企画出版の費用|自費出版とどれだけ差がある?

企画出版の費用|自費出版とどれだけ差がある?

文章を書くことが好きな方や、エッセイやブログなどを書いている方なら、1度は本を出してみたいと思ったことがあるのではないでしょうか。

現在は企画出版だけではなく、一般の方でも自費出版を選択すれば自分の本を出版することができます。

ここでは、「企画出版」と「自費出版」の費用にどれだけの差があるのかを紹介します。

 

企画出版とは

企画出版とは、出版社が企画を立ち上げて練り、それを元にして本を出版することをいいます。

原稿料や製本費、宣伝費などの出版費用は出版社が負担し、売り上げから著者へ10パーセント前後の印税が支払われます。

企画出版は商業出版ともいわれ、多くの読者を獲得できるような魅力的な本を出版することを目的としているので、どんな本でも良いという訳ではありません。

 

「企画出版」と「自費出版」それぞれの違い

出版方法には「企画出版」と、「自費出版」があり、

 

  • 出版にかかるコスト
  • 店頭で販売される確率
  • 執筆するペース

 

など、それぞれに違いがあります、

詳しくは、以下の通りです。

 

出版にかかるコスト

  • 「企画出版」では

出版社が企画を立ち上げて出版され、著者の原稿料や表紙などのデザイン、製本、宣伝、広告費など全ての出版費用を出版社が負担します。

 

  • 「自費出版」では

自費出版にかかるコストは出版社によって金額が異なりますので、トップクラスの出版社を例にします。

 

並製本200ページの場合

部数費用目安(円)
3001,850,000
5001,950,000
10002,050,000

 

 

上製本200ページの場合

部数費用目安(円)
3001,950,000
5002,050,000
10002,150,000

 

この金額は本ができるまでのコストとなり、流通させるためには別途費用が発生します。

 

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店頭で販売される確率

  • 「企画出版」では

企画出版では、出版社のブランド力があります。

広告などの宣伝行為もしやすく、販売しやすいという特徴があるのです。

 

  • 「自費出版」では

自費出版では、書店には置いてもらえないケースも多く、販売される確率は低いといえます。

しかし、販売ルートのある出版社もありますので、出版社を選ぶ際には販売ルートの確認をしましょう。

 

執筆するペース

  • 「企画出版」では

出版社の編集者が売り上げを見込める企画を練り、費用を出版社が負担して作られているのが企画出版です。

そのため、執筆のペースや内容は出版社の指示に従うことが多くなります。

 

  • 「自費出版」では

自費出版の場合は、費用は自己負担ではありますが自由度が高くなっているのが特徴といえます。

そのため、自分の好きな構成や執筆ができるのです。

 

企画出版は「印税」が入る

企画出版に限らず、自費出版であろうと電子出版であろうとも、本が売れると印税が入ってきます。

印税は著者の収入源になり、本が多く売れるとその分印税の額も大きくなります。

収入を得られることで作家として将来の道を切り開け、モチベーションも高くなるでしょう。

 

「企画出版」は素人でも目指せる?

企画出版は費用を出版社が負担するので、企画出版として本を出版したいと考えている方も少なくはないでしょう。

しかし、売り上げが見込める本を執筆する能力が求められ、どんな本でも良いという訳ではありません。

 

素人の方が企画出版で本を出版するためにすることは、出版社に企画を提案することです。

出版社がその提案を気に入れば企画出版の可能性が生まれます。

ただし、出版社の中には持ち込みを受け付けていないところも少なくはありませんので、事前に対応してくれるのかどうか確認しておきましょう。

 

企画出版では、編集者が本の企画を練ることから始まり、企画会議にかけ、さまざまな視点でデータを分析して出版するかしないかを判断します。

出版が決まると、企画を出した編集者が著者への執筆依頼をしたり、デザインワーク、校正・校閲作業の調整を行ったりして本を仕上げていきます。

 

