む。
現在、兼業ライターとして日々勉強中。
将来の夢は、日本全国を飛び回り、地方の魅力を発信するライターになる事:)
趣味は旅行と読書、犬の画像集め。
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