自己啓発本を出版するメリットと成功事例

 

自己啓発本を出版したいと考えている方は意外と多いのですが、実際に出版までやり遂げる方はほんの一部の方のみです。

今回はそんな自己啓発本を出版してみたいと思っていても、まだ1歩踏み出せていない方に向けて、自己啓発本を出版した方の主な出版理由から、出版して得られるメリットを紹介します。

また自己啓発本を出版された経営者の方のインタビューをもとに、実際に自己啓発本を出版した後の周りからの反応やメリットなども紹介していくので、最後まで必見です!

 

 

 

自己啓発本とは

昨今、書店に多く並べられている「自己啓発本」。

そもそも自己啓発本とは、自らの意思で自分自身の中にある能力を最大限に伸ばしたり、精神的な成長を促したりする自己啓発について書かれた本のことを指します。

自己啓発本は実際に、自分自身の能力開発をしたい方、大きな目標を達成したい方、人生をより良くしたい方に読まれています。

自己啓発本の主なテーマとしては、行動力、思考、動機づけ、人脈、目標設定の仕方などが挙げられます。

一般的に自己啓発本はビジネスパーソンが読むものと捉えている方が多いですが、実際はどんな人でも対象になりうる本です。

 

ベストセラーとなった自己啓発本とは

生き方―人間として一番大切なこと/稲盛和夫

ではここから人気の自己啓発本を紹介します。実際に読まれた方も多いはずです!

こちらはKDDIの創業者として有名な稲盛和夫さんの自己啓発本で、2004年の刊行以来未だ世界でも読み続けられている人気のロングセラーです。

嘘をつかない、他人に優しくなど人間として当たり前なことでありながら、つい私たちが忘れてしまっている大切なことを思いださせてくれる一冊です。

また大きな成果を成し遂げる上で大切なポイントを、誰もが認める実績のある著者が説得力をもって伝えてくれる本になっています。

全てのビジネスパーソンが読むべき1冊と言っても過言ではない本です!

 

原因と結果の法則/ジェームズ・アレン

こちらはイギリスの作家・ジェームズ・アレンの自己啓発本で、なんと世界で100年以上も読み続けられているベストセラーです。

タイトルが表す通り、自分がいる環境というのは自分の思いが結果とした表われた次第であるということを記しています。

読めば自分の置かれる環境や運命は全て自分でコントロールできるようになると思わせてくれる1冊です。

今いる環境に不満を感じている方、もっと人生を良くしていきたい方におすすめの本です!

 

チーズはどこへ消えた?/スペンサー ジョンソン

こちらは心理学者のスペンサー・ジョンソンの自己啓発本で、1998年に出版されて以来2800万部を超える大ベストセラーです。

他の自己啓発本とは少し変わった作風で、ストーリー仕立てになっているので、楽しく読むことができます。気軽に読みながら、人生で大切なことを学べる1冊です。

IBMやアップルなどの一流企業が社員教育をする上での一つとして採用されていることでも有名なので、ぜひビジネスパーソンには読んでいただきたい本です。

 

人を動かす/D・カーネギー

こちらはアメリカの作家デール・カーネギーの自己啓発本です。

人を納得させる方法など、人の心を動かすための様々な原則について書かれた本です。

誰にでも分かるような、簡単な言葉とエピソードで記されているので、気軽に読み進めることができます!

またどれも今すぐ実践できるような内容なのも嬉しいポイントです。

 

自己啓発本を出版する目的とは

自己啓発本を出版する方の主な理由は、「自分の考え・思いを伝える」ことを目的として出版される方が多いです。

このケースの著者の想いとして「昔からとにかく自分の本を出版してみたかった」、または自分の人生の経験や学びから「世の中のみんなに伝えたいことがある」という情熱的な気持ちから出版を決意したという声が多くあります。

 

自己啓発本を出版するメリットとは

次に自己啓発本を出版するメリットを紹介します。

自己啓発本は著者自身の考えや思いを深く伝える1つの武器になります。自身の仕事についてや、仕事や人生に対しての考え方、姿勢、思いなどを一言で表現することはなかなか難しいものです。

