出版はハードルが高い?!やってみたら意外に出来ちゃったカウンセラーの話

今回はカウンセラーとしてご活躍されている吉野潤子さんにお話を伺いました。

最初は執筆が思うように進まず苦労されたのだとか。

何度も諦めかけた中、担当編集者の「ずっと愛せる本を」という言葉に感銘を受け、構成を何度も練り直し、ついに出版!

吉野さんが執筆し娘さんがイラストを書き、まさに親子で作り上げた本は、カウンセリングに訪れる方にも好評のようです。

「出版はとてもハードルが高い」と躊躇されている方は、ぜひご一読ください。

 

吉野潤子(よしの じゅんこ)
臨床心理士。公認心理師。
スクールカウンセラー。リレーションシップセラピスト。
運営するカウンセリングルーム・ホットミルクには、子育てに悩むママを中心に、人間関係・メンタルの不調に悩む方が多数訪れる。傷ついた感情を癒し、その人本来のパワーを取りもどし、「幸せな家庭」をふやしていくことが人生のテーマ。

 

聞き手:本日はどうぞよろしくお願いいたします。

まず、吉野さんのお仕事の内容をお聞かせ頂けますでしょうか。

吉野さん:現在週3日、中学校と高校でスクールカウンセラーをしております。また個人でカウンセリングもしており、心理学講座も開催しています。

 

 

聞き手:今まで出版を考えられたことはあったのでしょうか。

吉野さん:本を出してみたいという夢は前々からありました。今美術大学に通っている娘が中学生くらいの頃「私が絵を描いて、お母さんが文を書いて本を作りたいね」と話したことがありました。その時は現実味もなく、たわいもない会話の一部でしたが(笑)。

そのうちに、私が心理学講座の講師や、カウンセリングの仕事をするようになりました。

カウンセリングは悩みを抱えている方の話を聞いて共感や助言をしていきますが、多くは話を聞く時間に取られますし、そもそも知識を伝える場ではないんです。でも本当は、心のことを知識として学んで頂くと、問題解決がすごく早くなるし、色々な日常生活にも活かすことが出来るようになります。

講座も定期的に開いていますが、参加する事が出来る環境の方ってそんなに多くないので、今までの知識や経験をまとめたものが、本という形で残せたらいいなと漠然と考えていました。

娘との夢がいつか実現出来たら、という思いと、講座でお伝えしているような内容が目に見える形としてまとめられたら、という思いがあった所、御社からお話を頂き執筆することにしました。

 

 

聞き手:なるほど。娘さんとの昔からの約束もあって、執筆を決意されたのですね。

吉野さん:はい。でも現実的にできると思っていなかったので、今回もお話を頂いてから返信するまで、時間がかかってしまいました(笑)。自分が本を出すということにすごく抵抗があって、夢としてはあるけど実現できるものではないだろうと思っていたんです。

 

 

聞き手:迷いつつも、一歩を踏み出されたのですね。

吉野さん:そうですね。出版すると決めてからも、特に最初の数ヶ月は「やっぱり自分には無理だ」という思いと戦い続けていました。振り返ってみても、担当のNさんのサポートがなければとても成し遂げられなかったと思います。

 

 

聞き手:そうだったのですね。実際、原稿を書いていく作業はどうでしたか?

吉野さん:とても難しかったです。書くと決めてから、構想をまとめるまでに2〜3ヶ月かかりました。一つひとつのプロセスを進めるのも気が重くて、やっぱり無理だ、諦めようか、と何度も葛藤しました。

 

 

聞き手:悩みながらも書き進めていかれたのですね。

結果的に娘さんのイラストも入って素晴らしい本が出来上がったと思いますが、一番苦労された部分はありますか?

