【整体院|自費出版】本を読んだ患者さんが全国から来る人気店に!

今回は「本当はやばい!オスグット病~1日3分6つのストレッチでオスグット病を改善~」を出版されました、福岡で整体院を開業し13年となる髙松栄伸さんにお話をお伺いしてきました。

髙松さんはもともと大学卒業後に、営業職を経て救急病院に10年間勤務していました。

そんな中で自然治癒力を最大限引き出し体を回復させていく「整体」というものに興味を持ち、病院に勤務しながら整体を学びました。

それから独立し福岡市に整体院を開院し、13年になります。

これまで延べ、20,000人以上もの方を身体の痛み・不調から救ってきました。

特に、スポーツをするお子さんに多い「成長痛」や「オスグッド病・有痛性外脛骨」の改善には定評があります。

そんな髙松さんは「オスグット」による書籍を2冊出版し、本を読んだ患者さんが県外からもやって来るほどの人気整体院に成長させました。

そんな髙松さんに今回は出版理由から2冊目の出版に踏み切った理由、実際に行った情報発信方法からその効果までをインタビューしました!

髙松栄伸(たかまつひでのぶ)
大学卒業後、営業職を経て救急病院に10年間勤務。事務方であるが、医師や看護師の仕事を間近に見ながらサポート業務を行う。そんな中で心と体全体のバランスを診て、自然治癒力を最大限引き出し体を回復させていく「整体」に興味を持つ。病院に勤務しながら整体を学び、2008年独立。福岡市南区に「福岡らくらく整体院」を開院。痛くない整体で、カラダの緊張をゆるめながらバランスを整えていく。これまでに20,000人以上の方を、身体の痛み・不調から救ってきた。

 

聞き手:今回はよろしくお願い致します。

髙松さん:よろしくお願い致します。

 

聞き手:ではまず現在のお仕事内容からお聞きしてもよろしいでしょうか。

髙松さん:はい。

私は今整体院をやっておりまして、始めた頃は慢性的な痛みに悩む腰痛、肩こりなどの治療をしていましたが、何かのご縁がございまして、今回本でも出版したスポーツを頑張るお子さんに多い、いわゆる成長痛と呼ばれる「オスグット病」を抱える患者さんがたくさん来るようになりました。

 

聞き手:オスグットの治療は、整体院を始めた頃から特化して行っていた治療だったんですか。

髙松さん:いえいえそんなこともないんです。

初めて整体について学んでいた時に、オスグット病というものがあると知り、また整体での治療がオスグット病に大きな効果をもたらすと分かったので、整体院を開いた時に集客をする際のうたい文句として、オスグットの単語を使っていました。

そしてそれを見て下さった方が、来てくださり、また治療後の結果も良かったんです。

だいたいスポーツしている子はクラブチームなどに所属している子も多いため、同じチーム内の同じ症状を抱えた子にプラスの口コミが広がり、結果としてたくさんの人に来てもらえたって感じです。

 

聞き手:なるほど! 初めから戦略的に打ち出していたというよりは、たまたま評判が口コミで広がって、それに伴って専門性も上がっていったということですね!

髙松さん:そうですね、私自身もやりながらどんどん経験値が上がっていきましたし、結果がついてきてどんどん自信も強くなっていったイメージですね。

その結果上手く回ってきたというところでしょうか。

 

聞き手:今では「オスグット病専門」と打ち出しているんでしょうか。

髙松さん:いやそういうわけではないですが、TwitterなどのSNSでは確かに分かりやすく「オスグット病専門」的なことを書いていますね。

しかし実際の患者さんはやはり、腰痛や肩こりに悩んでいる方が多いです。

 

聞き手:なるほど! では出版された本についてですが、今回は「オスグット病」と的を絞ったわけですが、そのように的を絞った理由と、そもそもの出版理由をお聞きしてもよろしいでしょうか。

髙松さん:「オスグット病」に今回的を絞った理由としましては、まずは自分に経験値があったということ。

また世間一般のオスグットに関しての認識が「オスグットは治るものではない」「成長期なら誰でもなるものだからやり過ごすしかない」という認識になっていますが、実際は原因を解決できれば症状は良くなるものなのです。