しかし自己啓発本を出版することで、その本自体がいわば著者自身の自己紹介をしてくれるような媒体となります。

また「本を出版された方」として世の中から認知され、さらには様々なメディアから「専門家」と扱われ取材されたりなんてこともあります。

実際に最近では「自己啓発本を出版した」という実績からテレビ出演のオファーが舞い込んでくる方も珍しくはありません。

もしメディアの露出までを求めていない方でも、「本の出版」は「自分の伝えたいことを伝える」手段として大きな役割を果たしてくれます。

 

自己啓発本を出版した成功事例

今回、「お金持ちの教えを守り、お金持ちなった男が教える、お金持ちに気に入られる方法」を出版した、株式会社 LINK MARKETINGの野田啓介さんにインタビューを行ったので、自己啓発本を出版した理由から、出版して得られたメリットなど本当の声を紹介していきます。

【参考】:野田啓介さんインタビュー:【1か月で完成?!】ライターを起用して自己啓発本を出版

自己啓発本を出版しようと決意した理由とは?

野田さんの仕事は一言で説明するにはなかなか難しく、そんな仕事柄もあって周りの人から怪しまれることも少なくありませんでした。

そこで本を出版することで、「私はこんな仕事をしています」「こんな人間です」という、口頭では伝えきれない野田さん自身の中にある深い思いや考えを、うまく表現できると思い本の出版を決意しました。

 

本を出版されてから、周りからの反応はどう変わった?

本を出版したことで今まで伝え切れなかった、野田さん自身が「どんな人でどんなことをしている人」なのかを周りの人に理解してもらえるようになりました。

本を出版する前と比べて、人から信頼されるようになり、またただ「本を出版した」という肩書だけでも「信頼できる人」という印象を初対面の方にも与えることに成功しました。

「信頼」を獲得することで、仕事面でもいい影響が出ているそうです。

 

自己啓発本を出版するメリットとは?

野田さんは本の良さを「残ること」だとお答えになりました。

というのも今後野田さんがもっと有名になった際や、2冊目を出版することがあった際に、また後からも今回出版した本が売れる可能性があるからです。

また本の強みを、変なことができないことだともおっしゃっていました。

最近SNS上での発信に対しての誹謗中傷などのコメントが問題となっていますよね。

しかし本ならばそのような、不快な扱いを受けたり、悪用されることもないというのがメリットということです。

また無料で見れてしまうSNSとは違って本は、お金を払わなければ読めません。

従って本をわざわざ読んでくれる方というのは、強く自分に関心があるという表われにもなり、本当の自分の「ファンの存在」を見極める大きな材料の一つにもなったそうです。

 

自己啓発本を出版するのに向いている方はどんな方?

野田さんは曰く、まずは専門職の方には本の出版は向いているそう。やはり本を出版することで、説得力が上がるので仕事にもいい影響があると実感しているようです。

またコミュニケーション能力が無い方にも本の出版をおすすめしていました。なぜなら口頭では上手く自分の想いや考えを相手に伝えられなくても、代わりに本が自分のことを紹介してくれる媒体となるからです。

 

自己啓発本を出版する方法とは

最後に自己啓発本を出版する方法を紹介します。

本を出版するには主に2パターンあります。

1つ目が「商業出版」と呼ばれる方法です。

商業出版とは、出版に関する全ての費用を出版社が負担して本を出版する方法です。

つまり売れる見込みのある本しか出版することができません。

出版社の方から声がかかるか、または原稿を仕上げ、出版社に自ら企画書を持ち込み厳しい「審査」を通過する必要があります。まず普通に考えて出版できる可能性はかなり低いと言えます。

2つ目の方法が「自費出版」と呼ばれる方法です。

自費出版とは、著者自身が出版に関する費用を自分で負担して出版する方法を指します。

この自費出版は、「商業出版」とは違って本を利益として出版するわけではないので、著者自身の「本を出版したい」という気持ちさえあれば、売れる見込み関係なく誰もが出版できます。

「伝えたいことがある」「自分の経験を活かしたい」「自社のアピールに繋げたい」という方は、自費出版での出版をおすすめします!

 

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投稿者プロフィール

久保木 彩子
新卒で羽田空港で働いた後、卒業旅行で興味を持ったバンコクへ移住しホテル勤務。
2年半のバンコク生活を終えて帰国した後、Webライターとして活動中。

【一言あいさつ】
将来は自分の書いた文章で、たくさんの人をHAPPYにできる人になりたいです!!
好きなことは絵を描くこと、代々木公園をお散歩すること、散歩している犬を触ることです♡