『マンガ&図解でズバリ!わかる相続対策』(間誠・著)

今回は『マンガ&図解でズバリ!わかる相続対策』を出版した、はざま会計事務所所長の間誠さんにお話を伺ってきました!

「マーケティング出版プラス」だけの特別なインタビューです。

ぜひご覧ください!

 

聞き手:こんにちは。よろしくお願いいたします。

まず、出版の経緯について教えてください。

 

間さん:元々はそんなに明確に本を出すということは考えていませんでした。

ですが、ある日大手の出版社さんからお話をいただいて、より現実的に考えるようになりましたし、出版についての知識も増えていきました。

私は最初、世の中に出ているハウツー本は専門の人が全部1人で書いているんだと思っていましたが、多くはライターさんが書いていることも、そのとき知りました。

その大手の出版社さんからの提案は大きな書店で平積みを行い、初版も5000部、購入者の年齢層などの統計データもついてくるというプランでした。自費出版でのお話でしたが、見積りを聞くととても高額で一旦保留にしましたね。

 

聞き手:手厚いサービスには、それだけ費用も必要になりますよね。

 

間さん:そうですね。そこからどうしようかと思っていたのですが、知り合いに出版社をしている人がいて話をしてみたら、発行部数は1000部だけど大手の3分の1の値段で出せると聞いて、だったら出してみようかなと思ってお願いしました。

 

聞き手:最初からマンガをつける構想があったんですか?

 

間さん:元々はB6くらいのサイズで文字だけの本でいいかなと思っていました。しかし、当時のクライアントで学生時代最も親しかった友人が有名な出版社の社長をしているんですが、飲んだときに少し話したら「なんのために書くんだ、出すんだったら大きくカラー刷りでやったらどうだ。費用はかかるだろうけどブランディングになるし、他との差別化もできるし、地域のお客さんに対しても名刺代わりになるぞ」とアドバイスを貰い、それを出版社の方に相談したら快く承諾してもらえました。

そこから方向性が変わり、デザイナーさん、漫画家さんなど様々な方が本著に関わってくれました。

結果的に納期が半年遅れましたが、良い本ができたなと満足しています。

 

聞き手:実際に出版をされましたが、決め手について教えてください

 

間さん:漠然と本を書いてみたい、自分の本を書店に並べてみたいという思いは昔からありました。

特に、相続については多くの方が誤解をしています。間違った知識を得て、都合の良い部分だけ見る人が少なからずいらっしゃいます。そして、そういう方が後々大変な思いをされているケースも多いです。

なので、その認識を変えるために何かできたらいいなという思いを潜在的には持っていました。

ただ、具体的な案は持っていなかったですね。

結果的に様々な方からのアドバイスをいただき、出版という方法をとることにしました。

 

聞き手:売れ行きや反響はいかがですか?

 

間さん:感想をいただいた中で一番嬉しかったのは、「なにがわからないかがわからない。でも、そういう中で痒い所に手が届く本」とおっしゃっていただいたことです。

 

聞き手:内容はどういったものなんですか?

 

間さん:これはマンガのストーリーにそって、解説がついています。

特徴的なのが、多くの相続の本は、1つの家族の相続手続きの経過を追うものだと思いますが、本著は親友が亡くなったことをきっかけに、友人それぞれの家庭の生前対策について書かれています。

これは出版社の方のアイデアなのですが、とてもわかりやすく、様々なケースに対応できたかなと思っています。

 

聞き手:この本の一番のポイントはどこですか?

 

間さん:数字に関する部分が最後に完結にまとめてあることです。

相続の本に限定したことではありませんが、専門的な話題を一般の方にわかりやすくした本は、多くの方が途中で放り投げてしまうのではないかと思います。なぜかというと、どうしても説明のために複雑な計算や数字が出てくるんですね。

なので、この本は最後まで投げ出さずに負担なく読んでもらえるように、本来なら膨大な説明が必要なことも、出来る限り最小限に抑えられるように工夫しました。

 

聞き手:この本はどんな方に読んで欲しいですか?

 

間さん:相続というと、多くの方は相続税ばかり考えますが、実は考えなくてはいけないことは他にもあります。特に財産を巡った争いは、富裕層でない限り、相続人が2人以上いるならほぼほぼ起こると思っていてください。

一次相続はまだどちらかの親が存命しているため、あまり争いには発展しませんが、二次相続だと兄弟間の話になるのでストッパーがいなく争いに発展するケースが多いです。また、相続人それぞれに配偶者がいると余計に話がこじれてしまいます。

また、遺産の大半が不動産の場合には、生命保険加入やすぐに売却可能な遊休土地を考えておくというように事前に納税資金を準備していくことが大切になってきます。

このように、税金を安くするということ以外にも考えておかなければならないことも掲載しておりますので、ぜひその部分も読んでいただきたいですね。

 

聞き手:では、最後にこの本を読む方へのメッセージをお願いします。

 

間さん:相続はそれぞれの立場で考えるべきことは変わってきます。

税金の対策のみしていればいい人、遺産分割をどうするか考えなければいけない人、相続税を払えないかもしれない人など様々です。

なので、早めに様々な方に読んでいただいて、こういう考え方、こういう方法があるんだなと予備知識でいいので知って頂きたいです。

そして、この本が専門家の方に質問するきっかけになると嬉しいですね。

相談者が何がしたいのかがわからないと専門家も対策の練りようがないので、お互いのためにも、正しい知識を付けるためには最適な本だと思います。

 

聞き手:間さんも漫画に登場しますよね。

 

間さん:お恥ずかしながらバーチャル税理士としてマンガの中に登場します。

わかりやすく解説をしているので、これまで相続に関する本を読み切れなかったという方も安心して楽しんで読んで貰えるかと思います。

読んでくださる方に寄り添った形の本だと思いますので、ぜひ多くの方に読んでいただきたいです。

 

聞き手:今回はありがとうございました。

 

間さん:こちらこそ、ありがとうございました。

 

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投稿者プロフィール

マーケティング出版プラス編集部
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