本を出版してみたいと考えている方の中には、実際本を出版するまでの流れが知りたいと思っている方も多いのではないでしょうか。
今回は本を出版するまでの流れを7 つのポイントをおさえながら、詳しく説明していきます。
本の出版を考えている方が少しでも、実際の流れをイメージしていただけるかと思います。
主な本の出版方法
商業出版
今日、書店に並んでいる多くの本がこの「商業出版」という方法で出版された本です。
商業出版とは、本の出版に関わる全ての費用を出版社が負担して行う形態のことを指します。
費用を負担してもらえるメリットから、全国の書店に流通してもらえるという大きな魅力があります。
しかし商業出版の道を歩めるのは、限られたほんの一部の方のみというデメリットもあります。
出版社は本を商品としてみなす為、売れる見込みのあるものしか扱ってくれません。
また著書の作りたい本を作るよりも、売れるための本作りに注力するため、思い通りの本が作れない場合が多いのもネックになってきます。
自費出版
「自費出版」とは名前の通りに自分で出版に関する全ての費用を負担して出版する方法です。
言い換えれば費用さえ自分で準備すれば、誰でも本を出版できるということです。
また商業出版とは違い「売れる本」を作るよりは、「著書の作りたい本を作る」ことに重きをおくので、出版社の方からあれこれと指示がくることなく、自由度高く本を作れることが魅力です。
「とにかく本を出版してみたい」「思い通りの本を作りたい」という熱い気持ちのある方には自費出版がおすすめです!
出版までの主な流れ
1.ヒアリング
本を出版するまでにたくさんの作業がありますが、1から7までポイントをおさえて説明していきます。
まずは相談から始まります。著者がどんなジャンルの本を作成したいのか、どんな目的で作りたいのか細部まで話し合います。
またその後著者がこれから作成したい本に合わせたサンプル本を、出版社がお送りしてくれます。
口頭で説明するよりも、実際にその出版社がこれまでに出版してきた本を手に取ってみ方が、イメージが湧きやすくなります。
ネット上では本の中身のデザインや、紙質、印刷品質を見極めるのは非常に難しいです。
あくまでもご自身が出版したい本のジャンルの本を、取り寄せることが大事です!
またこの時点で何か不明点や疑問点があれば、ここで遠慮なく相談してみましょう。
2.見積もり
当サイトを運営するラーニングス株式会社の場合ですと、ヒアリング後にさっそく見積り書を作成します。
見積にご納得していただいた場合は所定の手続きを経て、実際の本の出版工程へと入ります。
3.執筆
ここからいよいよ執筆作業に入ります。執筆期間中はいつでも担当者の方に相談することも可能です。
また1~2か月に1度打ち合わせを行いながら進めることになり、その都度アドバイスを頂くことができます。
また本業が忙しく執筆作業に時間を避けない方や、本の執筆作業に自信の無い方には、ライター起用もおすすめです。
ライターを起用する場合、2~3時間のインタビューを実際にライターの方と行います。
少ない方ですと、1回のインタビューで原稿が完成する場合もあります。
また多くても4回ほどのインタビューで完成します。
4.編集・校正作業
ここから本の完成に向けて編集および校正作業に入ります。
初校、2校、3校と、校正と修正を繰り返しながら、著者の希望通りのデザインに仕上がっているか細部までチェックします。
また読者が読みやすいように、誤字脱字はないか、写真やイラストの見え方など、少しづつ本が読まれるための形になっていく過程は意外と楽しいものです。
本の完成後に後悔しないように、細部までしっかりこだわり抜いてチェックすることが大事です。
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5.本の表紙デザイン・タイトル作成
タイトルと表紙は本の顔と言ってもいいほど大切なものです。
読者に一体何について書いてある本なのか、伝わるタイトルと表紙を目指しましょう。
6.印刷・製本
印刷前の最終チェックが全て完了したら、印刷の作業に入ります。
正しく色が出ているのか、イメージ通りの色になっているかといったチェックを製版担当者と編集者が行います。
7.出版
ついに本の完成です!
