ニッチ市場を支える中小企業へ紹介したい!本を使った経営戦略

 

今回はニッチ市場で事業展開する中小企業だからこそ効果が出る、本を使った経営戦略についてご紹介します!

 

  • 消費者の絶対数が少ないのに本を作っても意味がないのでは?
  • そもそもどんな内容にすればいいのか?

 

といったお悩みを解決していきます。

ぜひ最後までご覧ください!

 

【監修者】
 梶田 洋平
 ラーニングス株式会社 代表取締役
大学卒業後は証券会社に入社し、5年弱勤めて退社した後、出版事業を手掛ける会社を起ち上げる。
大学時代からこれまで自身が著者で出版した本は16冊、読んできたビジネス書・実用書は3,000冊以上。はじめて本を出版する企業や個人事業主の方を対象に、出版でビジネスを加速させるお手伝いに力を入れる。

 

 

 

ニッチ市場とは

中小企業の多くは、そもそも大手企業が参入しないスモールマーケットでサービスや商品展開をしています。

 

その中でも、さらに特定のニーズを持つ規模が小さい市場を「ニッチ市場(隙間市場)」と呼びます

 

ニッチ市場は顕在顧客が多いものの、認知度の低さがネックとなっている場合が多いです。

 

競合他社は少ないですが、どうしても消費者の絶対数が少ないため、どれだけ自社やサービスのブランディングが確立でき、消費者を継続的に定着させることができるかが事業継続の肝になってきます。

 

特に継続的な消費者の定着が一番難しく、これを実現させるためには

  • どれだけ深い悩みに寄り添えるか
  • 消費者が求めている情報を正確に、信頼度を担保して発信できるか

が重要になってきます。

 

ニッチ市場でのマーケティングを「ニッチマーケティング」と呼びます。

 

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なぜニッチ市場では営業に本を使うと効果的なのか

 

ニッチ市場で生き残るためには、自社やサービスのブランディングと消費者の継続的な定着がカギとなります。

 

それぞれ別で施策を打つとなると、労力も倍になり、そもそも規模感の小さい会社では手が回りきらないでしょう。

 

しかし世の中には、少数精鋭でも「本」を使うことで労力をかけずにこれらを実現している会社があるんです!

 

「本」を作ると必ず社会的な信頼度は向上します

特にニッチであればあるほど類書も少なく、いち早く「その道の専門会社」であることをアピールできます

 

また、広告と違い本は長期的に残るものなので、今は知らなかったとしても今後自社サービスを知る人達へのアピールが可能です。

 

小さい規模の会社が普段の業務をしながらどのように本を作るのか

 

 

「本を作れば、自社ブランディングや長期的な顧客の獲得、定着に繋がることはわかったけど、そもそも本づくりのためにリソースを割けないよ」

とお考えの方もいるかと思います。

 

実は、本づくりに労力がかかる時代はもう過ぎ去りました

 

現在は「企業出版」と題して、企業担当者や経営者の負担を限りなく少なくして出版を可能にするサービスを扱うビジネス書専門の出版社があります。

 

この「企業出版」もニッチ市場なので、サービスを展開する出版社もニッチ市場で生き抜く大変さをよく理解しており、より痒い所に手の届くサービスが期待できます。

 

「企業出版」の特徴はなんといっても

  • サービス展開をしている出版社がそもそもビジネス書専門なので、書籍のクオリティが高いこと
  • 著者となる企業担当者や経営者の通常業務に負担をかけずに出版ができること

です!

 

内容の構成から原稿の作成などは全て出版社主導で進んでいきます。

専門のライターが執筆を行い、企業担当者や経営者は書籍の中で必要な情報を話すだけです。

 

書籍の内容にもよりますが、10時間程度の取材で1冊分の情報を得ることが出来ます。

 

「え!?そんなに時間とれないよ」

と思われるかもしれませんが、最低限の取材回数で済むように事前に書籍内容を練り、一回一回は1時間~長くても3時間程度と普段の業務を圧迫しない程度に分けて進めていきます。

 

資料や要点をまとめ、事前に聞きたい内容、話してほしい内容をまとめることで、著者の無駄な時間を減らします。

 

また、ただ出版をするのではなく、企業の売り上げに繋がる書籍、最も求められている効果を実現するための書籍を作っていくので、費用対効果も高くなります!

