社員のポジション・課題別に おすすめ書籍を紹介 社員教育に役立つ本12選

社員教育に役立つ本12選|社員のポジション・課題別におすすめ書籍を紹介

社員のポジション・課題別に おすすめ書籍を紹介 社員教育に役立つ本12選

 

企業の発展のためには、働く1人ひとりが企業理念を理解し生産性をあげて効率よく仕事をすることが必要です。

しかし、「具体的にどのような教育を行えばいいのか?」と頭を抱えている企業の経営者や人事担当者の方も多いのではないでしょうか?

 

人は勝手には育ちません。何かしらのフォローが必要です。

 

そこで今回は

  • 社員教育を行う流れやポイント
  • 社員のポジション・課題別に社員教育に役立つおすすめの本

を紹介します!

この記事を読んで、社員教育の改善や強化についてのヒントを得ていただければ幸いです!

 

【監修者】
 梶田 洋平
 ラーニングス株式会社 代表取締役
大学卒業後は証券会社に入社し、5年弱勤めて退社した後、出版事業を手掛ける会社を起ち上げる。
大学時代からこれまで自身が著者で出版した本は16冊、読んできたビジネス書・実用書は3,000冊以上。はじめて本を出版する企業や個人事業主の方を対象に、出版でビジネスを加速させるお手伝いに力を入れる。

 

 

 

社員教育を実施する流れ

 

いざ実際腰を据えて社員教育を行おうとした場合、なにから手をつければいいか迷いますよね。

ここでは社員教育を実施する際のプロセスを解説します。

 

  1. 社員に求めることはなにかを明確にする
  2. 目標を設定する
  3. どのように行うか検討する
  4. 実施後のフォローをする

 

 

社員に求めることはなにかを明確にする

 

まずは、現状の課題を整理し、社員に対して何を求めるかをはっきりさせましょう

 

よくある課題例

  • 自発的に動いてくれない(指示待ちが多い)
  • 意欲や責任感のない行動が目立つ
  • 自分で調べたり、新しいアイデアを出すことがほぼない
  • 離職率が高い
  • リモートワークで社員の意思疎通が図れていない
  • 社員がいうことを聞いてくれない
  • そもそも多忙で社員教育にかける時間がない
  • 優秀な社員が辞めていって、冴えない社員が残ってしまっている
  • 今2代目社長で先代時の社員との意思疎通が困難
  • 会社が目指している仕事のやり方を理解してもらいたい

 

 

社員に求めることの例

  • 自分で考えて動いて利益を作り出せるようになってほしいい
  • 会社の目指す方向性を理解し、それに則った行動、判断を個々が下せるようになってほしい
  • 社員間でのコミュニケーションが活発になることで新しいアイデアや戦略が生まれるようになってほしい
  • 社員一人ひとりが業務の効率化を実現させてほしい
  • 優秀な社員が活躍し、冴えない社員がより研鑽を積むことで戦力となってほしい

 

社員に求めることと現状を比べ、足りないところを整理しましょう。

 

現状→社員が自発的に考えたり動いたりしない

求めること→社員が会社の理念にのっとって自発的に動き、行動する

足りないところ→社員が判断基準を持っていない、どのような行動やアイデアを求められているかを理解していない

 

目標を設定する

現状の課題や求める姿を決めたら、目標を設定しましょう。

最終的なゴール地点に向かうためには、小さな目標を設定して、お互いが達成感を感じながら成長することが望ましいです。

例えば、まずは社員に自社の理念を知ってもらう→理念に則った行動、判断とはどのようなものかワークを使って理解してもらう→実際の業務の中でまずは社員自身に対応の判断をさせる

というように、段階を踏みましょう。

 

また、いつまでにどのような姿になるか、スケジュールを決めることも重要です。

これまでできていなかったことをいきなり短期間でできるようにすることはなかなか難しいところです。

小さな目標を2週間単位で達成し、3か月~半年かけてじっくりと社員に定着させることを目標に取り組むことをおすすめします。

 

