売上アップを実現したいけれど、良い方法が思いつかないとお困りのBtoB事業者は多くいらっしゃるかと思います。
このたび、当メディアを運営する出版社、ラーニングス株式会社代表取締役の梶田洋平氏が2023年6月28日に『1冊の本で売上をアップする! BtoB事業者のための企業出版戦略とケーススタディー』を出版しました。
ラーニングス株式会社は、BtoBの売り上げアップを共に考える企業のための出版社として日々多くの企業様へ伴走支援を行っており、本書では蓄積したノウハウとともにBtoB事業者が1冊の本を出版することによって、どのように売り上げがアップするのか、具体的な事例を用いて体系的にご紹介しております。
【著者プロフィール】
ラーニングス株式会社 代表取締役 梶田洋平(かじた ようへい)
大学卒業後は証券会社に入社し、2つの支店で法人、リテールの営業活動に尽力。
5年弱勤めて退社した後、出版事業を手掛ける会社をたち上げる。
『出版を変える、出版で変える』を合言葉に、初めて本を出版する企業や個人事業主の方を対象とした事業を展開。
出版でビジネスを加速させるお手伝いに力を入れる。
ラーニング株式会社HP:https://www.learnings.co.jp/
販売ページはこちら→https://www.amazon.co.jp/dp/4434322516
聞き手:ラーニングス株式会社では、どのような出版を行っているのか教えてください。
梶田:弊社では、出版企画の立案から出版後の販促の支援まで一気通貫、伴走型支援を提供しています。
特に、売上アップを書籍で実現するための戦略立案を得意としており、著者様の現在の事業の状況や課題、今後のご展望などをお伺いした上で、それを実現可能にする書籍の企画、販促を含めた戦略の提案をさせていただいております。
聞き手:支援される特定の業種、業態はありますか?
梶田:これまで300以上のタイトルをご支援させていただきましたが、いずれも業種業態に絞っておらず、全てのビジネスをされる方のお役にたてるよう、走り続けてきました。
個人事業主の方からベンチャー、中小企業、大手様と様々な企業規模、事業内容(BtoB,BtoC)で出版を行い、効果を実感いただいております。
しかしながら、出版という媒体の特性上、やはりBtoCよりもBtoBの事業をされていらっしゃる方のほうが書籍を使った売り上げアップとの相性は良いと感じております。
聞き手:なぜ企業出版はBtoCよりもBtoBの事業のほうが相性が良いのですか?
梶田:1番の大きな理由としては、商品、サービスの購入決定までのプロセスがBtoCよりもBtoBのほうが複雑であるため、書籍があると顧客企業内での情報伝達がスムーズになり、また競合他社との差別化ができるからです。
オンラインでの情報発信だけでなく、オフライン媒体があるほうが決定権者へ商品、サービスの説明を正確に行うことができます。
また、費用対効果を見たときに、やはり1件の成約金額が大きいほうが出版費用の回収も早くできるという点も理由の1つです。
聞き手:『1冊の本で売上をアップする! BtoB事業者のための企業出版戦略とケーススタディー』を制作することになったきっかけについて教えてください。
梶田:これまで様々な方に「企業出版とはなにか」「企業出版でどのように売り上げをアップさせるか」をお伝えしてきました。
ですが、やはり企業出版を行う弊社自身で企業出版を行うことで、お客様へ説明する際の説得力が上がりますし、ノウハウを発信することで多くの方に「ラーニングスで企業出版をすれば売上アップが実現できるんだ!」とイメージを持っていただくことができると考えたからです。
聞き手:実際に出版をしてみていかがですか?
梶田:そうですね。
一つ感じたのが、出版してみるともっと早く本を作っておけばよかったということです。
いつもお客様に「出版は時間がかかるものなので早めの計画を」とお伝えしていますし、今回の書籍も意図して遅くなったわけではないのですが、やはり出来上がって反響をいただくと「あと半年早く出しておけばよかったな」と思いました。
この経験もこれからお客様にお伝えしていこうと思います(笑)。
聞き手:書籍の中では企業出版を行う際のターゲティングや出版までのプロセス、効果的な販促方法など、売上アップを1冊の本で実現させるためのノウハウが体系的にまとめられていますが、どのような意図があったのでしょうか?
梶田:まず、この書籍で読者の方に一番感じていただきたかったのは「本を使って売り上げをアップさせることが現実的である」ということです。
ただ、それを言葉だけでお伝えしたところで具体的なイメージを持っていただくことは難しいので、なぜそれが実現可能なのか、そして、ここまでやったらそりゃ売上アップできるよな、とポジティブに受け止めていただけるよう、書籍の企画から出版後まで、時系列に沿って必要な作業、情報をわかりやすくまとめることに注力しました。
聞き手:第六章の「作った書籍を最大限活用できるようにするためのチェックリスト」はこれから本を作る方だけでなく、すでに本を作ったことがある方にも必見のトピックですね!
梶田:どれだけ良い企画を立てて出版したとしても、やはり読者の手に届かなければその効果は発揮されません。
また、売上アップのためには、元となる商品、サービスまた企業様の情報発信への積極的な取り組みが必要になってきます。
本づくりの部分は私達が最大限ご負担のかからないよう進めることができますが、出版後は著者様ご自身で能動的に動いていただくことを推奨していますので、具体的に何をすればいいかをチェックし見返せるようにしました。
聞き手:さいごに、読者の皆様へメッセージをお願いします。
梶田:今回出版した『1冊の本で売上をアップする! BtoB事業者のための企業出版戦略とケーススタディー』はBtoB事業者の方に向けて、どのように戦略を立て、実行すれば売上があがるのかをわかりやすく解説しています。
本来、書籍というと「著者の発信したい内容をまとめて本にする」というイメージがありますが、企業出版は著者となる企業が求める顧客が読者となるため、そこにピンポイントでハマる内容をピックアップすることが重要です。
また、BtoB事業では企業や商品の信頼度が重視されますし、無形商材の場合は顧客が安心して購入できるよう、納得できる情報の提供が必要不可欠です。
短い商談時間の中で話し切れない内容も、書籍ではしっかりと伝えることができます。
本書が1社でも多くのBtoB事業の売り上げアップでお困りの企業様に届くことを願っています。
投稿者プロフィール
- ラーニングス株式会社
アドバイザー/ブックライティングサービス『ひよどり』サービス運営統括責任者
大学時代は近世文学を専攻。 日本語教師の資格を持つ。
200名以上の経営者、士業の専門家へのインタビュー経験があり、Webメディアを中心に記事を執筆。
書籍の企画~出版を行うだけでなく、出版記念のウェビナー等、イベントの企画運営も行う。
プロフィール詳細はこちら
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