【施術家の方々に光を指す】理論に基づいた治療を見出した施術家の自費出版事例

今回「累計75000人以上見てきたからわかる 結果を出す治療家がやること×やらないこと」を出版されました、株式会社Evergreen Medical/株式会社グリーンピース代表取締役の伊藤悠佑さんにお話をお伺いしました。

伊藤さんは19歳の頃から整骨院で修行を始め、25歳の時に独立し、ご自身の整骨院を開業しました。

しかし修行を始めた当初、自分が行っている治療が本当に患者さんに効果を発揮しているのか分からず、苦しい日々が続いたと言います。

このままではいけないと思い整体について学び続け、ついに理論に基づく施術を見出した伊藤さん。

そんな伊藤さんは今回、かつての自分と同じような問題で悩み苦しんでいる治療家の方たちに光を指し、希望を与えたいという熱い思いから、本の出版を決意しました!

今回のインタビューでは本の内容から、出版後の周りからの反応、本の作成の際に工夫した点・苦労した点、これから本の出版を検討している治療家の方たちに向けたメッセージをお聞きしてきました。

いつお会いしても新しく挑戦してみたいことで溢れている、エネルギッシュな伊藤さんのインタビュー、ぜひ最後までお読みください!

 

伊藤悠佑(いとう ゆうすけ)
1991年神奈川県生まれ。現在は横須賀市と横浜市を拠点に柔道整復士として日々患者さんと向き合い治療を行っている。「理論に基づいた施術」を信条とし、痛みの回復はもちろん、不調の原因となっている動きや身体の使い方、癖を見抜いて施術を行っている。最近では人間関係や考え方のセミナー講師としても活動し、多岐に渡る活躍を見せている。

 

聞き手:今回はインタビューのお時間ありがとうございます!

では早速ですが、伊藤さんの現在のお仕事をお聞かせください。

伊藤さん:こちらこそ、よろしくお願いいたします!

現在は、整骨院を横浜と横須賀の方で経営しています。

 

聞き手:では、今回出版されました本についての質問に入りますが、どのような内容の本となっていますか。

伊藤さん:今回の本は整骨院の患者さんに向けた本というよりは、治療家さんに向けた本になっています。

 

聞き手:珍しいですね! だいたい整体院を営んでいる方が本を出版するとなると、患者さんに向けた本になりますが、伊藤さんの場合は治療家さんに向けた本を制作したのですね。

本の出版を決めた理由や本の意図をお伺いしてもよろしいでしょうか。

伊藤さん:そうですね。私自身学生の頃、整体師を目指して一生懸命勉強をしていました。

整体師になるための国家試験ってかなり難しいのですが、それでもここさえ突破すればその先楽しい仕事が待っているとワクワクしていました。

しかし、いざ仕事を初めてみると、学校で学んだことなんて全くと言っていいほど活きる場面なんてありませんでした。

実際現場で行うことは学校では教えてもらえないことばかりで、全てがゼロからのスタートでした。

そんな世界なので、そもそも技術というものが確立していなくて、理論のない施術で溢れていました。

なんの根拠もない施術をお客様にする毎日は、まるでベルトコンベアのような流れ作業のようなもので、とても苦しい思いをしました。

かつての自分と同じように、そんな根拠のない施術を行う毎日に嫌気がさし、辞めてしまいたくなる同業者の方たちに、せめて整体の柱を作り光を指してあげたいと思い、本の出版を決めました。

 

聞き手:整体というのは学校で学んだことと、実際に現場で行うことは全く違ってくるということですね。

今回出版した本は、今伊藤さんのもとで働く方たちにも向けて作成したものでもありますか。

伊藤さん:この本の内容は既に自分の従業員の方たちは知っている内容になっているのですが、これからの新人の教育マニュアルとして役立つだろうなと思います。

実際に私は今、現場から離れていることも多く全てを口頭で指導することが難しいのですが、これからは「あとはこれを読んでおいて」と本を渡すだけで完結するので、とても効率的に新人の教育が進むと考えています。

 

聞き手:それはいい使い方ですね! 全て自分で教えるとなると大変ですもんね。

聞き手:また実際に口で直接伝えるには言いにくいことも、本を使うことで間接的に言いづらいことも伝えることができるので、本を作成してみて良かったなと感じます。

 

聞き手:確かに教育上言いにくいことでも、言わなくてはいけないことってあるので本を使って伝えることができるのは良いですね!

本を出版してみて周りからの反応はいかがだったでしょうか。

伊藤さん:自分が思っていた以上の反応がありました。

まず同業者、異業者関係なく「本を出版した」という行動が「なんかあの人面白いことやっている」という印象を与えることに繋がりました!

特に私はこの整体の世界ではまだまだ若い方なので、今まで下に見られることも少なくなかったですが、本を出版したことで「なんかすごい人」という印象に変わった方もいました。

本を出版するだけでこんなにも周りからの印象を変えることができるんだと感じました!

また患者さんからの印象も「本を出版した院長」と信頼度が上がったように感じます。

「本の出版」は自分の印象アップや、会社のブランディング確立の強い味方になってくれると思います。

 

聞き手:やはり本を出版するという行動まで移せる方は多くはないので、周りからの印象も変わりますし、信頼度が上がるケースが多いですね!