 

どのように行うか検討する

教育方法は、その社員たちのこれまで受けてきた学校教育を参考にするのもおすすめです。

幅ひろい年代が働いている場合やグローバルな組織であれば柔軟な対応が求められますが、ある程度世代が固まっていたり日本で教育を受けてきた人たちに対しては、経験している教えられ方、達成の仕方を伝えることで一定の成果を期待できます。

 

一方、ホームスクールや通信教育を受けてきた若者に対しては、求める成果や期日・情報を伝えて、自分なりに業務を改善し、最終的に実行したことやアイデアをまとめたプレゼンをしてもらう、といった方法も有効です。

全員一緒の教育を受けることに対して抵抗があったり、慣れていない場合は社員教育自体がストレスになる場合もあるので、社員の個性や教育背景を参考に検討してみてください。

全員が一緒に同じものを学ぶことにストレスがないのか、個別に自由な発想で学ぶことにストレスがないのかの見極めが重要となります。

 

 

また、教育方法にはいくつかの方法があります。

eラーニングを活用したり外部講師を招いた研修、ビジョンブック を用いた個別の教育などです。

他にも、実際に業務をしていく中で学ぶOJT(On The Job Training)にするのか、業務と離れたところで学ぶOFF-JT(Off The Job Training)にするのかも目標に合わせて決めていく必要があります。

 

※ビジョンブックとは、社員や関係者が共通の方向性を理解し、行動するための指針を示すために、企業が企業理念、ビジョン、ミッション、価値観などをまとめた書籍のことです。

ビジョンブックについては、以下の記事で詳しくご紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

 

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人材の採用・育成の お悩みを解決 経営理念を末端にまで浸透することが可能になるツール

 

 

実施後のフォローをする

なお、ここまでにご紹介した教育を行う上で一番気を付けなければいけないのは、「その場限りの学びにならないこと」です

 

学んだあとにフィードバックの時間を設けたり、学んだことを実際の業務に落とし込んだり、社員なりの考えを加えた内容を聞いたりと学びの定着、学びの活用を目的として行う必要があります。

 

どうしても従来の日本の教育では暗記中心であったため、社員の中には教えられたことを暗記できるが、実際にその知識や学びを活かすことが苦手という人もいます。

 

なぜ学ぶのか、学んでどのような結果を出して欲しいかを明確にわかりやすく伝えて、教育を受けることが目的とならないよう気を付けてください

 

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【ポジション別】社員教育に役立つ本

 

社員教育に関する書籍は数多く出ているので、ぜひ書店やAmazonで御社にあった本を見つけてみてください。

以下に新入社員・中堅社員・幹部それぞれのポジション別で、教育に役立つ本をご紹介します。

 

新入社員への教育に役立つ本

 

 

若手社員の成長をどこまで求めていいものかと悩むこともあるかと思います。

 

経験がないから、知識がまだついていないからと諦めるのではなく、まずはこの本を読んで「若手社員が育つことは可能である!」とポジティブな未来を描いてみてはいかがでしょうか?

具体的な実践方法も記載されているので、読んですぐ社内で実践することができる1冊です。

 

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中堅社員への教育に役立つ本

 

 

中堅層の育成は意外と難しいものです。

 

仕事もある程度任せられるようになり部下がいても本人に自信がなかったり、昇進に対して後ろ向きであったり、慣れから仕事が作業になってしまったりと中堅層ならではの問題があります。

 

そしてそんな問題を解決する糸口となるのがこの本です。

 

本書はただ経営者が読むのではなく、中堅層への贈り物としても活用できる1冊です。

 

幹部の教育に役立つ本

 

 

ゼネラル・エレクトリック社のトップ15%しか受けることのできない、幹部研修で語られる内容をまとめた1冊です。

 

学ぶことをとめない、ビジネスマンにとっての本質的な「仕事の基本」を知ることができる1冊です。

 