吉野さん:最初の1章目でつまずいてしまって、どうしても書き進められず苦しかったですね。私は今まで、締め切りまでには必ず提出するタイプだったのですが、今回ばかりはどうしても無理で、担当のNさんに「期日までに間に合わない」と謝りのメールをいれました。

その時、Nさんに「こういう時に無理して書いても愛せる本が出来ないので、ずっと愛してあげられる本を作りましょう」というメールをいただきました。その言葉にすごく助けられて、「ずっと愛せる本を作るんだ」と思った途端、気持ちが楽になり、するする書き進めることが出来ました。

あの時に無理に押し進めるのでなく、一旦受け止めてくださって、「なんのために本を作るのか」という根本的な部分を思い出させて下さり、ちゃんと受け止めてくださったのがすごく大きな支えになりましたね。

 

 

聞き手:無理して進める事なく、自分のペースを取り戻せたという訳ですね。

吉野さん:はい。それから一気に最後まで大枠を書く事が出来たのですが、今度はそこから読み手に分かりやすい文章にするために、細かい修正が入りました。

Nさんには丁寧に、ある時は厳しくチェックを入れてもらい、結局1章丸ごと書き直し、なんてこともありました。でもそこで根詰めて丁寧に見て下さったのもすごくありがたかったと思っています。信頼してお任せもできたので、とても感謝しています。

 

 

聞き手:出版された後、本はどのように活用されていますか?

吉野さん:カウンセリングに来て、本に興味を持ってくださった方に読んで頂いています。本のおかげで心について理解が深まるので、その後のカウンセリングをスムーズに進めていくのにすごく役に立っています。

 

 

聞き手:出版前は、執筆することに対してハードルが高い印象があったとの事ですが、出した前と後で出版に対してイメージが変わった所はありますか?

吉野さん:以前は「出版する人は特別な人なのだろう」と思っていたのですが、私のような未経験者でも可能なんだと思えるようになりました。

 

 

聞き手:執筆する中で反省点はありましたか?

吉野さん:今は「1作目ができた」という達成感の方が強くて(笑)。2作目以降の執筆は今の所考えていませんが、書くことになったら反省点はいくつも出てくると思います。

 

 

聞き手:まずは第1作目として、満足しているということですね。

では最後の質問となりますが、吉野さんと同じように出版に中々踏み出せない方がいらっしゃる中で、これから出版を考えている方に向けて、メッセージがあればお願いします。

吉野さん:そうですね。本という形にするとなると、「自分が書いた本なんて」と需要を感じられなく思ってしまう方もいると思うんです。でも案外、形にしてみると「そんな事全然知らなかった」、「とても役に立ちました」なんてお言葉を頂く事があります。

みなさんそれぞれスキルや伝えたい事を持っていらっしゃって、またそれは他人から見るとすごく価値のあるものです。自分が思う以上に周りの方にとって、助けとなる事があるので、ぜひ一歩を踏み出してもらいたいと思います。

 

 

聞き手:確かに「本を出版する」ということにハードルを感じている方は多いので、今回吉野さんの例を紹介させて頂き、その壁を乗り越えるきっかけになったら嬉しいですね。私も「誰かのためになる本」作りを手助けしていきたいと改めて感じました。本日はどうもありがとうございました。

 

 

聞き手プロフィール:梶田洋平
出版ベンチャー企業「ラーニングス株式会社」の代表取締役。大学卒業後は証券会社に入社し、2つの支店で法人、リテールの営業活動に尽力。5年弱勤めて退社した後、出版事業を手掛ける会社を起ち上げる。これまで自身が著者で出版した本は16冊、読んできたビジネス書は3000冊以上。『出版を変える、出版で変える』を合言葉に、はじめて本を出版する企業や個人事業主の方を対象とした事業を展開。出版でビジネスを加速させるお手伝いに力を入れる。好きな本の分野は経営者の自叙伝やマーケティング、経営に関する実用書。愛知県名古屋市出身。趣味は読書とスポーツ観戦。

投稿者プロフィール

佐々木 かずみ
佐々木 かずみ
新卒で大手旅行会社に入社し企画部に4年従事。
地方にはまだ知られていない観光資源がある現状を知り、地域活性化に興味を持つ。退職後、長野の乗鞍高原の宿にて宿泊業、東京に戻りインバウンド業界に転職し経験を積む。
現在、兼業ライターとして日々勉強中。
将来の夢は、日本全国を飛び回り、地方の魅力を発信するライターになる事:)
趣味は旅行と読書、犬の画像集め。

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