「また何か新しいことをやっているな!」ということで人の印象にも残りやすくなりますね。

今回初めての本の出版だったとは思いますが、本を作成する上で工夫した点はございますか。

伊藤さん:整体の本となると、どうしても専門用語が多くなってしまうので、誰が読んでも分かりやすい本を作るためにイラストを多く入れて読みやすい本づくりを心掛けました。

 

聞き手:たしかにイラストが多くて、読みやすい本という印象を受けました。

知識がない方が読むと、どうしても想像が難しくなってしまう内容部分もあるかと思いますが、イラストを多く使うことで誰でも簡単にイメージしやすい本になりますね。

本の作成で大変だった点もあれば、お聞きしたいです。

伊藤さん:苦労した点は難しい専門用語や、専門的な内容をどうしたら上手く読者に伝えられるだろうかを考えることでした。

しかしその経験のおかげで自分の言語化する力を磨けたと思います!

また私自身普段物事を批判的にとってしまうところがあるので、誰が読んでも気分が悪くならない本を作ることを念頭に入れました。

感じ悪い言い方にならないように気を付けたのも、今回の本作成の一つのポイントでもあります。

 

聞き手:では最後に伊藤さんと同じように、整体師をしながら本を出版してみたいと検討している方も少なくないのですが、その方たちに向けて何かメッセージをお願いします!

伊藤さん:はい! まず本を出版してみたいと考えている方、本を出版することを強くおすすめします。

今回私自身本を出版してみて、とても満足度が高いです。

先ほどもお話しましたが、本を出版するとまずはそれだけでも同業他社、周りの方に「なんかすごい人」「ちゃんと仕事をしている人」という印象を与えることができるので、自分の印象や信頼度アップに繋がりますし、会社のブランディング確立にも大きく貢献してくれます。

またこの整体の世界はとても特殊で、学校で学んだことと実際現場で学ぶことが違うので、資格をとってもあまり意味がありません。

なので勉強を終えた後どこで修行をするかで、その後の人生が大きく変わってしまいます。

あまりその修行先に恵まれなかった人達は、この整体業界に理論を見出させずに、そのままフェードアウトしてしまう方も少なくありません。

そんな中で「本を出版してみたい!」と考えている方は、その時点で再現性のある理論を自分の中に構築して、規模がある程度拡大した接骨院だと思います。

費用的にも時間的にも余裕ができて、自分の中に理論や考え方、マインドがある方なら、本を出版してベルトコンベアのような流れ作業でくすぶっている方たちにぜひ光を与えて欲しいなと思いますし、救済の手を差し伸べることになるのでやるべきと思います。

 

聞き手:なるほど! 熱い思いに思わず鳥肌が立ちます!

本を出版してみようと検討している時点で、自分の中にしっかり理論を確立しているというわけですね。

伊藤さん:流れ作業をしていては、まず本を作るためのコンテンツさえないと思うので、やはり本の出版を検討しているのならそれだけ伝えたいことがあるということですね。

また今回私が出版した本も、今まで自分が勉強してきた100のコンテンツを10分の1に凝縮してお届けしたものですから、自分の頭の中にあるものを整理整頓する作業にもなったので、そういった点からも本の出版はおすすめです!

 

聞き手:本の作成の際に自分が今までインプットしてきたことを、また見つめ直す時間にもなるということですね。

今回は貴重なお話をありがとうございました。

これからも伊藤さんのご活躍を楽しみにしております。

伊藤さん:こちらこそ、ありがとうございました!

 

 

聞き手プロフィール:梶田洋平

出版ベンチャー企業「ラーニングス株式会社」の代表取締役。大学卒業後は証券会社に入社し、2つの支店で法人、リテールの営業活動に尽力。5年弱勤めて退社した後、出版事業を手掛ける会社を起ち上げる。これまで自身が著者で出版した本は16冊、読んできたビジネス書は3000冊以上。『出版を変える、出版で変える』を合言葉に、はじめて本を出版する企業や個人事業主の方を対象とした事業を展開。出版でビジネスを加速させるお手伝いに力を入れる。好きな本の分野は経営者の自叙伝やマーケティング、経営に関する実用書。愛知県名古屋市出身。趣味は読書とスポーツ観戦。

 

 

【無料資料】
知識0から本を出版する方法7step 

これから出版に取り組むかどうかを検討している方に向けて、出版までの手順を解説します!

  • 『出版の力』を知ろう
  • どのような目的で出版するかを決めよう
  • 出版方法を決めよう etc.

ダウンロードはこちら

投稿者プロフィール

久保木 彩子
新卒で羽田空港で働いた後、卒業旅行で興味を持ったバンコクへ移住しホテル勤務。
2年半のバンコク生活を終えて帰国した後、Webライターとして活動中。

【一言あいさつ】
将来は自分の書いた文章で、たくさんの人をHAPPYにできる人になりたいです!!
好きなことは絵を描くこと、代々木公園をお散歩すること、散歩している犬を触ることです♡