世間一般の「治らなくても仕方ない」という認識と「本当は良くなる」というギャップを埋め、辛い症状に苦しんでいる方たちを救いたいと思いました。

しかし多数のお医者さんが「治らなくても仕方ないもの」と発言している中で、こんな小さな整体院を営んでいるどこの誰だか分からない人の話なんて誰も耳を傾けてくれないと思い、そんな状況で、1番信頼を勝ち取る方法が「本を出版すること」なのかなとなんとなく考えていました。

ただ本を出版するだけでも信頼度が上がると思いましたし、オスグットについての本も見当たらなかったので、自分が本を出そうと思いました。

 

聞き手:確かにそうですね。オスグットの本を検索してみても髙松さんの本しかないですよね!

髙松さん:ははは(笑)そうですね。YouTubeなどで検索するとオスグットに効くストレッチ法などは出てきますが、書籍になると私が出版したものしかないですよね!

実は私も動画を作成して投稿していましたが、そこで感じたことは動画の投稿というのはたくさんの人に見てもらう為にはそれなりの工夫が必要になってきますが、ただ情報を発信するとなると割と簡単だなと感じました。

しかしただ動画を撮って投稿するだけのものと違って、本の出版というのは作成のためにいろんな作業がありますし、また最後は出版社のチェックも入り、第3者の目が入るというところが、情報の正確性が高いものだと認識していました。

そういうこともあり、いつかは自分も本を出版してみたいと考えておりました。

 

聞き手:なるほど、そうなってくるともともとはオスグット関係なく本の出版をしてみたいと考えていたということですね。

髙松さん:そうですね! しかしせっかく本を出版するのなら1番自分に経験値があって、さらに世間一般にまだ普及していない知識でも、自分の中にある絶対役に立つ情報を書籍という形で広めることができたらと思いました。

 

聞き手:なるほど、間違った認識で苦しんでいる人も多いですからね。

では髙松さんは1冊、そして今回は2冊目を弊社で出版されたわけですが、1冊目と2冊目それぞれどんな気持ちで取り組まれたでしょうか。

髙松さん:はい、実は正直に言いますと1冊目は勢いで出版しました。

もともと本を出版してみたいと思っていたところに、電話が鳴り「本を出版してみませんか」ということだったので、あとはするかしないか決断するだけだったので、出版してみようと踏切ました!

しかし最初の1冊目は本当に大変でした。

本を書いている途中で出版社の形態も変わっていったりと、最初の予定では半年で完成させましょうというところが結局1年弱かかってしまいましたね。

 

聞き手:それは大変だったでしょうね。

おそらく髙松さん自身の中には発信したいコンテンツはたくさんあると思うのですが、1番大変な点はなんだったでしょうか。

やはりモチベーションの維持とかになってくるのでしょか。

髙松さん:そうですね。

書き始めた当初は本業である整体での仕事が忙しく、1日フルで整体での仕事をしつつ、本の執筆に1日1、2時間割かなければいけない状況だったので、時間の確保が大変でした。

毎朝早起きして書いたり、休日は1日中カフェに籠って書いたりしました。

また自分の調子にも波がありましたので、書ける時はサラサラ書けましたし、書けない時は1、2週間書けないこともあり、「時間の確保」と「モチベーションの維持」が1番大変でした。

正直書きあげた直後はやっと終わったと思いこんなこと2度とやりたくない勢いだったのですが、そんな時に直ぐにまた梶田さん(弊社)から連絡がありました。

 

聞き手:ははは(笑)。そうだったんですね。

髙松さん:はい、実はそうだったんです(笑)。

しかし1冊目を出版した後にレビューで「事例はいいからどうやったら治るかを知りたい」というような評価を見つけまして、症状に苦しんでいる人は具体的な対策を求めているんだと気づき、2冊目を出版できるチャンスがあるならば、もっとオスグットに効くマッサージ法だったりを写真付きで詳しく紹介できたらなと、心残りはありました。

なので今回のこの2冊目の出版で、自分の心残りは成仏できたのかなとは思います。

↑書籍のコンテンツ(一部抜粋)

聞き手:なるほど! やはりおっしゃる通りで、1冊目で全てを出し切れる人ってなかなかいないんですよね。

またそもそも1冊に全て詰め込もうとすると読みづらい本が完成してしまうこともあるので、結局分けて出版したことは正解なのかなとも思います!

