出版社が展示会に出展!? 企業出版専門だからこそ自社の本を活用するワケ

 

「マーケティング出版+プラス」を運営しているラーニングス株式会社は、2024年11月20日(水)~22日(金)に開催された「第16回コンテンツ東京」に出展いたしました。

 

これがラーニングスとして初めての展示会出展となります。

 

今回は、なぜ出版社が展示会に出展したのか、一体何を来場者へアピールしたのかなどをまとめました。

今後展示会に出展される方や企業出版について情報収集中の方のお役に立てる記事となっています。

 

ぜひ最後までご覧ください!

 

【監修者】
 梶田 洋平
 ラーニングス株式会社 代表取締役
大学卒業後は証券会社に入社し、5年弱勤めて退社した後、出版事業を手掛ける会社を起ち上げる。
大学時代からこれまで自身が著者で出版した本は16冊、読んできたビジネス書・実用書は3,000冊以上。はじめて本を出版する企業や個人事業主の方を対象に、出版でビジネスを加速させるお手伝いに力を入れる。

 

 

 

展示会とは

 

展示会は、出展社となる企業が自社の商品やサービスを紹介し、顧客を獲得するためのイベントです。

 

今回ラーニングスが出展をした「コンテンツ東京」は日本最大のコンテンツビジネス総合展で、コンテンツ制作、映像・CG制作、ブランディング、マーケティング、権利、IT、最先端の表現技術などが集結する展示会です。
メディア、エンターテインメントや企業の広報・マーケティング、商品企画部門の方々が来場し、活発な商談が行われています。

 

 

なぜ出版社が展示会に出ることになったのか

 

通常、出版社が自社で作った本を活用するために展示会に出展することはほぼありません。
もっというと、出版社が自社の本を出版することもほとんどありません。

 

なぜなら出版社は著者の原稿を本にして世に出すことが仕事だからです。
企業出版専門の出版社も数多くありますが、展示会に出ようとは考えないのではないでしょうか。

 

では一体なぜラーニングスが展示会に出展したのかというと、理由は2つあります。

 

1.ラーニングスが企業出版を専門としている出版社だから

 

企業出版とは、企業の経営課題を書籍を活用することで解決する出版方法のことです。

ラーニングスは創業以来、自社でも本を出版し、活用することで業績を伸ばしてきました。
自社を成長させるためにさまざまな戦略を考えて実行し、成功したものだけをお客様にご提案し実行してきたことが、信頼と実績につながったのだと自負しております。

※媒体名の「マーケティング出版」もラーニングス株式会社の登録商標です。

 

ただ情報を世の中に発信するのではなく、著者のビジネスに貢献できる本を作る、著者にとって頼もしいビジネスパートナーになる本を作り続けてきたからこそ、今の私たちがあるのです。

 

出版社としての立場しか知らないのではなく、著者の立場を知っているラーニングスだからこそ、この強みを活かしより多くの方に企業出版の良さを知っていただきたいと考え、出展を決めました。

 

2.展示会で配るための本づくりを依頼されることが多いから

 

名刺代わりの本、営業ツールとしての本を作り続けてきたからこそできる、「短時間の面談でも強い印象を残す本を使った営業ノウハウ」に価値を感じていただき、さまざまな業種・業界の企業様よりご依頼いただいております。

 

これまでは来場者として数多くの展示会に足を運び市場調査を行いましたが、せっかく自社で出してきた本があるのだから、展示会で本を活用して商談し、より著者の立場を理解しそこで学び得た知見を還元しようと考えました。

 

 

実際に出展をしてみた感想

 

展示会の様子

 

 

今回、実際にコンテンツ東京に出展をし、さまざまな発見や学びがありました。

 

一番大きく感じたのは、
著者の皆さんは展示会の準備に加えて書籍制作にもお時間を割いてくださっていたのか…
ということです。

 

8月に最新刊『顧客獲得のための出版マーケティング&企業出版の教科書』を出した後からの準備でしたが、想像以上にやることが多く、期間中も手分けして臨機応変に対応をしていました。

 

この経験から、ご負担を軽くして質の高い書籍が作れるよう、よりサービスに磨きをかけていかなければいけないな、と強く思いました。

 

また、ただ展示会に出展するのではなく、何を目的にして出展するのか、費用対効果を考えた目標設定が大切だとあらためて認識しました。

 

書籍を作る段階でも展示会で配ることを意識して本の厚みやデザインを工夫したり、中身もテーマごとに区切って話題を出しやすいようにと趣向を凝らしてきましたが、もっと踏み込んだことができるのではないかと考えております。

 

特に、展示会という商談することがベースにあるイベントのため、こちらの話を聞いてくださる方が想像以上に多かったこと決裁権のある方とのスピード感のある商談の実施など、普段の営業シーンではなかなか見られない展示会ならではのスピード感がありました。

 

本を渡したときも良い反応をいただけただけでなく、本を手渡した後にどのように商談へと進めるか、といったノウハウも溜まりました。

今後、自社で経験し成功した事例をもとに、お客様にとって最善のご提案をしてまいります。

 

 

また、展示会ならではの温度感を体験できたことも大きな収穫でした。

来場者の人数や属性、さまざまな目的でいらっしゃっている方とのコミュニケーションを通じて、どんな会話をするか、何をアピールするかはその時の判断次第です。

 

来場者側だと気づかなかった、出展社側同士のコミュニケーションや情報交換も、今後のビジネスに大きく役立つと感じております。

 

あらかじめどのような方とお話をするかが分かっている営業とはまた違った楽しさ、難しさ、成果がありました。

 

ラーニングスでは今後も積極的に展示会に出展する予定です。
出版の可能性を拡げるため、邁進してまいります!

 

 

ラーニングスが考える企業出版の未来について

 

ラーニングス株式会社は「出版の明日を創る!」をミッションとして掲げ、これまで300タイトル以上の本づくりのお手伝いをしてまいりました。

 

今後もラーニングスが創業以来積み重ねてきた「売上アップに繋がる本づくり」に磨きをかけながら多くの企業様のお役立ちができるよう、精進いたします。

 

企業出版のご相談や企画書の作成など、ぜひお気軽にお申し付けいただけますと嬉しいです。
詳細は下記をご参照ください。

 

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投稿者プロフィール

南川 佳世
ラーニングス株式会社
アドバイザー/ブックライティングサービス『ひよどり』サービス運営統括責任者

大学時代は近世文学を専攻。 日本語教師の資格を持つ。

200名以上の経営者、士業の専門家へのインタビュー経験があり、Webメディアを中心に記事を執筆。
書籍の企画~出版を行うだけでなく、出版記念のウェビナー等、イベントの企画運営も行う。

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