本を出版したい人が利用できる出版コンサルの費用を知りたい。
このような方に向けて、今回は出版コンサルを受ける際にかかる費用やサービスについてご紹介します。
目次
出版コンサルのサービスを受けるメリットとデメリット
出版コンサルのサービスは、「出版コンサルティング」や「出版プロデュース」、「出版ブランディング」などの名前で行われています。
名前は様々ですが、これらは書籍の制作から出版までのアドバイスや代行を行ってくれるサービスです。
出版に関する簡単な単発の相談のみのサービスもある一方、出版に関することだけでなく、広報や販売戦略の立案、個人・企業のブランティングまで行うサービスもあります。
出版コンサルのサービスを受けるメリット
様々な作業をプロに手伝ってもらうことにより、時間や手間が削減でき、本のクオリテイも上がることが出版コンサルを受けるメリットです。
また、商業出版を目指す場合は、企画書作りや出版社への営業なども行ってもらうことで商業出版の実現率も高まります。
商業出版でベストセラーになった場合は、出版コンサルにかかった費用以上の印税を手にすることも可能です。
出版コンサルを受けるデメリット
一方、出版コンサルは個人から企業まで様々なサービスがあり、信頼できる人を選ぶのが難しいというデメリットもあります。
出版コンサルタント、出版プロデューサー、出版コーチ、出版アドバイザーなど様々な肩書きの方がいらっしゃいますが、どれも特に資格などは必要ありません。
また、一般的に出版コンサルティングは一対一のサービスで、多額の費用がかかります。そして、多くの場合かかった費用は本の印税では回収できません。
出版コンサルの費用相場
続いて出版コンサルを行っている企業の費用とサービスをご紹介します。
多くの企業が費用を公開していない中、おおよその費用を記載していた3つのサービスをご紹介します。
有限会社 エリエス・ブック・コンサルティング
出版コンサルタントの土井英司氏による面談サービスを行っています。一対一の面談となり時間は全て60分です。
プロフィール作り、企画書アドバイス、マーケティング、営業戦略など出版に関することを相談できます。
面談方法は、Zoom、Skype、電話、原宿のオフィスでの対面、となっており、その他の場所でも相談可能です。費用は60分間で4万円〜6万円となっています。
株式会社コミュニケーションデザインの「出版プロデュース」
書籍だけでなく、テレビやネットなどで様々なPRを行っている会社の「出版プロデュース」のサービスです。
約6ヶ月の期間に渡り、企画書作成から出版社への営業、執筆の代行まで行います。
個々のサービスの費用は公開されていませんが、PR依頼は月に60万円〜と公式サイトに記載されています。
サンライズパブリッシング株式会社
出版セミナーも行っている水野俊哉主氏による出版ブランディングのサービスです。
企画から出版までのサーポートだけでなく、目的や事業内容に応じた書籍の販促活動やプロモーションまで行っています。
費用は数百万円程度と公式サイトに書かれています。
コンサルの依頼先の形態ごとに受けられるサービスと費用を比較
出版コンサルを依頼する場合、依頼先は大きく3つあります。出版会社と出版コンサル会社と個人の出版コンサルタントです。
以下の表では、出版コンサルの依頼先それぞれの費用目安とサービス内容についてまとめました。
形態 | 費用 | サービス |
出版会社 | 数百万円〜1000万円程度 | 自費出版や企業出版の為のサービス。
確実に出版することが可能で、出版後のブランディングまで対応可能。 |
出版コンサル会社 | 300万円前後 | 商業出版の為のサービスがほとんどで、商業出版が実現不可の場合は返金サービスなどもある。 |
個人の出版コンサルタント | 数万円〜70万円程度 | 商業出版の為のサービスが多く、簡単な相談や、営業代行のみの
場合もある。 |
コンサルの役目を果たす自費出版の会社
出版コンサルは、出版コンサルの専門会社だけでなく、出版社や個人の出版コンサルタントも行っています。
著者一人では難しい様々な作業の手助けや代行してくれる便利なサービスですが、高額になる場合が多いです。
また、サービス内容も依頼先によって様々なので、信頼できる依頼先を見つけることが大切です。
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ターゲットは誰か、そのターゲットが欲しい情報は何か、 類書にはどんなものがあり、その評判はどうかなどから、企画をブラッシュアップしていきます。
企画が決まればライターによるヒアリングなど、本作りを進めていきます。時にはDVD付けたりと、読者に役立つ本を一緒に考えます。
書店での展開にも力を入れており、特に地域を絞ってのPOP展開(15店舗目安で実施)にも積極的に取り組んでおります。
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