会社や人生の羅針盤としての書籍~代表取締役就任1年目の出版~

会社や人生の羅針盤としての書籍~代表取締役就任1年目の出版~

今回は、2020年9月に書籍「医療機関のブランディング ~求人・集患の秘訣~」を出版されました、株式会社DEPOC代表取締役社長の安岡俊雅さんにお話をお伺いしてきました。

安岡様は医療機関専門のホームページ制作会社を経営されておりますが、今回は特にクライアントから高い評価を得ているブランディングについての話です。

ホームページ制作会社でありながら、なぜ「医療機関のホームページ」というタイトルの本にしなかったのでしょうか?
そこには事業を通して蓄積してきた安岡さんのノウハウや考え方が非常に深く関わっていました。

本の出版への興味に関係なく、経営者やマーケティング担当者にとってきっと有意義な話が聞けたと思います。
是非、ご一読くださいませ。

 

聞き手:今日はよろしくお願いいたします。

安岡さん:よろしくお願いいたします。

 

聞き手:早速ですが、まずは安岡さんの経営する株式会社DEPOCについて教えていただけますか?

安岡さん:はい。
弊社は、医療機関専門のホームページ制作や、学会の運営を事業としています。

 

聞き手:医療機関専門のホームページ制作会社は結構あると思いますが、他社と違う点と言えば何でしょうか?

安岡さん:医療機関専門のホームページ制作会社はたくさんありますが、特に弊社はソリューションベースの考え方を大切にしています。
もちろん、きれいな見た目やかっこいいデザインも大切かもしれませんが、それだけでは不十分だと考えています。

弊社では医療機関が解決したい課題を解決するためのホームページが理想と考えています。
そのため、弊社ではホームページ制作に入る前に、医療機関に勤めている医師や看護師、スタッフの生の声のヒアリングをしてコンテンツ制作に活かしています。

最近はSEO対策(※)に力を入れているホームページ制作会社は多いですが、検索で上位に挙がってくるだけでは意味がありません。
例えば求人で考えた時、医療機関の雰囲気や風土、働いている人の価値観に共有できたときに「ここで働きたい」と思うはずです。
それをホームページで実現していくことこそが、弊社のサービスと考えているのです。

 

※SEO対策とは
SEO対策(SearchEngineOptimization)とは、検索結果でサイトを上位に表示させるために行う対策のことで、検索エンジン最適化とも呼ばれます。
検索エンジンを使った場合、上位に表示されたサイトが良くクリックされます。
そのため、少しでも上位に表示されるよう、サイト内外で様々な対策を行うことを指します。

 

聞き手:なるほど、ブランディングの手段としてのホームページ制作なのですね。

安岡さん:そうですね。
これまでブランディングというと、ロゴ、カラー、制服などのコーポレートアイデンティティーの統一といったことを事業として行うケースが多かったと思うのですが、弊社はホームページを通してのブランディングに力を入れています。

特に、医療分野では膨大な情報が必要となるため、文字数の制限が無い、ホームページは最もブランディングに適していると考えています。

 

聞き手:なるほど。そんな安岡さんですが、今回は本を出版されました。どのような本なのか簡単に教えてください。

安岡さん:はい。
今回、『医療機関のブランディング』というタイトルの本を書かせていただきました。
今、医療機関で起きている問題点がブランディングによって解決できることをお伝えする内容になっています。
求人や集患に関して、医療機関では、マッチングが上手くできていないパターンが多く存在します。医療機関の強みを引き出し、構築し、発信することで、求職者や患者さんとのマッチングが実現できると考えています。

医療機関のブランディングインタビュー

聞き手:つまり、ブランディングをすることでコストの削減と売上向上が狙えるわけですね。

安岡さん:そういうことです。
医療機関以外の企業であっても売上の向上と求人は必須の経営課題かと思いますが、医療機関では特に専門職ということもありその難易度が高いと言えます。
難易度が高い医療機関の求人と集患について、これまで蓄積してきた弊社のノウハウを1冊の本にまとめた形です。

 

聞き手:今回、「ホームページの作り方」ではなくて、「医療機関のブランディング」を本にしたのは何か理由がありますか?

安岡さん:はい。
弊社はこれまで14年間に渡ってホームページの制作を行ってきましたが、ホームページ制作する際の、前半部分が最も重要と考えるようになりました。
ソリューションベースのホームページを作成する場合、情報の収集、情報の創生、情報の発信を行います。コーディング(制作の実業務)をする前の部分が作業の大部分を占めています。
実際に働いている人のインタビューなどを通してその医療機関の実態をよく知ることで、求人や集患の課題解決につながる、よいホームページができることに気づいたのです。

現在では、医療機関のホームページは、病院名を交換しても気づかないような、似たようなホームページが多く見られ、課題解決につながっていないようなものも多く存在していると思います。

 

聞き手:確かにそうかもしれませんね。

安岡さん:これは、ホームページ制作そのものを目的としているからであり、医療機関の問題点や特徴を考えてそれを打ち出すという作業をしていればこうはならないはずです。
働いている人や関係者に取材をして、得た情報をホームページで分かりやすい形で見える化する、この一連の流れこそがブランディングの本質と考えています。

 

聞き手:今回、本でノウハウを出してもらいましたが、それについて抵抗はありませんでしたか?

