【ブランディング出版】ブランディング出版にかかる費用の相場と内訳

ブランディング出版とは、企業が抱える経営課題を解決する目的で本を出版することです。

ブランディング出版には、集客アップや認知度の向上、ブランディング確立など様々な嬉しい効果があります。

今回はそんなブランディング出版の気になる費用の相場から、その内訳について詳しく紹介していきます。

経営課題を今までとは違った方法で解決したいと考えている方は必見です!

 

ブランディング出版とは?

「ブランディング出版」とは、企業が抱える経営課題を本の出版によって解決することです。

本は他媒体に比べ、より深く企業について紹介できるので、適切なブランディング確立に繋がったり、それによって認知度も高まり集客アップに繋がる期待が見込めます。

また企業のあまり表には出ていなかった、裏側の思いや企業理念浸透にも貢献し、その結果企業の本当の姿に共感し「一緒に働きたい」といった方が集まるなど、人材採用にも大きな効果を発揮します。

 

ブランディング出版の主な費用の相場とは?

ブランディング出版では、出版に関する全ての費用は自己負担になります。

そこでブランディング出版を検討している方にとって一番気になることは、やはり費用の相場ではないでしょうか。

ブランディング出版の費用は出版社や、条件によって何百万という差が出てくるので、一概に相場を割り出すのは難しいですが、ここでは出版社別に大まかな費用の相場とその内訳を紹介します!

 

扶桑社

扶桑社は、さまざまなジャンルを得意とする出版社です。

ジャンル、形態と問わず、どんなものでも企業出版することが出来ます。

出版の条件によって費用の差が出てきますが、だいたいの制作目安は以下の通りです。

例)

・カバー:四六並製(ソフトカバー)

・ページ数:208ページ

・カラー:本文オールカラー

・部数:4500部

・執筆:原稿執筆扶桑社

・費用:490万円

東洋経済新報社

東洋経済新報社は、経済・経営分野を得意とする出版社です。

東洋経済ブランドがしっかりと確立していて、企画内容にもシビアな出版社でしょう。

出版後も東洋経済オンライン、週刊東洋経済、リアルイベント等を使った心強いプロモーションが特徴です。

例)

・サイズ:B6

・ページ数:224ページ

・カラー:本文モノクロ

・部数:3000部

・帯:あり

・費用:700万円~

スタスタックアップ

スタスタックアップでは、プロデューサーやライター、編集者まで実績が豊富な方がそろっています。

最低限の費用で出版プロデュースまで行い、これまでも数多くの実績を残してきました。

例)

・プロデュース:企画まで

・プロモーション:WEB媒体がメイン

・著者への贈呈:なし(定価で購入する場合がほとんど)

・費用:500万円~

 

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どこで差がでる?!ブランディング出版主な費用の内訳

書籍の仕様

ブランディング出版は、出版条件によって費用の差が大きくでるものです。

ここからブランディング出版の費用を左右する、主な要因を紹介していきます。

まず1つ目の要因は、書籍の仕様でしょう。

書籍の種類は主に単行本(四六判)、新書判、文庫判、の3種類に分類されます。

単行本(四六判)の大きな特徴は、表紙デザインの自由度が高く、他の書籍と差別化が図りやすいことです。

また書籍の中身に図やイラストを挿入して、よりコンテンツクオリティーを高めることが可能です。

しかしイラストなどを挿入する場合は、その分コストは高くなります。

2つ目の新書判は書店に並べられる際、出版社ごとに分類されるため、より幅広い潜在顧客に向かってアピールすることが可能です。

単行本と比較すると費用も安く抑えられるため、なるべくコストを抑えて、そして潜在顧客にアプローチしたい場合にはおすすめの出版形態です。

3つ目の文庫判は、最もサイズがコンパクトで、基本的にはイラストは用いずに文字中心となるため、企業理念の浸透を目的としたインナーツールとして利用するにはピッタリな形態です。

このように書籍の仕様によっても大きく費用が変わってきます。

またその他にも、ページ数や印刷代も費用を左右する要因になります。

ライターの起用

ブランディング出版の費用には、編集者などの人件費がかかってきますが、その中でも1番大きい費用を左右する要因になるのが、ライターを起用するかしないかの違いです。

稀に著者自ら思いを伝えたいからといった理由や、費用を少しでも安く済ませたいといった理由から、ライターを起用せずに出版まで行う方もいます。

しかし、書籍に伝えたい思いを100%乗せて、また読者に伝わる言葉で文章を書くというのはかなりの技術が必要となってきます。

文章を書く素人の場合は、基本的にはプロのライターを起用する方が無難でしょう。

また1冊の本を完成させるための文字量は相当なものです。

もちろんその分執筆にも多くの時間を費やすことになり、本業に支障が出ることもよくあるケースです。

ライターに原稿執筆を任せる場合、当然その分費用がかかりますが、時間と負担を軽減できるという大きなメリットがあります。

著者自身の本業の状況と予算を整理して、適正な判断をしましょう!

出版部数

制作した書籍をどのくらいの部数を世の中に流通させていくかも、大きな費用を左右する要因になります。

一般的なブランディング出版の場合ですと、出版部数は3000部ほどと言われています。

そして目的に応じて全国各地の書店へと展開してくことになります。

もちろん出版部数が多ければ多いほど、費用が高くなりますが、その分より多くのターゲットにアピールすることができます。

よりターゲットに確実に本をアピールするために、ターゲットを的確に捉えた書店展開がカギを握ってきます。

例えば、ビジネス書であれば東京駅や新宿駅などの、巨大ターミナル駅に立地する書店でよく売れる傾向がみられます。

またその他の例ですと渋谷では、数多くのITベンチャーが点在するため、Web関係のテーマの書籍の売れ行きが良かったりします。

書店ごとに刺さりやすい客層が違ってくるので、本のターゲットと相性の良い書店展開と、予算を考えて出版部数を決めていきましょう!

プロモーション方法

出版した本のプロモーション方法の違いでも、費用に大きな差が出てきます。

プロモーションには主に2つの方法があり、書店での実売部数を伸ばすためのブックプロモーションと、書籍を活用して企業のサイトやオウンドメディアへの誘導を促進するためのデジタルプロモーションがあります。

ブックプロモーションの主な活動方法は、広告の掲載やセミナーの開催、プレスリリースです。

デジタルプロモーションの主な活動方法は、LP制作やコンテンツマーケティングが挙がります。

これらのプロモーションに関しては、広告掲載料やデザイン制作費がかかります。

企業の書籍活用の目的も様々なので、出版社と入念にプロモーション方法を話し合うことが、費用対効果を高めるカギになります。

 

まとめ

今回はブランディング出版のだいたいの費用相場を出版社ごとに紹介しました!

しかし出版条件によってその費用は大きく変動するので、どんな目的でどんなターゲットに向けてアピールしたいのか、まずは明確にしておきましょう。

そして費用が左右する要因も今回は紹介したので、ぜひ参考にしてどこにお金をかけるのかも検討してみてください。

投稿者プロフィール

久保木 彩子
新卒で羽田空港で働いた後、卒業旅行で興味を持ったバンコクへ移住しホテル勤務。
2年半のバンコク生活を終えて帰国した後、Webライターとして活動中。

【一言あいさつ】
将来は自分の書いた文章で、たくさんの人をHAPPYにできる人になりたいです!!
好きなことは絵を描くこと、代々木公園をお散歩すること、散歩している犬を触ることです♡