出版コンサルタントの重要性は?メリットや注意点を解説!

本を作ろうと思い立っても、実際に出版までたどり着ける人はそう多くありません。

一冊分の原稿を書き上げるには、綿密な企画と高い文章構成力が求められるからです。

また本作りには出版社との打ち合わせを含めた多種多様なプロセスがあるため、最終的に出版するまでには長ければ1年以上かかります。

そのため出版初心者であれば自力で本を書くよりも、出版コンサルタントをはじめとした書籍のプロに依頼する方が良いです。

本記事では出版コンサルタントのサポート内容、および業者選びで失敗しないためのポイントを解説していきます!

出版コンサルタントとは

本を出版するまでに必要な工程は、大まかに以下の通りです。

  1. 本の企画書を作り、出版社に売り込む
  2. 出版契約を結べれば原稿執筆開始、断られたら1に戻る
  3. 出版社の指示に応じて文章校正や内容の編集を行う
  4. 表紙デザインや販売方法に関する打ち合わせを行う
  5. 所定の手続きを経て印刷および出版が行われる

本作りそのものが膨大な手間であることはもちろん、出版社とのやり取りの多さも不慣れな人にとっては大きな負担となることでしょう。

しかし、出版コンサルタントのサポートを受ければ、上記のどの工程においても挫折する心配はありません。

企画書や原稿に関して的確なアドバイスを受けられるのはもちろん、出版社とのやり取りもほとんど任せられるため、出版初心者でも気軽に執筆を進めることができます。

 

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出版コンサルタントを利用するメリット

出版支援サービスの業態はコンサルタント以外にも様々あるものの、少なくとも本作りを簡略化することに関して出版コンサルタントの右に出るサービスはありません。

本の出版目的や売り上げ目標を満たせるかよりも、「そもそも一冊書き上げられるのか」という不安の方が大きい人であれば、特に出版コンサルタントの利便性を実感できることでしょう。

 

専門的なアドバイスを受けられる

出版コンサルタントに依頼すると、本の企画書を作る段階から専門的なアドバイスを受けることができます。

なお企画書とは本のターゲット層や読むメリットなどを簡潔にまとめた書類であり、商業出版においては必ず出版社に持ち込まなければいけません。

自らの技術や思想を言語化することはもちろん、本の内容を社会のニーズに合わせることも必要なため、出版初心者が「売れる」企画書を作るにはコンサルタントのサポートが半ば必須です。

 

また、出版社と契約を結んだ後も、出版コンサルタントによるサポートは終わりません。

見出し構成や各章のボリューム調整、読者を購買行動に導くための実践的な文章テクニックなど、本の中身についても様々な角度からアドバイスをしてくれます。

人の助言を素直に聞き入れる心構えさえあれば、初めて本を書く人でも難なく質の高い原稿を作り上げられることでしょう。

 

時間と労力を短縮できる

本を一冊出版するまでの期間は、一般的に半年前後といわれています。

しかし、本作りに慣れていない人はまず初稿を書き上げるのが大変であるうえ、その後の出版社からの修正依頼も多くなりがちなため、最終稿が固まるまでに1年以上かかることも珍しくありません。

その点、出版コンサルタントがいれば初稿の段階から手取り足取りサポートしてもらえるため、本作り全体の所要期間を大幅に短縮することが可能です。

 

また万が一修正を要求された場合でも、細かな編集や文章校正に関しては基本的にコンサルタントが代行してくれます。

総じて執筆にかかる時間と労力、およびストレスが大幅に軽減されるので、出版経験のない人はぜひ積極的に出版コンサルタントを利用してみてください。

 

打ち合わせなどの業務を代行してもらえる

商業出版においては、本の内容や販売戦略などについて出版社側と何度もやり取りしなければいけません。

ただでさえ多忙の合間を縫って原稿を書いているところに、打ち合わせの予定まで入っていてはスケジュール管理が困難です。

また、それ以前の問題として、無名の著者が出版社とつながりを持つこと自体簡単ではないため、まず企画書を手に何社も渡り歩けるだけの時間的余裕が必要になってきます。

しかし、出版コンサルタントに依頼すれば、企画書の持ち込みから本の中身に関する各種調整にいたるまで、出版社とのやり取りを一通り代行してもらえます。

表紙デザインなどの人材手配や印刷・出版に関する諸手続きなども任せられるため、著者自身が原稿以外の作業に時間を取られる心配はほぼありません。

 

専門のライターに依頼できる

出版コンサルタントの中には、執筆そのものの代行という究極のサービスを用意している業者も多く存在します。

原稿作成およびそのための取材・調査をプロのライターが全て済ませてくれるため、「本を出したいけど書く時間がない」という方には特におすすめです。

ただし、自分で書くのに比べると作家性(著者自身の個性やメッセージ)は込めづらいため、企業ブランディングなど特定の課題解決を目的としている場合は利用を控えた方がいいでしょう。

 

出版コンサルタントを利用するデメリット

出版コンサルタントは出版事業を包括的に支援してくれる業者であり、サービスそのものの充実度に関してこれといったデメリットはありません。

しかし、依頼にあたってはそれなりに高額な費用がかかるため、サービス内容や料金プランを事細かに比較しながら最適の業者を選ぶことが大切です。

 

費用が掛かる

出版コンサルタントの費用は安くても200~300万円、有名どころでは1,000万円前後と中々に高額なため、業者選びはお財布と十分に相談しながら進める必要があります。