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【課題別】社員教育に役立つ本

 

企業規模に関わらず社員教育を実施しているところがほとんどですが、少人数規模の企業になればなるほどそこまで社員教育への時間、費用の投資は積極的には行われていないことが多いです。

 

 

経営者と直接話せる環境やわざわざ管理をしなくても普段働いている中で実践できると考えることが、少数精鋭の企業ではよくあります。

 

企業が抱える社員教育の課題としてよくあるのが、以下の4点です。

 

  • スキルアップ
  • 経営理念の浸透と実行
  • 人為災害に対するリスクヘッジ
  • 問題社員への対処

 

それぞれの詳細と、解決に役立つ本をご紹介していきます。

 

「スキルアップ」に役立つ本

いくら現在業績がいいからといっても、今後の企業の発展を考えれば、社員の成長はなくてはならないものです。

 

より専門性を高めるだけでなく、新しい取り組みをするためにもスキルアップはとても大切です。

 

社員を増やすならマネジメントができる人材を育てる必要がありますし、新規事業であればまだやったことのない分野への勉強が必要になります。

 

社員みずからの意欲に期待するだけでなく、会社としても出来る限りのサポートを実施することで、社員側のモチベーションアップにも繋がります。

 

 

「スキルアップ」に役立つ本は、個人の職種や専門分野により異なるため一概にこの一冊!と言うのは難しいですが、以下に多くのビジネスマンのスキルアップに役立つ本をご紹介します。

 

 

『ロジカル・プレゼンテーション』は、戦略コンサルタントである著者が、プレゼンテーションで自分の考えを効果的に伝える方法について紹介した一冊です。

ロジカルシンキングをベースにしたプレゼンテーション手法について、具体的なテクニックや事例を交えながら、聴衆に訴えるためのストーリーの構成や資料の作成方法などを解説しています。

プレゼンテーションに苦手意識を持つ人はもちろんですが、論理的思考力や自分のアイデアを伝える力を高めたいと思うすべて人におすすめの本になっています。

 

 

★スキルを学ぶには「学習管理システム」もおすすめ

より専門的なスキルアップの方法としては、社員研修が一般的でしたが、コロナ禍をうけてeラーニングを実施する企業が増えました。

SchooLearnOなど、オンラインで専門的な講座を受講できる学習管理システムが人気です

 

 

「経営理念の浸透と実行」に役立つ本

ビジョンやミッションの共有は、どこの企業も優先的に実施しています。

 

組織として結束力を高く保ち、また企業としてのめざすべき方向へ全員が向かうためにも、理念の浸透、そしてそれに沿った実行がなされているかはとても重要な部分です。

 

理念の浸透で成功をしている企業として

 

  • ファストファッションブランド「ユニクロ」
  • 東京ディズニーリゾートの運営企業「オリエンタルランド」

 

があげられます。

 

特にオリエンタルランドは働く人の半数以上がアルバイトであるにも関わらず、1人ひとりが「ゲストにハピネスを提供する」ことの本質を理解し、実行しています。

 

ディズニーリゾートで働く人たちの有名なエピソードをまとめた書籍も多数出ているので、気になった方はぜひ読んでみてください!

 

ディズニーランドを1度でも訪れたことのある人であれば、キャスト一人ひとりの高い接客力、臨機応変な声かけに驚くと思います。

この本を読むことで、理念が末端にまで浸透をした理想の社員の姿、企業としての姿がどのような利益を生み出すのか理解することができます。

 

 

「人為災害に対するリスクヘッジ」に役立つ本

人は機械と違って、どうしてもミスをする生き物です。

 

そのため、人為災害と呼ばれるものに対するリスクヘッジを講じておくことをおすすめします。

 

人為災害とは大きく5つに分けることができます。

 

