『パッとわかる信託用語・法令コンパクトブック』(一般社団法人民事信託活用支援機構監修)

今回は、岡田綜合法律事務所代表、山口正徳さんに、『パっとわかる信託用語・法令コンパクトブック』についてお話を聞いてきました。

山口さんが力を入れて出版した、信託の勉強を始める士業の方向けの本となっています。

「マーケティング出版プラス」だけでしか読めない特別なインタビューです。

ぜひご覧ください。

山口正徳

弁護士歴26年。民事信託や相続(遺産分割・遺言)を専門としている。

お客様を真に想うからこそ、弁護士個人の考えを押し付けるのではなく、あくまでお客様の意向を食うんだ方向性で解決策を提示している。柔軟に検討し、また多角的な方面から物事を見て、1つひとつのご相談、1人ひとりのお客様に最適な解決へと導いている。

 

 

聞き手:『パっとわかる信託用語・法令コンパクトブック』を出すきっかけについて教えてください。

山口さん:仕事をしていく中で、信託について専門家の方と話していても、1人ひとり使う言葉が違っていました。信託は本当に基本書、専門書を読んでもわからない部分が多いんです。はしがきにも書きましたが、私は「信託財産責任負担責務」と「信託財産限定責任負担責務」の区別がつくのに5年間くらいはかかりました。長く信託をやってきて、段々と教える立場になってきましたが、今勉強し始める方には私のように回り道をしてほしくないと思い、出版をいたしました。

 

聞き手:「信託」の一体何が難しいんですか?

山口さん:実は、信託法は司法試験の科目では習わないんです。

弁護士になってから、相続絡みで信託課題が与えられて、そこではじめて勉強します。

それに信託法は弁護士の誰もが持っている携帯実務六法にも入っていないんです。

専門書を読んで勉強していきますが、そこにも次から次へとわからない用語が多くでてきます。

私は時間をかけて1つひとつ知識を付けて克服してきましたが、これから勉強する人には回り道をしてほしくないと思っています。

 

聞き手:なぜ用語集を出版しようとされたんですか?

山口さん:私の経験がきっかけです。先ほどもお話しましたが、「信託財産責任負担責務」と「信託財産限定責任負担責務」の違いを明確に理解するのにとても時間がかかりました。「限定」という言葉がつくかつかないかで、大きく意味が変わってきてしまいます。

信託にはそういった用語が多いので、その言葉の意味をパットひける本があったらいいなと思い作りました。また、信託は多くの人が知るようになりましたが、信託の用語集は類書がなかったので、これを出せばいろんな人の目に留まる! と思って作りました。

 

聞き手:力を入れた部分はどこですか?

山口さん:第2章の信託関連法令に旧信託法を入れたところです。他にも民法など必要となるものは色々といれましたが、実は信託の勉強をしていると、「旧信託法から現在の信託法にこう変わったからこの条文解釈はこうなんだ」と理解することはとても大切になってきます。信託の専門書にも旧信託法をつけている本は少ないので、そこは譲らなかったです。

他にも、税法など信託に関係する法律についてはできるだけ網羅しました。

内容も最低限必要な量に、解釈も一貫することで、とても使いやすい本になったと思います。

また、この本は持ち歩けるようにするために、大きさにもこだわりました。B6判で分厚くなく、読みやすい本を目指しました。見た目も堅苦しくなく、なるべく鞄の中にいれていてもストレスにならない本を作りました。

 

聞き手:山口さんは編集としてみなさんをまとめていらっしゃいますが、共著の方々はどうやって選ばれたんですか? また、工夫されたところはありますか?

山口さん:弁護士だけで固めないよう、税理士、司法書士の方にも参加していただきました。例えば、税法となると弁護士だけでは手薄くなってしまうからです。

工夫したところは文字数です。こだわりの強い方が多いので、そこまで厳しくどう書くかは決めずに執筆をお願いしましたが、読みやすく、わかりやすくなるよう、いらない部分はなるべくそぎ落としていきました。

 

聞き手:『パっとわかる信託用語・法令コンパクトブック』の特徴はどういった部分でしょうか?

山口さん:まず構成として、信託法構成と同じ流れにしてあります。学び始めの方は本の第1編を中心に使い、もう少しレベルアップしたら第2編の法令集まで使っていけるようにしました。また、この本は用語集なので、副読本という位置づけで使っていただけるように工夫しました。さらに、目次や50音索引だけでなく、言葉を1つひくと関連する条文と関連・類似用語までひけるように工夫しました。1つの項目も文字数を抑えて簡潔にして全体を通して考えの着地点を一貫させたので、より使い勝手のいい本だと思います。

 

聞き手:この本を使う皆さんへメッセージをお願いします。

山口さん:この本は深堀するものではなく、はしがきに書いた通りに、皆さんが私のように何年も回り道を過ごさないで欲しいという思いから作りました。信託の勉強を始めた方を想定していますので、ご自身で使っている信託の専門書と併用して使っていただくのが一番効果的だと思います。

必要な用語や法令については幅広く網羅しましたので、信託の勉強を始める方にとっては必携の1冊です。この本は持ち歩けるように、いつでもすぐに調べることが出来るように大きさにもこだわりました。

これからも長く信託を勉強する方に愛される本だと思うので、机の上に置きっぱなしにするのではなく、ぜひ持ち歩いてください。

また、信託の仕事をされる際に不正確な知識でお客様に対応しないよう、しっかりと条文を見て対応することが本来の望ましい姿勢です。

信託に関わる方にとって当たり前のパートナーになりうる本だと確信していますので、ぜひお手に取ってご一覧いただきたいです。

 

『パッとわかる信託用語・法令コンパクトブック』詳細はこちら!

第1編で、信託に関する専門用語(113語)の意味とその用語に関連して実務に必要な知識を解説。第2編に信託法全条や、信託業法をはじめ税法や信託計算規則などの法令を抄録で掲載。用語と用語に関連する基本法令を1冊でパッと確認できる。

〇信託関連専門用語の意味に加えて、その用語に関連して実務に必要な知識を解説。
〇信託法・信託業法等の基本的な法令に絞って条文を掲載。
〇信託に関する専門用語の意味や基本法令を手間なくパッと確認できる。

AmazonURL

https://www.amazon.co.jp/dp/4474072413

 

 

投稿者プロフィール

マーケティング出版プラス編集部
マーケティング出版プラス編集部
学生や子育て中のママなど、様々なバックグラウンドを持つメンバーが所属。

出版をもっと身近に感じてもらうために、自分の家族や友達にも読んでもらえるような、分かりやすく丁寧な記事づくりを心掛けています。

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