企画出版をするまでの流れ

企画出版をするまでの流れには、

 

①出版社からの直接オファー

②出版社に直接企画を売り込む

③コンクールに出す

 

などの方法があります。

それぞれについての詳しいことは、以下の通りです。

 

①出版社からの直接オファー

企画出版する方法の1つ目は、出版社の編集者が本のテーマを決めて企画し、特定の人に直接オファーして原稿の作成を依頼する方法です。

出版社によっては企画会議で決め、採用か不採用かを判断する場合もあるため、必ず出版されるという訳ではありません。

また、その会社の都合で不採用となる場合もあります。

 

②出版社に直接企画を売り込む

企画出版する方法の2つ目は、著者が出版社に直接企画を持ち込んで、出版社がその規格を採用した場合です。

この場合、実際に本が出版される可能性は低くなっています。

なぜなら、企画で出版を行う場合にはまず持ち込まれた企画を検討して出版の可能性を審査する所から始まり、その後何度も会議をしたり審査が行われたりするため、審査に通過することは難しくなっているのです。

また、企画出版の場合は出版社が費用を負担するため高いリスクを背負っており、売れる見込みのある本を出す事を前提にして慎重になっているのです。

 

③コンクールに出す

企画出版する方法の3つ目は、開催されているコンクールやコンテストに企画を出すことです。

多くの出版社では出版支援として定期的に出版企画コンテストやコンテストが開催されています。

そこで提出した企画は、一定のクオリティを満たしていると判断された場合には個別提案がされます。

審査の基準は、「読者が一定数見込めるか」、「著者の強みが活かせているか」、「類書との差別化がされているか」などの要点から判断されます。

また、最優秀賞などを受賞すれば無料で本を出版できるところもありますので、参加する場合には事前に参加概要などを確認して応募するようにしましょう。

 

出版社の選び方のコツ

企画出版や自費出版を考えている時には、出版社に依頼をして見積もりを依頼しましょう。

しかし、出版社といっても数多く存在していますので、どの出版社に依頼すれば良いのか迷っている方もいるのではないでしょうか。

出版社選びのコツは、低コストで出版を実現してくれる出版社なのかどうかです。

素人の方であれば、初めから企画出版で本を出版することは難しいですが、自費出版の場合ならば費用は負担しなければなりませんが、出版のハードルは下がります。

自費出版ができる出版社複数に見積もり依頼をしておき、見積もりをしっかりと出してくれてて、さらに費用が安くすむ出版社を選びましょう。

 

出版する=「足跡」を残す

企画出版、自費出版に問わず、本を出版すれば「その出版社から本を出した」という歴史を残すことができます。

後世に「足跡」を残すことができることは、大きなメリットとなり、自身のステータスにもなります。

本を出版したと聞いた時には、内容問わずに「凄い」と感じる方も多く、「会話に説得力が生まれる」などの恩恵を受けることもできるのです。

そのため、ハードルの高い企画出版ではなく、自費出版で本を出版し「足跡」を残しておくのも1つの手段と言えるでしょう。

 

まとめ

企画出版は、売れる本を作ることをメインに考えられているため、文章力や企画力がなければ編集者の目に留まりません。

例え出版社から執筆オファーがきたとしても、必ずしも出版されるわけではなく、厳しい道のりになると言えます。

費用を出版社が負担してくれる企画出版で本を出版したい場合は、売上が見込める本を意識した企画を直接持ち込むか、コンクールに出してみましょう。

 

投稿者プロフィール

マーケティング出版プラス編集部
マーケティング出版プラス編集部
学生や子育て中のママなど、様々なバックグラウンドを持つメンバーが所属。

出版をもっと身近に感じてもらうために、自分の家族や友達にも読んでもらえるような、分かりやすく丁寧な記事づくりを心掛けています。

これからも有益な記事を日々発信できるよう、尽力していきます!
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