また、悪徳業者にありがちな「最低料金だけ安くて有料オプションが多い」というカラクリは出版コンサルタントにおいても珍しくないため、実際に料金を比べる際は各業者に事前見積もりを依頼しておくのが重要です。

なお出版した本の売り上げによっては、依頼費用を回収したうえでさらに利益を出していくことも不可能ではありません。

目先の出費を抑えるよりも、単純に実績豊富なコンサルタントを選んだ方が、最終的に金銭面で得をできる可能性は高いといえるでしょう。

 

依頼するコンサルタントによって差がある

「出版〇〇」と名を冠する業者は今や数えきれないほど存在し、費用もサポート範囲も実に多種多様です。

基本的には出版までの全工程で著者をサポートするのがコンサルタントの役割ですが、なかには出版契約の橋渡し役だけを担い、それ以降の原稿作成等にはほとんどタッチしないという業者も一定数います。

また情報商材の押し売りなど、初めから出版サポート以外の目的で著者を募る悪徳業者にも気をつけなければいけません。

 

サービスの豊富さだけを基準に業者を選んでも、肝心のコンサルタントに十分な能力がなければ無駄な出費となってしまいます。

そのため、業者を選ぶ際は「実績が具体的な書籍名で示されているか」など、コンサルタントのサポート能力を十分に見極めるよう心がけてください。

 

出版コンサルタントに依頼する際の注意点

最後に、依頼する出版コンサルタントを選ぶうえでの注意点を紹介します。

費用面を考えると一度失敗するだけでも中々取り返しがつかないので、各業者の実績やサポート範囲はくれぐれも慎重に比較するよう心がけてください。

 

情報の提供に注意

出版コンサルタントという仕事は、ベストセラー作家に育て上げた顧客の数がそのまま実績に直結します。

そのため著者の手掛けるビジネスや所属する会社の情報、あるいは著者自身のプライベートについて、積極的に本へ盛り込もうと提案してくるケースも少なくありません。

それ自体は決して悪いことではないものの、やはり世に出回る商品を作る以上はプライバシーに十分配慮した本作りが求められます。

 

また、自社の課題解決を目的とした「ブランディング出版」の場合は、競合他社の人間にも読まれる可能性があるため特に注意が必要です。

事前相談の段階からやたらとデリケートな情報を引き出そうとしてくるのは悪徳業者の可能性が高いため、少しでも怪しいと感じたらすぐに接触を断つよう心がけてください。

 

複数社の見積もりを貰って比較する

出版コンサルタントは料金プランもサポート範囲も千差万別であるため、公式サイトなどの情報だけではコストパフォーマンスの大小を判断できません。

気になる出版コンサルタントを何社かピックアップしたのち、それら全ての業者に見積もりを貰うことではじめて具体的な料金比較を行えます。

また、自分自身の能力や時間的余裕と照らし合わせたうえで、出版に関するサポートがどこまで必要なのか、あらかじめ基準を設けておくことも重要です。

求めるサポートと十分な実績が揃った業者の中からもっとも安いところを選ぶのが、出版コンサルティングの選び方としてもっとも堅実な手法といえるでしょう。

 

しっかりとしたコンサルタントを見抜くことが重要

出版プロジェクトが成功するか否かは、あくまでもコンサルタントの働き次第です。

業者単位での実績は公式サイト上でも確認できますが、必ずしもそれらの書籍を手掛けたコンサルタントが自分の担当になるとは限りません。

そのため事前相談に関しては、可能であれば担当スタッフと対面で行うことをおすすめします。

 

その際に担当者の話からどこまで具体性や説得力を感じられるかで、そのコンサルタントの信頼性を大まかにでも見極めていきましょう。

本作りを二人三脚で進めていく以上は性格的な相性も重要なため、たとえ能力面に疑いがなかったとしても、相談の段階で居心地の悪さを感じた場合は契約を避けた方が無難です。

 

コンサルティング業務の範囲を確認しておく

はじめの企画書作成、および出版社への企画持ち込みに関しては、現状ほとんどの出版コンサルタントが対応しています。

しかし、著者と出版社の契約締結までをサポートするだけで、その後の打ち合わせや諸手続きは両者に任せるという業者も少なくありません。

こうした業者は基本的に原稿作成の支援も行ってくれないため、初めて本を出版する場合は企画書関連以外のサポート範囲を入念に確認しておくことが大切です。

 

公式サイトに「〇〇を徹底サポート」「△△も代行」などと書かれていても、それらの文面だけでは実際どこまで手助けしてもらえるか分かりません

必要なサービスに関しては事前相談で細かく質問しておくこと、およびSNSや口コミサイトで各業者の評判を探っておくことをそれぞれ心がけてみてください。

 

出版コンサルタントは総合的なサポートをしてくれる業者を選ぼう

出版コンサルタントは本作りを総合的にサポートしてくれること、および著者と出版社をつなぐうえで重要な役割を果たしていることがお分かりいただけたと思います。

出版コンサルタントに興味を持たれた方は、ぜひ本記事で挙げた注意点を念頭に最適の業者を探してみてください。

投稿者プロフィール

マーケティング出版プラス編集部
マーケティング出版プラス編集部
学生や子育て中のママなど、様々なバックグラウンドを持つメンバーが所属。

出版をもっと身近に感じてもらうために、自分の家族や友達にも読んでもらえるような、分かりやすく丁寧な記事づくりを心掛けています。

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