ISBNコードとは?意味や調べ方、検索方法、取得方法をご紹介

 

本の裏表紙や奥付に記載されている13桁(あるいは10桁)のコードを「ISBN(アイエスビーエヌ)」と言いますが、あなたはISBNコードがどういったものなのか知っていますか?

この記事では

  • ISBNの番号の意味
  • 書籍ごとのISBNの調べ方
  • ISBNを入手するまでの流れ
  • どのような場合にISBNを取得する必要があるか

といったISBNに関する知識を、網羅的にまとめていきます。

特に自費出版をしたい考えている方に向けて、ISBNを取得する必要があるかという点も解説していますので、ぜひ参考にしてください。

 

【監修者】
 梶田 洋平
 ラーニングス株式会社 代表取締役
大学卒業後は証券会社に入社し、5年弱勤めて退社した後、出版事業を手掛ける会社を起ち上げる。
大学時代からこれまで自身が著者で出版した本は16冊、読んできたビジネス書・実用書は3,000冊以上。はじめて本を出版する企業や個人事業主の方を対象に、出版でビジネスを加速させるお手伝いに力を入れる。

 

 

 

 

ISBNとは

ISBNの意味や取得することで可能になること、また、JANコードとの違いなどを以下に説明します。

ISBNの意味

ISBNコードとは書籍を特定するための13桁のコードのことで、International Standard Book Number(国際標準図書番号)の略です。

ISBNコードは書籍のタイトルごとに決まっています。

そのため、世界中を探しても、同じISBNコードが印刷された書籍はありません

こちらの写真はあるビジネス書のISBNコードです。

 

 

コードにはそれぞれ役割があり、コードを読み取ることで仕分けができるようになっています。

ISBNの見方

具体的なISBNコードの見方ですが、ハイフンごとに役割が区切られています。

例)ISBN①-②-③-④-⑤

 

①接頭番号

書籍を表すコードで、日本の場合は”978”と決まっています。

②国番号

書籍を出版する国を表した数字です。
日本の国番号は”4”になっています。

③出版者記号、または製作者記号

出版者や出版社ごとに決まっているコードで、個人でも入手できます。

日本図書コード管理センター公式サイトの登録出版者の照会のページで、③に書かれている数字を入力する発行元の情報を知ることができます。

④書名記号

書籍のタイトルごとに付与される、固有番号のことです。

⑤チェックデジット

ISBNコードに間違いがないかを、チェックするための検査するための番号です。
「検査数字」とも呼ばれます。

バーコードの読み取りミスを検知するためについており、特殊な数式を用いて算出、付与されます。

 

この5つの役目を持ったコードを使うことで、書籍の識別が可能になります。

 

ISBNコード取得にかかる費用や、Amazonで書籍を出版する場合のISBNコードについての解説はこちらの記事が参考になります↓

 

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 ISBNの歴史

はじまりは1965年、イギリスの大学でSBN (Standard Book Number) という書籍を管理するためのナンバーが開発されたことでした。

開発の背景にはコンピューターの普及により、書籍を統一的に管理する仕組みが必要となったことがあります。

翌年イギリス国内での使用がスタートしたSBNは、1967年に国際規格のISBNとなり、1970年に国際規格標準化機構で採用されました。

日本国内では1981年から、ISBNコードの利用がスタートしたようです。

 

ISBNは10桁から13桁に増えている

もともとISBNは10桁で成り立つコードでしたが、数字の組み合わせの枯渇により2007年以降は10桁から13桁へと改定されています。

そのため2007年以前と以降の書籍を比較すると、ISBNコードの桁数が異なることがわかります。

 

↑2004年に発行されたある本のISBNコード。10桁になっている。

 

 

↑2014年に発行されたある本のISBNコードは先頭に「978」が追加され13桁になっています。

 

書籍についているISBNの調べ方

ISBNの調べ方には、以下の3通りあります。

  1. 書籍の裏表紙で確認する
  2. 書籍の奥付のページで確認する
  3. 出版社のサイトで検索する

 

① 書籍の裏表紙で確認する

多くの場合、書籍の裏表紙の上部にISBNが印字されていますので、そちらを確認します。


② 書籍の奥付のページで確認する

書籍の奥付は、書籍の最後のページにあります。

奥付にもISBNコードが記載されています。

 

③ 出版社のサイトやAmazonで検索する

本が手元にない場合は、本のタイトルや出版社がわかっていれば出版社のサイトでの書籍検索でISBNを調べることが可能です。

また、Amazonで販売されている書籍であればタイトルを検索をすることでISBNコードを知ることができます。

Amazonの商品ページ↓

ISBN-10は10桁のコード、ISBN-13は「978」がついた13桁のコードを表しています。

 