 

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ニッチ市場のサービスだからこそできる本の内容

 

では、そんなニッチ市場でサービスを展開する中小企業はどのような本を作ればいいのでしょうか?

実はおさえるべきポイントはたったの3つだけです!

 

  1. 読者(消費者)の検索キーワードを考えた本づくり
  2. 読者(消費者)ニーズに応える内容にする
  3. 読者(消費者)の課題を解決する内容にする

 

ひとつずつ説明していきます!

 

① 読者(消費者)の検索キーワードを考えた本づくり

 

そもそもニッチ産業は検索に強いです。

 

本当に困っている人、必要としている人だけが御社やサービスを調べるので、書籍のタイトルや内容にもSEO(Googleなどのインターネットブラウザで上位表示を狙うこと)を意識したキーワードをいれることをおすすめします。

 

特に、書店だけでなくAmazonでも流通を行うことで、Google検索をはじめとした検索ツールで上位に表示されやすくなります。

「企業出版」を行っている出版社であれば、戦略として「Amazon広告」を始めとしたネット広告についての説明もあるかと思うので、ぜひ色々と聞いてみて下さい!

 

また、AmazonのPOD(プリントオンデマンド)を使った出版方法もニッチ市場の書籍には相性がいいです。

 

PODとは、データをAmazon側へ入稿し、注文ごとに印刷製本配送がされるサービスです。

在庫を持たずに、そしてPODのサービスが続く限りは半永久的に書籍を販売し続けることができるので、ニッチ市場の書籍にとってはメリットが大きい出版方法となります。

 

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② 読者(消費者)ニーズに応える内容にする

 

書籍の内容はダイレクトに読者(消費者)が自社やサービスに何を求めているのか、を突き詰める必要があります。

 

知りたい情報を正確に伝えることは当然のこととして、生の声を実際に書籍に反映させるとより効果的です。

 

事前にSNSを使ってアンケートをとったり、これまでのお客様の声をまとめたうえで構成を考えることをおすすめします。

 

構成を考えることも負担であればぜひ素直に伝えてください!

 

アンケートの結果だけを渡してもらえれば、それを基に内容を出版社側が考え目次に落とし込んでいきます!

 

また、これを行うことで、自社の営業活動や新サービスの構築にも繋がります。

 

ただ書籍をつくるだけでなく、書籍を作る中で得た情報、アイデアなどはぜひ経営戦略に還元してください!

 

③ 読者(消費者)の課題を解決する内容にする

 

ただ正確な情報を伝えるだけだとパンフレットと同じものになってしまうので、その一歩先にある課題解決を書籍で行ってみましょう。

 

具体的なノウハウを提示しながら、読者が実際に行動に移せるよう内容を工夫する必要があります。

例えば、隣にノートとペンを用意して、読みながら自分事に置き換えて考えやアイデアをまとめることができたり、写真が豊富にあれば、手順を読みながら困っていた作業や状態を改善するための行動を起こすことが出来ます。

 

下記に弊社事例の記事をまとめていますので、ぜひご覧ください!

 

【事例】

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まとめ

今回はニッチ市場で事業展開する中小企業だからこそ効果の出る書籍の使い方、作り方について紹介しました!

 

当WEBメディアを運営するラーニングスではニッチ市場に向けた書籍アプローチを得意としていますので、「情報収集がしたい!」「自社サービスだったらどんな企画になるのか知りたい!」という方はぜひ下記よりご連絡ください!

 

 

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投稿者プロフィール

南川 佳世
ラーニングス株式会社
アドバイザー/ブックライティングサービス『ひよどり』サービス運営統括責任者

大学時代は近世文学を専攻。 日本語教師の資格を持つ。

200名以上の経営者、士業の専門家へのインタビュー経験があり、Webメディアを中心に記事を執筆。
書籍の企画~出版を行うだけでなく、出版記念のウェビナー等、イベントの企画運営も行う。

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