ブランディング出版のメリット・デメリットとは?!

ブランディング出版とは、企業が経営課題を解決するための目的として、本を出版することです。

ブランディング出版を上手に行うことで、集客アップや適性なブランディング確立、世の中からの信頼度アップに繋がります。

今回はブランディング出版を行うメリット・デメリットについて深く紹介していきます。

新しい方法で、企業のアピールを図っている方は、ぜひブランディング出版を検討してみてください!

 

ブランディング出版とは

ブランディング出版とは、企業が抱える経営課題を解決する目的で行われます。

集客に伸び悩んでいたり、企業理念の浸透や認知度アップに注力したい、質の高い人材を集めたいといたった課題を抱えている企業には、おすすめの出版方法です。

また「ブランディング出版」というのは、その名の通り企業の「ブランディング確立」のための目的に特化した出版形態になります。

 

ブランディング出版を行うメリット

認知度アップに繋がる!

書籍の強みというのは、他の媒体と違って深く企業について紹介できる点です。

例えば、SNSやテレビCMを使った宣伝ですと短い時間でしか企業をアピールすることができず、企業の知名度は高まりますが、イマイチ何をしている会社なのか浸透しないケースが多いです。

しかし本では、会社創業時の思いや、裏側にあったエピソード、世の中に出している商品やサービスに隠された本当の思いなど、他媒体では決して語り切れない部分までアピールすることができます。

表では知られていなかった、企業が掲げる理念や思いを知ることで、企業の適性なブランディング確立に繋がっていきます。

そして「〇〇〇の商品と言えば〇〇〇」といった様に、企業の正しい認知度アップに貢献します。

他企業との取引で優位な位置に立てる!

ブランド力があると無いとでは、他企業との交渉や取引の場でも相手からの対応は変わってくるものです。

例えば何かしらの発注をした際に、ブランド力が高く、世の中からも評価されている企業からの発注であれば、相手取引企業の実績にもなるため、条件が自分の企業にとって有利な場合でも引き受けてくれることがあります。

このようにブランディング出版をし、ブランド力やネームバリューを高めておくことで、取引の際に相手企業より有利に立てるのも、ブランディング出版の強みです。

同じゴールに向かえる優秀な人材が集まる!

ブランディング出版には、人材採用にも嬉しい効果があります。

上記でも説明した通りに、ブランディング出版では企業のことについて深く紹介することができます。

従って、企業理念に心底共感した方や、企業が目指すゴールと同じ方向を向き心から「この企業で働きたい」といった熱い思いの方が集まってきます。

同じ目標に向かって志高く働く者が集まることで、企業の成長にも大きく貢献します。

離職率低下に繋がる!

ブランディング出版をすることで、会社創業時のエピソードや、商品やサービスに隠されていた本当の思いを、従業員の方に深く理解してもらうきっかけにもなります。

「私が働いている会社って実はこんな面もあるんだ!」と従業員の方に気づかせることで、さらに会社を好きになって貰えたり、誇りを持って貰えるチャンスになります。

また出版した本を従業員全員に配り、企業理念がしっかり浸透することによって、改めて全従業員が同じ目標に向かって心を一つにし、業務が捗るメリットも生まれます。

 

ブランディング出版が抱えるデメリット

費用が高い!

ブランディング出版にもいくつかデメリットがあります。

まずはじめに挙げられるのはその費用の高さです。

ブランディング出版では、出版にかかる全ての費用は自己負担になります。

またブランディング出版では、企業への取材費や、出版後書店などで宣伝してもらうための、ポスター制作などにかかる費用などもかかってくるので、かなり高額になるケースもあります。

しかし費用は出版社や条件によって大きく金額が変わってくるものなので、見積もりを出してもらう際に、まずはご自身の限度額を決め、明確に出版社へ伝えることが大切です。

情報のアップデートが難しい!

今日、企業のアピールのために使われているSNSなどに比べて、本というのは一度出版してしまうと情報のアップデートが難しくなってしまいます。

何か最新情報が追加されたり、仮に間違いが発見された場合でも修正することはできません。

しかしどうしても情報を追加したり、修正したい場合は「改訂版」を出すこともできます。

マスマーケットへのアプローチが難しい!

本は他媒体のテレビやSNS、新聞、雑誌などが数万~数百万単位の人にアプローチできるのと比べて、数千人~数万人単位の方にしか一般的には届きません。

なるべくたくさんの方にアプローチしたいと考えている方にとっては、ブランディング出版はデメリットにもなります。

 

ブランディング出版の上手な活用方法☆

インナーツールとして利用する

会社の企業理念をただ口頭で説明するだけでは、なかなか浸透しません。

企業理念や戦略を本にまとめることで、理解度の向上が期待できます。

創業時の隠されたエピソードや、会社のこれから目指していく目標を本にまとめて従業員に配ることで、社員のベクトルを一致させた事例や、会社の愛着度アップに繋がった事例もあります。

また採用活動の場では、入社後のギャップやミスマッチ回避にも貢献します。

営業ツールとして利用する

新商品や新しいサービスを始める時は、書籍を営業ツールとして活用することもおすすめします。

数ページのパンフレットに比べ書籍には、一冊に深く商品やサービスの魅力を伝えることができるほか、商品開発の知られざるエピソードも紹介することができるので、興味を持って貰えるきっかけ作りにもなります。

 

まとめ

今回はブランディング出版についてのメリット・デメリットを紹介しました。

ブランディング出版には費用の高さなどのデメリットがありますが、それ以上に集客アップや認知度アップ、ブランディングの確立など、多くのメリットが得られます。

企業が抱える経営課題を新しい方法で解決したい方は、ぜひブランディング出版を検討してみてください!

投稿者プロフィール

久保木 彩子
久保木 彩子
新卒で羽田空港で働いた後、卒業旅行で興味を持ったバンコクへ移住しホテル勤務。
2年半のバンコク生活を終えて帰国した後、Webライターとして活動中。

【一言あいさつ】
将来は自分の書いた文章で、たくさんの人をHAPPYにできる人になりたいです!!
好きなことは絵を描くこと、代々木公園をお散歩すること、散歩している犬を触ることです♡
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