自分の手元に本が届いた時の感動は、きっと一生忘れられないものになるはずです。
製本した本はご自身の会社や活動のPRの為に積極的に使っていきましょう!
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出版した本は実際どのように役立つ?-ブランディング確立や集客ツールとして活躍
本の出版で強いファンが多く集まる塾へと成長した事例
ここまで本の出版までの流れを説明してきました。
しかし大事なのは、本の出版後です。本を出版した後にビジネス面での嬉しい効果はたくさんあります。
当サイトを運営するラーニングス株式会社から実際に自費出版を行い、会社のブランディング確立や集客に成功した著者さん達のリアルな声を紹介していきます。
まずは「大丈夫。君はやれる。不登校、パーソナリティー障害、発達障害の君たちへ」を出版されました、SMK(株式会社進路問題研究会)の代表取締役である薄井晶さんの事例です。
薄井さんは、自分が過去に経験した引きこもりや、発達障害といった悩みを抱えている子供達を受け入れることに特化した塾を経営しています。
出版された本では、様々な問題で生きづらさを感じている方達の不安が少しでも和らぐような内容になっており、本を出版したことで薄井さんと同じような悩みで苦しんでいる子供を持った親御さんから多くの反響がありました。
結果として集客に繋げることができました。
【個別指導】居場所のない子供達の為に塾を開く社長の自費出版事例
受験シーズンが終わり新学期が見えてくると、生徒さんの入れ替わりがあり、この時期の塾経営者は気が気でないと思います。 「来年度どのくらい生徒さんがくるか」 「継続[…]
本出版で印象アップ!仕事の契約にも繋がった事例
お金持ちの教えを守り、お金持ちなった男が教える、お金持ちに気に入られる方法」を出版されました、株式会社 LINK MARKETINGの野田啓介さんの事例。
野田さんは仕事柄内容が多岐に渡ることから、人から怪しまれることも少なくなかったそうです。
しかし本の出版後、「こんな仕事をしているんだ」「実はこんな人なんだ」ということが読者に伝わり、「この人は信頼できる人」という印象を与えることに成功したそうです。
また本業が忙しい野田さんは、執筆作業に時間を割くことができず、ライターを起用し約一か月で本を完成させました!
野田さんのように時間に余裕が無い方や、文章力に自身の無い方はライター起用がおすすめです。
本の出版で全国から注目を集める人気店になった事例
「本当はやばい!オスグット病~1日3分6つのストレッチでオスグット病を改善~」を出版された、福岡で整体院を開業し13年となる髙松栄伸さんの事例。
髙松さんは「オスグット病」というニッチなキーワードで本を出版し、話題を集めベストセラー記録しました。
もともと治療法がないと言われているオスグットですが、そんな症状で悩んでいる方々を救いたいとう熱い思いから本を出版されました。
その熱い思いは本から読者へと届き、本を読んだ全国の患者さんからお問い合わせがくるようになったそうです。
【整体院|自費出版】本を読んだ患者さんが全国から来る人気店に!
まとめ
今回は実際の本の出版までの流れを7つのポイントに分けて説明してきました。
いかがだったでしょうか。かなりイメージが湧いたのではないでしょうか。
会社のブランディング確立や集客に向けて何か行動をおこしたい、世の中にどうしても伝えたいことがあるなど、熱い思いを持っている方は、自費出版での本の出版をおすすめします!
本の出版後は思いがけない嬉しい反応が貰えたり、自身の強い思いが読者へと確実に伝わり、ファン獲得に繋がったりするものです。
ぜひ挑戦してみてください!
投稿者プロフィール
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新卒で羽田空港で働いた後、卒業旅行で興味を持ったバンコクへ移住しホテル勤務。
2年半のバンコク生活を終えて帰国した後、Webライターとして活動中。
【一言あいさつ】
将来は自分の書いた文章で、たくさんの人をHAPPYにできる人になりたいです!!
好きなことは絵を描くこと、代々木公園をお散歩すること、散歩している犬を触ることです♡
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