接骨院や整体院などの治療院と言えば、コンビニエンスストアや歯科医院などと同様に半径数キロ以内を商圏としたサービスというイメージがあります。

 

実際、街を歩いていても整骨院や整体院などを見かける機会が多いのではないでしょうか?

 

弊社は本の出版のお手伝いを事業としているのですが、実は整体院や接骨院等の治療院の先生からの出版の相談を非常に多くいただきます。

 

今回は、福岡県の大橋駅より徒歩15分という立地ながら全国から問い合わせがくる福岡らくらく整体院の高松栄伸さんの話を参考にさせていただきながら『治療院×出版』について紹介していきます。

 

「よく相談される深い悩み」×「自身の持っているコンテンツ」

高松さんはすでに2冊の本を出版されており、2冊ともオスグッドについての本です。

オスグッドは特に成長期において、成長する体と骨の関係から生じる症状で、高松さんの整体院にもよくオスグッドで悩まれている親御さんがよく来院していました。

そして、治療によってオスグッドの症状が改善するケースが多数あったことが高松さんの出版企画立案の際に役立つことになります。

 

「自分が何を書きたいか・何を発信したいか、よりも悩みがたくさんあるのに解決するための情報が少ないものをテーマに選んだ」

と高松さんは言います。

 

実際、企画を考える際にオスグッドについての本を調べたところ、1冊も出版されていなかったそうです。

「これは、多くの人の役に立つ」

そう確信して出版プロジェクトに取り組んだとのことですが、2冊の本を出版するとどうでしょう?

なんと、福岡県内だけでなく、全国から問い合わせが来るようになったとのことです。

 

本は広告と違って即効性はないものの長く効果を発揮してくれるので
「今も佐賀など、近県からの来院者が定期的に来てくれます」
とおっしゃっています。

そして、そのうちほぼ全ての人が「本を読んで来ました」と言ってくれるそうです。

 

悩みの深さと情報の非対称性

実は高松さん、オスグッドを専門にした整体院ではありません。

それこそ、来院する方のほとんどが腰痛や肩痛などということで、本人はよくある普通の整体院と変わらないとおっしゃいます。

 

それではなぜ本の題材としてオスグッドを選んだのでしょうか?

それは、何よりも情報の非対称性です。

 

スポーツに取り組む成長期の学生にとって、オスグッドは非常に大きな悩みです。

にもかかわらず、医者に行っても「どうすることもできません」と言われてしまうことが多いようで、人によっては満足にスポーツに取り組めなくなってしまうケースも少なくないようです。

深い悩みがありながらネットにも情報が少なく、医者に行っても諦めざるを得ないケースが多いのにもかかわらず、自分の知る限りは改善例が多数あること、これがロングセラー本の出版につながりました。

 

また、今回は情報を伝えるために本という手段を選びましたが、これにも理由があるようです。

 

「本は出しているだけで権威性が高まって信用度が大きくアップします」

とのことで、治療院の待合室で宣伝するのはもちろん、メルマガやブログなどで積極的な情報発信を続けています。

それどころか、実は次回作(3冊目)に向けても着々と準備を進めているとのことです。

 

費用は回収できました

自費出版で本を出版する場合、その売上印税で費用回収を図るのは賢明ではありません。

でも、本業の売上アップにつなげることを目的とするとどうでしょうか?

高松さんの場合は本の出版が集客やブランディングにつながり、結果として
「出版にかかった費用の回収はできました」
とおっしゃっています。

 

地域の方に愛されている整体院であるのはもちろん、それに加えてオスグッドをはじめとした成長期の体に関する悩みに強いというプラスポイントが福岡らくらく整体院の好調の秘訣のようです。

 

他との違いは発信してこそ意味がある

差別化が大切というのはよく聞いたことがある話です。

でも、他と違うということだけでは意味がありません。

 

情報を発信して、利用者に
「ここは他と違う」
ということをわかってもらう必要があります。

 

今回は、整体院の高松さんの話を紹介しましたが、高松さんは来院される方の悩みから自分の強みを見つけました。

そして、同時にそれをメルマガ、ブログ、そしてなにより本を通じて発信してきたことにこそ意味があるのではないでしょうか。

 

そして、強みの発信以前に、まず地域に根差した愛される整体院であることを忘れてはいけません。

基本ができた上での強みのプラスアルファということですね。

今回は高松さんにたくさん勉強させていただきました。

 

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