また髙松さんは情報発信を活動的に行っている方だと思うのですが、本もベストセラーという形で長い間よく売れている印象もございますが、本が売れる秘訣ってなんでしょうか。

髙松さん:そうですね~。僕そこらへん下手なので・・・。

 

聞き手:そうですか!!

しかし髙松さんは、メルマガなども活発に活用していますよね。

髙松さん:そうですね、今はほとんどメルマガに力を入れておりまして、リピーターの方にいかに使ってもらうかの工夫をしております。

 

聞き手:なるほど。

最初にメルマガの登録をしてくださる方は、出版された本をきっかけにという方もいらっしゃるんでしょうか。

髙松さん:そうですね! 以前はチラシとHP を作った後でその効果を測っていたのですが、やはりチラシを見て来て下さるお客様よりも、HPを見て来てくださったお客様の方が既にファンになって来て下さっている印象だったのですが、さらに本を出版しHPと比べると、本を手に取って来てくださったお客様の方がさらに強いファンとして来てくださると感じます。

未だに毎月数件「本を読んだのですが~」と全国からお問い合わせがあります。

 

聞き手:わあ、全国! それはすごいですね。

一般的には整体院って半径5キロ以内の人をターゲットにするものなので、全国からお問い合わせがくるというのは、本を出版したからこそ実現したことですよね!

髙松さん:また本を出版した後に、本を利用して通信講座も作っています。

ストレッチ動画を作成して、それをステップメールで組んでいます。

ですのでもし3冊目の本を書く時は、そこへの動線をしっかり作っておきたいです。

 

聞き手:それはいいですね! 実際に本で実現できないことでも動画で実現できることもたくさんありますからね。

動画ですと実際の動きを伝えることができますからね。

そこと連動させた本があったら面白そうですね!

髙松さん:2冊目の本を出版してからそういった動画を作り始めて、今ではそのコンテンツもかなり充実してきたので、次本を作成する場合は、そういった動画と繋げて作ってみたいです。

 

聞き手:そうですね、そうなってくるといよいよ全国を相手にできますよね!

身近にいない人にでも届けられるというか、今のコロナ社会にも合致していますよね。

髙松さん:まさに去年1年間はコロナで身動きが取れなかったので、コンテンツ作りに力を入れておりました。

 

聞き手:なるほど! それは絶対需要がありますね。

世の中には整体院をしながら同じように本を出版してみたいと考えている人も少なくないと思うのですが、その方達に向けてアドバイスはございますでしょうか。

髙松さん:そうですね~偉そうには言えませんが、世の中にあまり解決策がない症状に困っていてる人がいて、でも自分の中にその症状を少しでも良くするお手伝いができるという方は、困っている人を助けたいというその気持ちを素直に書き表すということが大切だと思います。

実際本を書くとなると、出版社の方から「ブランディングの為」「集客の為」といううたい文句で誘われますが、最終的ににはそういったことに繋がるとしても、まずは純粋な気持ちを大事にすることが1番大事なことかなと思いますし、自分のモチベーションの維持にも繋がります。

「困っている人を助けたい」という気持ちを上手く言葉で表すことができれば良いと思います。

 

聞い手:素晴らしいですね! 割と本を書く方はまずはブランディングや集客のことを考えて、何を書き始めようか決める方も多いので。

しかし整体院や整骨院は常日頃、お客さんの悩みをダイレクトに聞いているはずなので、悩みに応えたいという気持ちを本でも表わすことが大切ですね。

髙松さん:そうですね。今の世の中YouTubeでもたくさん動画が出ていますが、素人の方が見てもそのマッサージ法やストレッチ法がそもそも自分自身に合っているかも分からないですし、正しい知識なのかも分からないですよね。