ISBNの検索方法

ISBNコードがわかっている書籍の情報を知りたい場合は、インターネットブラウザで直接ISBNコードを入力し検索すると以下のように確認することができます。

 

↑ISBNを直接打ち込んで、書籍情報を調べた例。該当書籍の表紙画像や、取り扱うオンラインショップの情報が表示される。

 

また、ブックサーチ.jpというサイトでは、10桁あるいは13桁のISBNコードを入力すると、該当書籍の詳しい情報やAmazonなど各種オンラインショップでの取り扱い状況を検索することができますのでおすすめです。

ISBNと書籍JANコードの違い

書籍にはISBNコードに加えて、書籍JANコードというものも付いています。

書籍JANコードとは本を特定するためのバーコードです。
本の裏表紙に印刷されています。

このコードがあることで在庫管理がしやすくなるため、自費出版の場合は書店に自分の本を置いてもらいやすくなります。

また、商業出版の場合は売り上げを管理する為に必須になります。

その他の書籍コード

書籍には、ISBNや書籍JANコード以外にも本を管理するためのコードが付けられています。

Cコード

書籍の裏表紙などには「Cコード」と呼ばれるCの後に続く4桁の数字も記載されています。

Cコードは「分類コード」とも呼ばれ、その名の通り書籍を分類するためにあります

4桁ある数字の1桁目が販売対象、2桁目が発行形態、3・4桁目が内容を表しており、書籍の分類などに使われます。

ISSNコード

ISSN (International Standard Serial Number) は、逐次刊行物に表記されるコードです

逐次刊行物とは、毎号同じタイトルで発行され終わりを定めずに継続して発行される学会誌、雑誌、新聞、年鑑などのことを言います。

ISSNの登録は無料で、国立国会図書館がISSN日本センターとして管理を行っています。

オンラインの刊行物にもISSNは付与されています。

参考:国立国会図書館

本を流通させるにはISBNを取得する必要がある

基本的に書店に本を流通させたい場合、ISBNコードを取得する必要があります。

書籍にISBNコードがないと、その書籍の所在地や在庫を把握するために大きな手間がかかります。
ISBNコードがあることで、簡単に書籍情報を調べることができる
のです。

このため、書籍を出版して書店に置いて欲しい場合には、ISBNコードを取得することが必須です。

一方、ISBNコードがなくても個人で書籍を売ることは可能です。
ISBNコードを取得しないことで出版者側の手間や費用も減ります。
実際に日本図書コード管理センターでISBNを取得すると、8000円程度の費用が掛かります

 

自費出版の場合、ISBNコードを取得する必要はあるか?

自費出版の場合は、書店での流通を考えていない方はISBNコードを取得する必要はありません

反対に気軽に本を出版して書店に流通させたい人は、個人で取得するか、出版社にISBNコードの取得を依頼すると良いでしょう。

つづいての見出しで、個人で取得する場合の方法・手順を解説します。

 

 

ISBNを取得する方法

最後に、個人がISBNコードを取得する方法を解説します。

ISBNコードは、日本図書コード管理センターに発行を申請することで取得することが出来ます
申請から取得までの流れは、以下の通りです。

 

  1. 日本図書コード管理センターのWebページでメールアドレスを登録
  2. 送られてきた認証コードをホームページに入力、必要事項を入力して送信
  3. 管理センターからの確認の電話をうける
  4. メールで送られてきたURLから、登録手数料を決済する
  5. 登録票一式が郵送されてくる
  6. 受領票をメールで返送

 

ISBNを取得したい人は日本図書コード管理センターのサイトにアクセスし、上記の流れで申請してください。

日本図書コード管理センターのサイトのホーム画面の「ISBNと書籍JAN コードについて」から「申請の流れ」をクリックすることで、最新の情報を確認できます。

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まとめ

  • ISBNコードとは、書籍を特定するためのコードのこと
  • 書店で本を流通させるにはISBNコードが必須
  • ISBNコードの取得は、日本図書コード管理センターのサイトから申請が可能

ISBNは個人での取得も可能ですが、出版社に代行してもらうこともできます。

ISBNコードを取得して書店流通されたい方や自費出版をお考えの方は、お気軽に弊社ラーニングスまでお問い合わせください。

 

 

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投稿者プロフィール

マーケティング出版プラス編集部
学生や子育て中のママなど、様々なバックグラウンドを持つメンバーが所属。

出版をもっと身近に感じてもらうために、自分の家族や友達にも読んでもらえるような、分かりやすく丁寧な記事づくりを心掛けています。

これからも有益な記事を日々発信できるよう、尽力していきます!