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【整体・接骨院】施術のノウハウや理論、心構えを治療家向けに出版

 

整体や整骨院は本との相性が非常によいと言われます。

あなたも
・家庭でできる身体のセルフメンテナンス
・腰痛に効くエクササイズ
・肩こりの治し方
といった本を見たことがあるのではないでしょうか?

今回紹介するのは、整骨院を経営する院長の本ですが、実は上記のタイプの本とは少し嗜好が異なり治療家に向けて書かれたものです。

その意図や効果について紹介していきます。

 

ブランディングにつながりやすい

 

今回は「累計75000人以上見てきたからわかる 結果を出す治療家がやること×やらないこと」を出版した株式会社Evergreen Medical/株式会社グリーンピース代表取締役の伊藤悠佑さんの話を紹介します。

伊藤さんは神奈川県の横浜と横須賀の二箇所にて整骨院を経営していますが、今回は患者さんではなく、治療家向けの本を出版しました。

 

その意図について伊藤さんは
「整体の現場で行うことは学校では教えてもらえないことばかりで、全てがゼロからのスタートでした。
毎日の施術は、まるでベルトコンベアのような流れ作業のようなもので、とても苦しい思いをしました。
だからこそ、かつての自分と同じように、そんな根拠のない施術を行う毎日に嫌気がさし、辞めてしまいたくなる同業者の方たちに、せめて整体の柱を作り光を指してあげたいと思い、本の出版を決めました」
と話しています。

 

伊藤悠佑(いとう ゆうすけ)
1991年神奈川県生まれ。現在は横須賀市と横浜市を拠点に柔道整復士として日々患者さんと向き合い治療を行っている。

「理論に基づいた施術」を信条とし、痛みの回復はもちろん、不調の原因となっている動きや身体の使い方、癖を見抜いて施術を行っている。最近では人間関係や考え方のセミナー講師としても活動し、多岐に渡る活躍を見せている。

 

新入社員のマニュアルとして活用

伊藤さんは、かつて苦しんだ自分のような治療家のためにという思いを込めて本を作って出版しましたが、出版後は新人の教育マニュアルとして使用しているようです。

 

伊藤さんの本には治療家としての在り方について書かれていて、施術のマニュアルとしての一面に加えて、どういう気持ちで患者さんに接するべきかについても丁寧に説明されています。

伊藤さんに話を聞くと

「私は今、現場から離れていることも多く全てを口頭で指導することが難しいのです。しかし、これからは「これを読んでおいて」と本を渡すだけで完結するので、とても効率的に新人の教育が進むと考えています。」

とおっしゃっています。

 

ブランディングにつながった

治療家向けの本を出版すると、患者さんに対してはそこまで訴求効果がないと思われるかもしれませんが、実はそんなことはありません。

治療家に対しての本を書けるほどノウハウがあるというのは、それほど技術を確立しているという裏付けになるため、非常に大きなブランディング効果を発揮できると考えられます。

患者さん向けの本が多いからこそ、治療家向けの本の方が効果を発揮しやすい可能性もあります。

 

伊藤さんは年齢が20代ということもあり、同業者の中ではかなり若いと言えます。

若いというのは少し未熟にみられてしまう可能性もないわけではありませんが、本を出版したことでそれほどの技術のある治療家という印象を持ってもらえます。

 

もちろん、実際に多くのリピーターが来て、2つの接骨院を開くほどの腕利きの治療院であるという前提があるからこそですが、その確かな技術力をアピールするという点において本が大きな役割を果たしてくれそうです。

 

本を出版した効果について、実際に伊藤さんも

「自分が思っていた以上の反応がありました。特に私はこの整体の世界ではまだまだ若い方なので、今まで下に見られることも少なくなかったですが、本を出版したことで「なんかすごい人」という印象に変わった方もいました。本を出版するだけでこんなにも周りからの印象を変えることができるんだと感じました」

と話してくれています。

参照>>インタビュー記事【施術家の方々に光を指す】理論に基づいた治療を見出した施術家の自費出版事例

 

コンテンツがあるのであれば出版はおすすめ

「私にはまだ本を書くほどのコンテンツはありません」
というのであれば、焦って本を出版する必要はないでしょう。

 

ただ、

「コンテンツはあるけど自分に本が書けるかどうかが不安」

という場合であれば、本の出版はおすすめできます。

 

分かりやすく伝えるのは難しいかもしれませんが、出版社と一緒に本づくりをする場合は編集者もいるので、書いた原稿を手直ししてもらえます。

執筆の時間が取れないというのであれば、ライターをつけるという手段もあります。

 

本1冊分に相当するほどのコンテンツや経験があるということであれば、きっと出版はブランディングやマーケティングの効果を発揮すると考えられます。

特に、長きにわたって一つの業界で経験を積んできたのであれば、書けるかどうかよりも、人に役立つコンテンツが本1冊分あるかどうかで考えてみてはいかがでしょうか?

 

投稿者プロフィール

梶田洋平
梶田洋平
出版ベンチャー企業「ラーニングス株式会社」の代表取締役。

大学卒業後は証券会社に入社し、2つの支店で法人、リテールの営業活動に尽力。
5年弱勤めて退社した後、出版事業を手掛ける会社を起ち上げる。

これまで自身が著者で出版した本は16冊、読んできたビジネス書は3000冊以上。

『出版を変える、出版で変える』を合言葉に、はじめて本を出版する企業や個人事業主の方を対象とした事業を展開。
出版でビジネスを加速させるお手伝いに力を入れる。

好きな本の分野は経営者の自叙伝やマーケティング、経営に関する実用書。
愛知県名古屋市出身。趣味は読書とスポーツ観戦。

近著:
「7日でマスター 株チャートがおもしろいくらいわかる本」(2017年ソーテック社)
「7日でマスター 投資信託がおもしろいくらいわかる本」(2018年ソーテック社)
「いちばんわかりやすい 60歳で2000万もらうiDeCo年金のはじめ方」(2019年ソーテック社)
「世界一やさしい 株・FX・投資信託の教科書」(2020年ソーテック社)

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