安岡さん:いえ、それは全くありませんでした。
ノウハウはどんどんアップデートされていきますし、常に私の中でも更新し続けています。
その時点のベストを発信することで、自身の勉強や頭の整理にもつながりましたし、これからもノウハウは出し惜しみせずに発信していきたいと考えています。

 

聞き手:なんで本を出したんですか?ウェブではない理由は何でしょうか?

安岡さん:はい、これにはいくつか理由があります。
まず、弊社はホームページ制作会社ですので、ウェブ上で公開するとなるとすべて社内でできてしまいます。
ただ、社内の人だと遠慮があったりしますし、第三者の目も入らないですよね。
本だと出版社を含めて、別の人の目が入るので自社をより深く知ることができるだろうと考えたのです。

また、紙媒体の信用度は出版不況で本が売れなくなった今であっても非常に高いと考えています。
私なりの表現で言わせていただきますと、ウェブと紙媒体では発信者の『覚悟の違い』を感じます。

 

聞き手:覚悟の違いですか?

安岡さん:はい。
印刷すると修正できないじゃないですか?
だからこそ、今回私もそれなりの覚悟を持って本づくりに取り組みました。
本は一生ついて回るものとも言えるので、一生残り続けるものとして取り組んだのです。
現時点で出版したこの本は、自分の羅針盤のようなものになったと思います。

 

医療機関のブランディング

聞き手:出版した本は今後どのように使っていきますか?

安岡さん:はい。
まずは1000冊の本を購入して、お客様やお世話になっている方に献本しました。
これは弊社が行っている事業や考え方をより深く理解してもらうために非常に役立っています。
また、会社も15期目になっていて、少しご無沙汰してしまっていた方もいたので、本という形でお渡しできたのも良かったと思います。

例えば、前職の社長にもお渡しできたことはとても嬉しかったです。
実は私の直属の上司だった方が今は社長になっていて、私の今の仕事を報告できました。

もちろん、新規でご縁がある方にもお渡しして使っています。
本を書いているという事実は信用力につながりますし、取引する前に読んでもらって弊社の考え方や事業についてより深く理解してもらえるのが何よりのメリットですね。
実際本を読んでもらったら、ほぼ間違いなく受注に繋がっています。

そういう意味では、本を書いてまだ1カ月ぐらいですか早速効果が出ています。

 

聞き手:なるほど、他の効果はいかがでしょうか?

安岡さん:他の効果もたくさんありますが、その中でも社内的な効果がとても大きかったと思います。

 

聞き手:社内的な効果ですか?

安岡さん:はい、社員に読んでもらうことで、社長である私の考え方や会社が提供しているサービスをより深く理解してもらうことができたかなと。
会社を一つの船として考えると、船に乗っている乗組員全員に情報を共有することはとても大切です。
船がどんな状況なのか、どこに向かっているのかをしっかりと伝えなければならないわけですね。
これはなかなか難しい作業だと思いますが、本はこの難題を解決するツールとして非常に有効だと思います。
本という物理的なモノにまとめたことで読んでもらいやすいですし、中には家族に読んでもらったスタッフもいて、そのご家族にどんな会社で働いているのかを理解してもらえたということは大きなメリットだったと思います。

 

聞き手:すごいですね!逆に本を出版したことでのデメリットは何かありましたか?

安岡さん:いえ、全くありません。笑
むしろ、すべての人に本を出すことをおすすめしたいです。

 

聞き手:すべての人ですか?笑

安岡さん:はい、本当に社会人全員におすすめですね。
個人的に日記を書くのではなく、第三者に公開するものを出すというのはとても意味があることです。

私も今回、はじめて取り組みましたが今までやってきた仕事や考え方を文章としてアウトプットすることはすごく大変な作業でした。
でも、だからこそ自分にはどんな強みやノウハウがあって、また、どんな知識をこれからインプットしていくのかが明確になったのです。

本が、今後の仕事人生における大事な羅針盤になったと言えばわかりやすいでしょうか。

 

聞き手:なるほど、羅針盤ですね。わかりやすいです。

安岡さん:そういう意味では先ほど、社会人全員と言いましたが、経営者には特におすすめしたいなと思います。
おすすめというか、正直絶対に書いたほうがいいと太鼓判を押すレベルですね。笑
読んだ人に役立つ本を作ろうと取り組んだ結果、一番勉強になったのは著者である私自身だったかもしれません。

 

聞き手:最後に今後について教えてください。

安岡さん:はい。
一番はクライアントである医療機関の課題解決にこだわるという仕事をますます強化していきたいと考えています。
今回の本でも示せたと思いますが、弊社はただのホームページ制作会社ではなく、ソリューションベースのサービスと考えており、集患や求人をはじめとした課題を解決するための手段としてのホームページを制作しています。
そのためには勉強も怠ることができませんし、より結果の出せるサービスとして提供していけるよう、努力していかなければなりません。
今回の本は羅針盤となり、会社の軸は分かりやすくなったかと思います。
今後はさらに弊社の強みを強化して、クライアントにより満足していただけるようと努めてまいります。
あと、近い将来ですが2冊目の本の出版にもトライしたいとは思っています。

 

聞き手:2冊目の出版も楽しみです!その時はまた協力させてください!本日はお忙しい中、ありがとうございました。

安岡さん:こちらこそ、どうもありがとうございました。

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