なので、知識をもった私たちが指南すべきなのかなと思います。

 

聞き手:今のところまた3冊目、4冊目と本を出版してみたいとは考えていますか。

髙松さん:そうですね~本当は毎年1冊書くということを目標にしていたんですが、去年はコロナでバタバタとしていて書けなかったので、どうしようなかとは考えています。

 

聞き手:しかし先ほどもおっしゃる通りに髙松さんの場合、コロナの状況の中でもメルマガに力を入れたり、コンテンツを作ったりと自分のやれることをしっかりやっているので、そこがすごいなと感心してしまいます。

髙松さん:ははは(笑)。

そうですね、文句だけ言っていても仕方がないので。

またメルマガを書いていてやっぱり楽しいですし、文章を書く能力も上がってきていると思います。

 

聞き手:絶対そうですよね! 筋肉と同じで、やればやるほど書く能力というのも力が付いてくるものなので、また本を書く際は、1冊目、2冊目よりも楽に書けるようになっていると思います。

髙松さん:そうですね! 今ではもう何冊でも書けるなと思いますね。

 

聞き手:だいたいみなさん1冊目が1番苦しくて、しかし1番反省や後悔が残るものなのになり、2冊目でその反省を生かして書いて、たまに5冊6冊と書く方がいますが、そこまでいくとササっと書く方が多いですね!

髙松さん:やはりそうですよね。

しかし今回2冊を書く際は、本当に梶田さん(弊社)のアドバイスが参考になり、ずっと書きやすくなりました。

 

聞き手:そんな! ありがとうございます。

では最後に本の出版後や執筆中に良かったなと思った点などはございますでしょうか。

髙松さん:やはり本を書くために自分の知識を書き出すのですが、書きながら自分でも勉強になりましたし、本の執筆前と執筆後では、本業で患者さんに説明やアドバイスをする時に発せられる言葉も変わってきたことを自分で感じます。

本の執筆は決して簡単な作業ではないので、その大変な作業をやり終えたというのが自分の自信に繋がりますし、この分野に関して自分はこんなにも知識があったんだと気づきそれもまた自分の自信となりました。

書きながらプロになっていく感覚がありました。

ですのでこんなレベルで本を書いてもいいのかなと悩んでいる方は、自分が興味があって、人の悩みを助けてあげられるようなことがあれば、まずはチャレンジすることが、みんなのためになることだと思います。

私自身も本を書きながら成長していった感覚があるので、条件さえそろってできる環境があるならば、本の出版にチャレンジすべきだと思います!

またメリットの点でも、本の出版後、県外からも本を読んだ患者さんが通院してくれるようになり、ますますやりがいを感じます。

 

聞き手:それは本当に世の中のために役に立っているお仕事ですね! ぜひこの勢いで5冊、6冊と本を出していきましょう!

今回はお忙しい中お時間ありがとうございました。

髙松さん:こちらこそありがとうございました。

 

聞き手プロフィール:梶田洋平

出版ベンチャー企業「ラーニングス株式会社」の代表取締役。大学卒業後は証券会社に入社し、2つの支店で法人、リテールの営業活動に尽力。5年弱勤めて退社した後、出版事業を手掛ける会社を起ち上げる。これまで自身が著者で出版した本は16冊、読んできたビジネス書は3000冊以上。『出版を変える、出版で変える』を合言葉に、はじめて本を出版する企業や個人事業主の方を対象とした事業を展開。出版でビジネスを加速させるお手伝いに力を入れる。好きな本の分野は経営者の自叙伝やマーケティング、経営に関する実用書。愛知県名古屋市出身。趣味は読書とスポーツ観戦。

 

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投稿者プロフィール

久保木 彩子
久保木 彩子
新卒で羽田空港で働いた後、卒業旅行で興味を持ったバンコクへ移住しホテル勤務。
2年半のバンコク生活を終えて帰国した後、Webライターとして活動中。

【一言あいさつ】
将来は自分の書いた文章で、たくさんの人をHAPPYにできる人になりたいです!!
好きなことは絵を描くこと、代々木公園をお散歩すること、散歩している犬を触ることです♡
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