  • 「都市災害」火災や工場の大気汚染など
  • 「労働災害」勤務中の負傷や病気
  • 「交通事故」乗り物の事故
  • 「管理災害」管理や操作をするうえでおこるミス
  • 「環境災害」油や汚染物質の流失などの環境破壊

 

どの企業でもあてはまるのは管理災害です。

 

デジタルの発達やテレワークが普及したことで、以前よりも情報漏洩の危険は各段に高まりました。

 

ITリテラシーは入社して早い段階で社員には身に着けてもらうことが望ましいですし、会社としての規定も定めていつでも誰もが同じ判断をくだせるように工夫をする必要があります。

 

下記のような情報漏洩に対する書籍も多く出版されているので、ぜひ読んでみてください

 

インフォメーション・ガバナンス 企業が扱う情報管理のすべて 顧客情報から社内情報まで

インフォメーション・ガバナンス 企業が扱う情報管理のすべて 顧客情報から社内情報まで

ベーカー&マッケンジー法律事務所(外国法共同事業) (著, 編集)

2018/6/28出版

 

専門性の高い書籍ですが、情報漏洩のリスク以外にも企業としてどのような情報管理力が現在求められているかを知ることができます。

 

法的な観点、実務的な観点から企業が抱える根本的な原因を追究した1冊です。

 

「問題社員への対処」に役立つ本

 

もしすでに問題社員がいる場合、できるだけ早く対処したいですよね。

 

問題社員のせいで他の社員や優秀な社員が会社を離れることはなんとしても避けたいところです。

 

日本は法律の問題でなかなか企業が社員を解雇しづらいところがあります。

 

社労士への相談は勿論ですが、問題社員への対処法をまとめた本もいくつか出ていますので、参考にしてみてください。

 

問題社員の正しい辞めさせ方

問題社員の正しい辞めさせ方

新田 龍 (著), 安田 隆彦 (監修), 野崎 大輔 (監修)

2021/4/10出版

 

ヒット作なので、すでに読まれている方も多いと思います。

労務トラブルは企業にはつきものです。

特に情報社会となり問題社員が法律面の知識を持ったうえで行動をおこすこともあります。

企業の経営者であれば、いつ、なにが起こってもいいよう、いつでも読み返せるところに置いておくことをおすすめします。

 

【タイプ別】その他のビジネスマンにおすすめの本

さいごにここまででご紹介できなかった、ビジネスマンにおすすめの本をいくつかご紹介します。

 

全てのビジネスマンにおすすめの本

 

世の中には多くのビジネス書があり、どれを読めばいいか悩む人も多いと思います。

そんな方におすすめの1冊をご紹介します。

 

コンサル一年目が学ぶこと

コンサル一年目が学ぶこと

大石 哲之 (著)

2014/7/30出版

 

コンサルタントの育成について書かれた本ですが、中身はどんな業種、社会人歴に関わらず学ぶことがとても多い本です。

 

この本を読んで理解できることは、基礎がなぜ大事であるかを教える側、教えて貰う側がしっかりと理解することではじめて基礎が身に付き仕事に活かせるようになるということです。

 

中には成功例だけでなく失敗談やそれを筆者が振り返って要点を簡潔にまとめ、そこから何を学ぶのかまで落とし込まれています。

 

全てのビジネスマンにとって役立つ1冊です。

 

人事について把握したい人におすすめの本

 

 

この本は図解で人事評価の方法や採用、人材の開発など、人事にかかわること全てを網羅しています。

社内の人に関する問題について考える際に読んでおくことで、実際に物事が起こった際の事前知識として基礎があるので落ち着いて問題に対処できるでしょう。

 

大手企業の実例も紹介されているのでぜひ参考にしてみてください。

 

 

仕事の進め方やタスク管理などで困っている社員におすすめの本

 

社員の仕事が上手くいかない原因としてままみられる状況に

 

  • 自身のタスク全体を把握できていない
  • スケジュール管理ができていない
  • 仕事の優先順位がつけられていない
  • 何が仕事で作業なのかの判断がついていない

