認知度向上には出版が避けられないワケ

認知度向上には出版が避けられないワケ

認知度向上には出版が避けられないワケ

現代は、SNSなどでさまざまな情報を発信できる時代です。誰でも簡単に自分の主張をしたり伝えたい情報を流すことができます。
そんな時代でも本を出版する人は後を絶ちません。

芸能人や著名人のように知名度が高く、わざわざ本を出版しなくても良さそうな人たちも本を出します。
それは、本の出版は認知度を向上させる上で大きな役割を果たすからだと言えます。

ここでは、本の出版がなぜ認知度向上につながるのか、その理由について解説します。

 

 

 

認知度向上のためには出版で信頼性を高めることが必要

本を出版することで信頼を高めることができます。
信頼性の高いものは多くの人が手に取り、内容を確認します。
その結果として、本を執筆した著者や企業の認知度が高まると考えられます。

人や企業が、単に自分たちのことを内容を知ってほしいのであれば、ウェブサイトを作成したりブログを発信したりすれば、不特定多数の人に情報を伝えることができるでしょう。
現代では、YouTubeやTwitterなどネットを利用したさまざまな情報伝達手段があり、簡単に伝えたいことを情報として流すことができます。

小説や詩、イラストなどもウェブサイトに掲載すれば、不特定多数の人に見てもらうことが可能です。
ただし、誰でも簡単に情報を伝えられるということは、敷居が低いということになります。
実際ネットで見られる情報の多くは、素性の知れない人が書いており信頼性に欠けます。

一方、書店に並ぶ本は違います。
本を出版する際には、費用をかけて内容を吟味し、深くて詳細な情報が書くものです。

監修や著者も明確です。専門家が書いている、監修をしているという点は大きな信頼につながります。
また、「わざわざ費用をかけて本を出すくらいなのだから、内容が豊富で信頼できるに違いない」と人は考えるのです。

小説や絵本などにおいても同じです。
出版社から出る本は、出版社が費用をかけて出しているものです。お金をかけて出している本なら質が高く信頼されやすいでしょう。
出版することで、著者は社会的ステータスもアップします。

さらに出版の過程においては、編集者や専門家が監修するなどさまざまな人が関わり、内容に誤りがないようにします。
紙に印刷したものはネット上の情報のように、簡単に消したり修正したりすることができません。
そのため、校正や校閲をしっかりと行い、可能な限りミスや間違いがないと言えるような内容に仕上げます。

すべてがそうとは言いませんが、以上のことにより、ネットで流れている情報より書店に並ぶ本の方が信頼できると言えます。
信頼できる内容の本はお金を出してでも買うものです。
このサイクルが結果として、認知度向上につながると言えます。

 

詳細な内容を伝えられる出版は認知度向上につながる

インターネットを利用して情報を得る際は、必要なキーワードで検索し、当初必要としていた情報だけを入手できればそれで満足することが多いでしょう。
しかし一冊の本には、情報の概要だけでなくさまざまな内容が盛り込まれています。

企業の本であれば、サービス内容や企業理念だけでなく、歴史やここまで発展してきた理由や工夫、取り組み、企業の風潮や文化、その変遷などあらゆることを中に収めることができます。
本を手にした人はより詳しい内容を知り、さらに興味を持つ可能性も高まります。

本を出して詳しい内容を知ってもらうことで、他企業との差別化を図ることもできます。

 

アプローチがしやすいことが認知度向上につながる

インターネットやテレビCMなどを利用して情報を伝えれば、多くの人の目につきやすいでしょう。
しかし不特定多数の人に知らせることで知名度はアップできるかもしれませんが、認知度アップにはつながりにくいと言えます。

書店ではジャンル別に本が置かれています。
少しでも興味のある人にアプローチしやすく、手に取ってもらいやすいでしょう。
ものによっては店頭販売や平積み、「今月のおすすめ本」など、目立つ場所に置いてもらえる可能性もあります。
新聞への掲載などを含め、プロモーション次第では多くの人に本を知ってもらうこともできます。

違う本を探しに書店に来た人でも、目につけば興味をそそられて購入することもあります。
企業についての資料ではなく、ストーリー性があり、読みやすくわかりやすい内容にすることで多くの人に読んでもらえる可能性も高くなるでしょう。

一方、企業の本は書店では比較的長期にわたって置いてあります。
その分、本を手に取ってもらえる機会も増えるでしょう。

 

ビジネスが広がり、認知度向上が実現できる

経営者などはあらゆる視点から、さまざまな種類の本を出しています。

それらの本を読んだ企業などから講演やセミナーの依頼で声が掛かったりして、ビジネスチャンスが広がっていくのです。

また、企業の本は商品をアピールする営業ツールにもなり得ますし、それが雑誌やメディアに取り上げられれば、企業PRにもつながります。

企業が本を出すことは、人材確保にも役立ちます。
就職活動をしている場合、興味のある企業の本を読むことも多いでしょう。
本には企業について詳しく書かれていますので、内容をしっかりと把握することができます。
その企業をよく知ったうえで応募してくる人が増えるので、最適な人材を確保できる確率もアップするでしょう。

さらに、社内における認知度向上にもつながります。
会社で働く人全員が、会社のことに詳しいとは限りません。
本を出版することで、会社の理念や方針、将来性などを詳しく知ることができ、社員にとってモチベーションとなることもあります。

 

費用を抑えることができる

テレビCMや広告などを出すことは不特定多数の人の目に留まることになりますが、興味のない人にとっては全く意味のないものです。
そのように考えると、広告費は無駄になっている部分も少なくないと言えます。より多くの人に知ってもらおうとすると、莫大な広告費用がかかります。

一方、規模にもよりますが、本の出版は広告費よりは費用を抑えることが可能です。
興味のある人にだけアピールできるので、無駄がありません。

また、広告のように掲載するたびに費用がかかることもなく、掲載期間も決まっていません。

 

まとめ

本を出版することには数多くのメリットがあります。

出版は、今まで興味を持ってもらえなかった人が興味を持たれる可能性を秘めている上、企業や著者のことをよく知ってもらい、信頼性を高めることもできます。

知名度がある企業や人も、無名の作家も、本を出版することで信頼を得ることができ、ビジネスチャンスが広がっていくと考えられます。

 

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投稿者プロフィール

マーケティング出版プラス編集部
マーケティング出版プラス編集部
学生や子育て中のママなど、様々なバックグラウンドを持つメンバーが所属。

出版をもっと身近に感じてもらうために、自分の家族や友達にも読んでもらえるような、分かりやすく丁寧な記事づくりを心掛けています。

これからも有益な記事を日々発信できるよう、尽力していきます!
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