 

といった本人自身も余裕がないケースがあります。

 

単純に量が多いのか、やっている仕事の種類が多いのか、慣れない仕事が重なって時間がかかっているのかと考えられる要因はいくつかありますが、それに対してアドバイスをするときにおすすめの本を3冊ご紹介します。

 

仕事に追われない仕事術 マニャーナの法則 完全版

仕事に追われない仕事術 マニャーナの法則 完全版

マーク・フォースター (著), 青木 高夫 (翻訳)

2016/10/22出版

 

この本は時間管理をする際にとても参考になる本です。

仕事内容によっては「今日発生した仕事は、明日やる」が必ずしも適応できない場合もありますが、

1つのタスクを細かく分けて期限と到達目標を設定し、確実にクリアできるスケジュールを組むことが全ての仕事を管理するスキルに繋がります。

自身が一番力をいれなければいけない「本当の仕事はなにか」を見つけるのに役立つ1冊です。

 

仕事のゴールが大きいものがあると、なかなか腰が重かったり作業が後回しになってしまったり、どこから手を付ければいいか悩んだりしますよね。

本書は月1冊本を執筆しているブックライターの上阪徹氏の時間術を学べる本です。

自分が苦手なこと、得意なことを把握して、それを上手く組み合わせた自分なりの時間割を作ることが大事です。

 

また、「はっきりしない状態」を無くすことで精神的な負担も減らすことができます。

時間の使い方だけでなく、自分の苦手と上手く付き合って仕事を進めていく方法が知りたい方にもおすすめです。

 

 

 

この本は本当に自分がやるべき仕事は何かを見つける際に取捨選択を行うと思いますが、その方法について学べる本です。

 

仕事を効率化させる、そのために自分が決めなければいけないこと、どのように行動をしなければいけないのかを理解することができます。

 

無駄な時間、ストレス、仕事を捨てて、自分が望む人生をつくりだす方法を学べる1冊です。

さいごに|人が育つのには時間がかかる

ここまで社員教育の方法やおすすめの本を紹介してきましたが、実際に動く際に肝に銘じておきたい事は「人が育つのには時間がかかる」ということです。

 

成長スピードはその人によって違います。

教えてすぐ急速に成長し、ある程度のところで止まってしまう人もいます。

最初は時間がかかってしまっても、あるタイミングから急成長する人もいますし、目に見えて急速な変化が見えなくても、少しずつ少しずつ成長し続ける人もいます。

なかには、全く成長が見られない人がでてくることもあります。

人を育てる際は長い目で見ること、定期的に成長度合いを確かめることが大切です。

また、仕事内容に対する向き不向き、教育方法の向き不向きも出てきます。

教え方ひとつとっても、教育を受ける側からするとさまざまな受け取り方があることを理解してください。

 

特に、経営者の方でよくある悩みは「自分ができることが、他の人ができない、そのなぜできないかが理解できない」というものです。

その場合、「なぜできないのか」の解明を丁寧にする必要があります。

経験なのか、知識がないのか、時間がないのか、余裕がないのか、何かに抵抗を感じていて上手くできないのか、考えられる原因はさまざまです。原因がわかって初めて解決策を練ることが出来ます。

 

もどかしい想いをするかもしれませんが、じっとこらえて社員の成長を見守ってみてください。

この記事でご紹介した本を、ぜひ御社の今後の社員教育に役立てていただきたいと思います!

 

 

【サービス資料】
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投稿者プロフィール

南川 佳世
ラーニングス株式会社
アドバイザー/ブックライティングサービス『ひよどり』サービス運営統括責任者

大学時代は近世文学を専攻。 日本語教師の資格を持つ。

200名以上の経営者、士業の専門家へのインタビュー経験があり、Webメディアを中心に記事を執筆。
書籍の企画~出版を行うだけでなく、出版記念のウェビナー等、イベントの企画運営も行う。

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